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涼太は翔太の声に弱い
さくまさんはめめの声に弱い
「今日のめめのあの曲の歌い出しはキュンキュンしたな」
ある日の打ち上げで
めめに何気に話しかけた
大好きだと伝えようかと何度も思いながら
この楽しい関係が崩れるのが怖くて言えなかった
て
キレイ事はここまで
酒に酔わされたさくまさんはめめに
告白というくだを巻いてしまう
さ「ん~~めめのばか なに良い声してんのー」
「さくまさん好きすぎて 死んじゃうんだぞ ♡♡」
さ「ん?」
気付いたら
誰の部屋だ?
さ「うわっ」
慌てて飛び上がる
め「急に起きると頭痛くなるよ はい」
水を持ってきてくれたのは
めめ
さ「ありがとう」
とりあえず水をもらう
さ「ねぇめめ? オレやらかしたよね?」
めめはソファに腰掛けたオレに視線を合わせて
めめ「たくさん オレが好きって叫んでたよ」
ニコニコとめめが答える
さーと血の気が引いていく
酒に負けたさくまさんはとうとう告白してた
め「今日は危ないから泊まって?」
さ「いやぁ これ以上めめに迷惑は」
め「帰らせないけど」
さくまくんはオレのものて自覚してほしいなー
め「お風呂入れそうになったら一緒にはいろ 」
さ「えぇ?」
め「いつも入ってんのに?笑」
そーいえば風呂友だった
告白が邪魔しておかしくなってるw
め「そーいえば さくま君さー」
さ「んーなぁに?♡ 」
めめはドキドキする
きゅるきゅるの可愛い瞳で聞いてくる
め「ずるいよね その瞳」
ちゅっ
さ「めめ?」
め「愛してるよ♡ それが答え 」
続けてめめは言葉を続ける
め「あと知ってたんだよね さくま君はオレの声が好きで 舘さんは翔太くんの声にドキドキしてたの」
さ「なんでー?」
この話 舘さんとオレしか知らないはずなのに
め「2人とも瞳きゅるきゅるだったもん」
翔太くん頑張ったから
次はオレがこの声で
さくまくんが離れきれない身体にしてあげる♡