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その瞬間体が宙に浮くような感覚を覚え、俺たちは意識を失った。
「…お…ろ!」
「おい!」
目が覚めるとそこは夢の中で見た景色が広がっていた。
「…✨」
「ようやく起きたか」
ヤクザのような人が隣にはいた。
「はい」
「…」
「敬語で話されると違和感しか無いから敬語外してくれんか」
「…なんでですか?」
「いや、お前の声といい、顔といいすっげぇ俺の知り合いに似てんのや」
「そうですか…そういえば貴方のお名前は?」
「…敬語外してくれやんのやな、、、俺の名前は金豚きょー。きょーさんって呼んでや」
「きょーさん、、、よろしくねっ」
敬語を外してみたが後から恥ずかしくなった。
「…ああ。よろしくな」
きょーさんも俺が敬語を急に外したため意表を突かれたような表情をしていた。
「いくぞ」
そうきょーさんは言うとふわっと羽のようなものを背中から出し、気がつくと夢で見た城のような場所についていた。
「えっと…言いたいことは山程あるんでs、だけど、、、きょーさんは人間じゃないの?」
きょーさんはあり得ないとでも言うような表情を見せた後、少し納得したような顔をして
「ああ。まあ、ここのセカイに来たいと言ったからには、その辺はきちんと理解してもらわんとな。」
少し間が空いてから、きょーさんは再び口を開いた
「昔話をしよう」
はーいおつ🐈