テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
852
k@
520
#死ネタ注意
k@
710
コメント
1件
第7話、読ませていただきました。odrkさんの「マフィアと同じ」という言葉がttさんに深く刺さるシーン、そして「大人しく死んだらいいの?」と自問する姿がとても胸に響きました。一方で、視点が切り替わって現れたafeさんの、妹のために必死に医療関係者を探す切実さも印象的です。誰かの正義と、別の誰かの事情――それぞれの正しさが交錯する構成にぐっと引き込まれました。続きが気になります。
tt「shidさんただいま。」
shi「お帰り、あれ?odrkさんどうしたんですか?」
odrkさんは俺の後ろで悲しそうな目をする。
od「だってぇ…しぇんぱいが…」
shi「ttさ〜ん?何したんですか?」
shidさんはキレそうな顔をしながら言う。
tt「いやいやいや!俺なんもしてないから!いや、まあしたけど、仕方なかったじゃん!」
shi「何したんですか?」
tt「いや〜ちょっと仕事でね、薬関係だったんだよ…」
shi「まあ、それなら仕方ないですか。odrkさんの気持ちもわかりますけど、結局多少は目を瞑らないと…」
shidさんはそう言ったがodrkさん普段に戻ることができない。
od「だって、こんなのやってることマフィアと同じじゃん…」
その言葉は俺の心に深く突き刺さった。でも、だからといってこれをやめるわけにもいかない。
tt「…確かにそうだ。でも、結局やらなきゃここじゃ生きれない。odrkさんはわかるだろ?」
od「うん…ごめん、明日はttさんだけで行ってくれない?」
tt「わかった。でも、明後日はちゃんと来いよ。」
od「…うん」
そんな会話をした後、俺は自分の部屋へと戻っていった。
tt「…マフィアと同じかぁ」
それは仕方ないと割り切っていた。でも、odrkさんはそれを純粋な気持ちで言ってくる。
tt「…じゃあさ、俺は大人しく死んだらいいの?」
やっぱり犯罪なんか、本当はしたくない。こんな稼ぎ方嫌いだ。
tt「shidさんは本気でマフィアを消すとかこの国変えるとか言ってるけどさ、そんな簡単な話じゃねえんだよ。」
国を変えたい。マフィアを無くしたい。そんなの俺も同じ。そんな簡単に出来るなら、とっくの前にやってるよ…
???「…何でこんな目に遭わなきゃいけないの?」
俺の目の前には人が意識をなくして倒れている。誰よりも大切で、唯一の家族が…
???「絶対…絶対いつか、俺がlrのこと治すから…」
俺の目は気づいたら涙を零していた。
いつも通りの朝、俺は家を出る。こんな薄暗いところに人が住んでるなんて誰が思うのだろうか。
???「…今日も探すか。」
俺の唯一の妹、lrは7年前、抗争に巻き込まれ、意識不明となった。奇跡的に息はあるが、いつまで続くか分からない。
???「早く…早く探さないと。」
俺に医療の知識は全くない。こんなところに捨てられたし、当たり前だ。でも、もしかしたらここに1人ぐらい、いるかもしれない。そんなわずかな可能性に賭けて、俺は今日も外を出歩くのだった。
しばらく経った頃、やっと人がポツポツ現れはじめる。俺はゴツい銃を片手に片っぱなし話しかける。
???「すいません。医療関係者知りませんか?」
通行人「すいません、どなたでしょうか?」
俺はため息をつきつつも正体を明かす。
afe「aferrです。そんなことより、知るか知らないか言ってください。」
俺は銃を構える。
通行人「すいません!知りません!」
そう言ってそいつはどこかへ走り去っていった。
afe「…何で誰も知らねえんだよ…」