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3 - 〜お兄ちゃんだからっ、!〜

♥

468

2022年08月15日

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『お兄ちゃんだからっ、!』


涼太「お兄ちゃんでしょ、?」


翔太「お兄ちゃんだからできるもんっ!」


辰哉side

辰哉「翔太〜!涼太〜!ちょっとこの野菜盛り付けてくれる?」

涼太「はーいっ!」

翔太「えーっ、だるー」


いつもの、ね、笑


涼太「ほら、翔太!お兄ちゃんでしょ?お兄ちゃんなんだからみんなのためにお手伝いしよ?」


涼太は俺たちを困らせたくない一心でいつもお兄ちゃんと言い聞かせてくれる、けどね、


翔太「またかよ、お兄ちゃんって、」

涼太「そうでしょ、?」

翔太「そうだけど、あー!もーっ、分かったやるよ、!」

涼太「偉い偉い(撫で)」

翔太「やめろよ、!(照れ隠し)」

涼太「ふふっ、笑」


こんなに小さいことでも、お兄ちゃんと言い聞かせる、今は素直じゃないけど聞いてくれる、今からついこの前あった話をするね、



照「翔太!涼太!ちょっと手伝って」

涼太「はーいっ!」

翔太「えーっ、めんど涼太だけでいいでしょ、盛り付け上手いし、」

涼太「お兄ちゃんだからお手伝いしよ?」

翔太「ねぇ、いつもいつもお兄ちゃんだから、お兄ちゃんだから、ってうるさい!そんなこと言うなら涼太が先に産まれればよかったじゃん、!」

涼太「涼太だって、康二と蓮と亮平と大介とらうのお兄ちゃんだもん、!」

翔太「俺はそれに涼太もはいってんの、1人多いだけでもお兄ちゃんってのは抱えるものが変わんの!」

涼太「涼太はいいと思うよ、?守るものが増えるから、ね、?」

翔太「でも!俺は大変なの、!!!!」

涼太「ん…..っ、」

翔太「だから勝手なこと言わないで、!俺だって、お兄ちゃんになりたくてなったんじゃないもん!!」

涼太「翔太っ…グスッ(泣)」

照「翔太〜?涼太〜?どうしたnっ、てっ、どうしたの?!」

照「辰哉っ!」

辰哉「どうしたの?てっ、涼太、どうしたの?」

涼太「ままぁ、(泣)」

辰哉「涼太、どうしたの?(抱き締める)」

涼太「翔太が、お兄ちゃんになりたくなかった!って…グスッ(泣)」

照「翔太そうなの?」

翔太「だって、お兄ちゃんでしょって、?なんで俺だけ言われなきゃいけないの、?涼太にも言ってんの見たことあるけどほぼないじゃん、お兄ちゃんって理由でなんでもやらなきゃいけないなら、お兄ちゃんになりたくなかった、」

照「そっか、辛かったよね、ごめんね、(抱き締める)」

辰哉「翔太…ごめんね、(撫で)」

涼太「翔太っ、ごめんね、」

翔太「こんな俺でもお兄ちゃんでいていいの?(泣き目)」

照「パパとママは翔太には1番上のお兄ちゃんでいて欲しいな、、」

翔太「分かった、」





上の2人にはほんとに、頼りっぱなしだな、親として直さないと…。


〜2日後〜

翔太・涼太・康二・蓮「ただいまぁ!/ただいまぁ、」

辰哉「おかえりっ!」

蓮「サッカーしに公園行ってくる!」

辰哉「気をつけてね!」

蓮「はーいっ!」


辰哉「ママ、大介と亮平お迎え行ってくるけどみんな待ってる?」

康二「こーちゃんいくっ!」

辰哉「翔太と涼太は?」

翔太・涼太「待ってる!」

辰哉「分かった!あっ、らう寝てるんだった、」

涼太「15分ぐらいでしょ?見てるよ!」

辰哉「大丈夫…?」

翔太「大丈夫じゃん?」

辰哉「なんかあったら玄関にある電話の1って言うところ押して?そしたらママと電話できるから、!」

翔太「知ってるっ!」

辰哉「じゃあ頼んでいい?」

翔太・涼太「うんっ!」

辰哉「じゃあよろしくね!」


翔太side


〜5分後〜

らうーる「ふぇっ、ふぇっ、うわぁぁぁん!」

翔太・涼太「らう!」

涼太「らう、どうしたの?(抱っこする)」

涼太(ん?らう熱い、?)

らうーる「うぁぁぁぁあん!!」

涼太「翔太っ、らう熱い気がする、」

翔太「えっ、熱、?体温計持ってくる!」

涼太「うんっ、」

翔太「はいっ!」


ピピピッ、ピピピッ、(体温計)

翔太「38.9℃…」

涼太「熱高いね、らう、しんどいね、」

らうーる「ふぇっ、ふぇっ、(泣)」


これ、大丈夫、?


俺と涼太だけで大丈夫…?


涼太「翔太、ママに電話!」

翔太「わ、分かった!」


プルルルルプルルルル(電話)

辰哉「どうしたの?!」

翔太「ままぁ、らうが、熱だしちゃった、」

辰哉「えっ!何℃?」

翔太「38.9℃…」

辰哉「たかっ、!今、幼稚園迎えに行ってる、すぐ帰るから、ママがやってるようにぬるいお湯にタオル入れてそのタオルで体拭いてあげて、?」


えっ、俺にできるかな、?

涼太にやってもらえばっ!あっ、でも俺は1番上のお兄ちゃん、弟にやらせる前に俺が頑張らないとっ!!


翔太「…..分かった…!」

辰哉「よろしくね、?」

翔太「うんっ!」


翔太「よいしょ、よいしょ、(ぬるいお湯の入った桶を部屋まで運ぼうとする)」

涼太「翔太、?大丈夫…?俺も手伝うよ!」

翔太「涼太はらうのこと見てて!」

涼太「でも、」

翔太「俺!1番上のお兄ちゃんだからできるもんっ!」

涼太「分かった!怪我しないでね!」

翔太「分かった!」


お湯と、タオル!


翔太「らう、体拭こうね、!」

らうーる「ふぇっ、」

涼太「お洋服ぬぎぬぎするよ?」

らうーる「にゅぎにゅぎ?(泣)」

翔太「うんっ!ぬぎぬぎするよ!」

らうーる「んぅ、」

翔太「ぬぎぬぎ〜!笑ふきふき〜!笑」

らうーる「キャハハッキャハハッ笑」

涼太「ふふっ、笑」


翔太「じゃあ洋服でいないないばぁ!だ!」

涼太「いくよ〜?いないない〜?」

らうーる「ばぁ!!笑」

涼太「ばぁ!笑」


翔太「できたっ、!」

涼太「やったね!翔太!」

翔太「うんっ、!笑」


辰哉「翔太!涼太!大丈夫?!」

翔太「俺たちは大丈夫っ!」

涼太「うんっ!」

辰哉「らう、しんどかったね、ごめんね、」

辰哉「翔太、涼太おいで!(手を広げる)」

涼太「ぎゅーっ!!」

辰哉「翔太も!ぎゅーっ!しよ?」

翔太「ええっ、俺はいいよ、(照れ)」

辰哉「ほらっ!ぎゅーっ!!」

翔太「うわっ!笑」

辰哉「2人ともよくがんばったね、!!」

涼太「翔太がね!お兄ちゃんだからできるもんっ!って言って頑張ってた、それにしては俺はなんもやってないよ、笑」

翔太「涼太もずっとらうのこと見ててくれた!!」

辰哉「2人とも、さすがお兄ちゃんっ!!ぎゅーっ、!!(抱き締める)」

翔太「うわっ!ちょっと!笑」

涼太「ふふっ笑」


辰哉side

照が帰って来てその話をしたらたくさん褒めてた!笑



次の日らうは元気になりました!笑



照「翔太〜!涼太〜!手伝ってー!」

翔太・涼太「はーいっ!!笑」


さすがだね!お兄ちゃん!笑

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