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ブルーパール
53
あらすじ
こばわなでオメガバース、第5弾。
んほぉ系、♡゛喘ぎ、コンドーム、ナカイキの最中の射精。
しっかり致しているので🔞🔞🔞
その日の夕方。
小林は、少し前に宅配で約二日ぶりのまともな飯を、済ませていた。
今日の朝までは、和中が寝ている合間合間に、ストックしてあったインスタント食品で凌いでいた。
こんな時にも、しっかりと脳が食欲を促す物質を分泌することに、小林は一人苦笑を禁じ得ない。
リビングのソファで仮眠も出来たので、今日二度のセックスで消耗していた体力も、だいぶ回復した。
その後、通販サイトの当日配送で頼んでいた品物を、上の空で受け取って、まだ夢の中にいる和中を起こしに寝室に足を向けた。
親指の爪を噛みながら、番う、番わないとその事ばかりが脳裡を過ぎる。
もし、今までのセックスで子供が出来てしまっていたとしたら、勿論責任は取るつもりだ。
それが、番という形になるのかは小林自身にも分からないが…。
「兄貴ー?起きてくださーい、飯届いたんで食いましょー」
「ん…」
和中は薄らと瞳を開けたかと思うと、身体を揺すっている小林に両腕を伸ばし、首に巻き付け強く引き寄せた。
「あ、あに…」
「また、俺を抱くんだろう?」
そう言って、重ねようと唇を寄せてくる。
小林は首に和中の腕が絡みついているために、口付けを拒めずに渋々受け入れた。
チュクッ♡と音がして唾液が混じり、舌が絡む。
舌同士を戦わせている間、牡はこの時間が早く終わることを願っていた。
こんなことをされると、正直今の小林には困る。
和中が積極的でいてくれるのは、数時間前の小林には嬉しかっただろうが、今はだいぶ事情が異なる。
銀色の糸を引いて唇が離れ、改めて和中の顔を覗き込むと、その紅蓮の瞳はギラギラと、性への渇望に燃えている。
あの和中が、セックスの最中以外に、口付けを自分から求めてくることなど、ここに来てから一度もなかったのに。
どうやらヒートの具合が頂点に近いことで、理性を保つことが難しいらしいこと。
それに、小林が抱き続けたことで、起き抜けでも既にメスの本能が、剥き出しになってしまっているようだ。
フェロモンの香りも、どんどんと強くなっていくばかり。
猫の腕を外し、栄養補給のゼリー状の食品を通販で購入したので、食べて欲しいと頼む。
和中はすぐに抱いてくれない小林に、不服そうな顔をしていたが、やがて頷いてベッドを立った。
和中にもガウンを羽織わせて、リビングへ向かいソファに並んで座ると小林が幾つか差し出したゼリーの中から、彼がひとつ選んで手に取る。
それは、大豆の風味のもので、購入した商品の中で、一番質素な味しかしなさそうなものだった。
──兄貴はシンプルな味の方が、好きなんだな。
なるほど…と、うんうん一人頷いている小林に、和中はゼリーの封を開けて吸口を口に含んだが、食事に気が向かないらしい。
視線を小林の方へと、チラチラと寄越している。
そして、すぐにゼリーの吸口から口を離し、小林の唇を奪いに顔を近づけてくる。
手を小林の腰の中心にもやり、卑猥な動きで撫でていた。
咄嗟に小林が顔を背け、手も退けてやると、和中は苦しそうに、何故…とだけ言った。
和中を快楽に堕とし続けた小林は、自分が身勝手なのも充分に理解しているつもりだ。
だが、小林は気づいてしまった。
番う気があるかないか、自分でも分からない状態で子を成す…これ以上馬鹿げたことはないと。
もしこのまま無責任なセックスを続け、本当に子が出来た場合、和中と番うのかどうか…小林は揺れている。
番いたくないと言えば、嘘になる。
しかし、自分が和中の”弟分”という立場が重い。
ある面古風で頭が固いが、厳しくも優しい和中なら、仲違いや議論する場面が訪れたとしても、小林の意見を尊重してくれるというのも、分かっているつもりだが…。
番った場合、兄貴分と弟分というものに、生涯引け目を感じながら生きていくのかと思うと、不安なのだ。
しかし、これまで否定することしか出来なかったが、小林も薄らと分かり始めてはいた。
和中と身体を重ねる度に、フェロモンの香りに心を掻き回され、小林がラット状態になるのは、きっと彼が運命の…。
和中が寝ている間に、ネットで色々と調べた結果、そのような番に関することを、判定してくれる専門の機関があることを知った。
毛髪を一本ずつを送れば、遺伝子レベルで運命の番かがわかるらしい。
──兄貴が…蒼一郎さんが、運命の番なら…嬉しい。
運命の番として番えるとしたら、いくら和中の弟分だということに引け目は感じていたとしても…。
彼と生涯を共に出来る関係になれるのは、番う番わないと揺れてはいても、正直本心としては喜ばしい。
──それだけじゃない。
もし、その機関に依頼して運命の番でないと判断されたとしても、小林の気持ちが、和中に傾きつつあることは事実だ。
運命でないとしても、番になることも視野に入れなければならないだろう。
勿論、運命の番の方がより安心感は強い。
様々なしがらみはあれども、それらを全て取っ払ってしまうとすれば、これが小林の本音だ。
だから、小林は敢えて切り出すことにした。
和中と、もし運命の番なら…。
「兄貴、俺と運命の番か判定してもらいませんか?」
「…」
和中はただ、熱に浮かされたような潤んだ瞳で、小林を見上げている。
もう理性が切り刻まれて、形を失っているのだろう。
結局、それからも和中の食事は進まず、また寝室に帰る羽目になった。
仮眠したばかりだが、もう寝ると言い訳して、寝室のテレビの電源を入れ、ベッドに座る和中に好きなタイミングで寝るよう言った。
小林はリビングのソファで眠ろうと思い、寝室を出ようとベッドに背を向け離れようとする。
が、背後から和中の手が伸びてきて、ガウンの腰紐に手をかけられた。
「っ?」
和中は、尽きない泉のように湧き出てくる性欲に突き動かされ、腰紐を引いたその手を外そうする小林の肩を押して、ベッドへと押し倒す。
「ダメッスよ…」
小林が拒もうとしても、和中は諦めない。
ベッドの端に、腰を下ろしたように仰向けになっている小林の下肢に、馬乗りになった。
「シて…」
和中の後孔は、もう服越しにも分かるほど湿り気を帯びており、荒く呼吸をしながら前に手をやる。
先程裸で起きた時に、着せられたガウンの前を広げ、既に勃起した自身を自ら扱き始めた。
「んんん゛ぅ…♡♡」
必死に声を殺している姿と、更に強くなるフェロモンの香りに、小林の鼓動がドクッ♡♡と跳ね上がる。
不意に来たラットに、小林は思わず左胸を手で押さえて握りしめた。
このフェロモンの香りは、どこまで強くなるのか底が知れない。
どんなに拒もうとしても、和中のフェロモンの香りがそれを許してくれない。
猫のフェロモンは、牡の欲情を駆り立てる。
しかし、小林は奥歯を食いしばり。
──抱けない…抱いちゃダメだ…。
小林は拒みたいあまり咄嗟に、起き上がって和中の胸を突き飛ばしていた。
後ろに体勢を崩した猫は、ベッドから落ちそうになり、顔をくしゃりと歪め、眉を下げ一瞬泣きそうな顔をする。
──え、泣く?
しかし、和中は涙を零さず小林をただ見上げ。
「シて…お願い…シて…」
壊れたレコードのように、同じ言葉を繰り返し、ベッドの上で後退りする小林に迫る。
「出来、ないッス…」
抱けない小林も苦しいし、抱いて貰えない和中も辛いだろう。
「シて…小林のちんぽ…欲しい…」
そう言って、和中はすり膝でシーツの上を滑り、小林に寄ってきて再び下肢に跨ると、正面から抱き締めてくる。
小林の中にもある、脆い理性がオメガからの誘いと、鼻腔を擽るフェロモンによって倒錯的に流されていく。
──ダメだっ…!俺っ!
しかし、気づいた時には、噛み付くように唇を奪い、夢中で舌を絡めていた。
「ふっ♡んっ♡は…ぅ…♡」
和中の口端から漏れる、僅かな嬌声を聞きながら、小林は自らの牡に熱い血が巡るのを感じる。
顎を掴み、口付けの角度を何度も微調整しながら、和中の剥き出しの腰の中心に手をやり、扱いてやる。
「お゛っ…♡んぅう♡ふぅ♡あ゛ぁっ…♡」
ウィークポイントである裏筋を中心に、四本の指で包み込み、親指で根元から先端へツツーッ♡♡となぞりあげた。
すると和中の背筋が鞭のように撓り、思わず離れる唇を小林は身を乗り出して追う。
そのまま縺れるようにベッドへ倒れ込み、小林は下肢に跨っていた和中を組み敷き、その膝の間へ身体を入れる格好になる。
貪るような口付けは続いており、唇を繋ぎ合わせる間も猫の男の証への愛撫は忘れない。
前を扱かれる快感に、口付けられて上手く呼吸をつげない和中は、反射的に小林の胸に手を添え押し返そうと試みているが、力など入ってはいない。
「ぁあ゛…♡ん…ふ♡あ゛、ぅっ…♡」
小林の中の表面を覆っていた理性が、甘いチョコレートのように心から溶けだして、尽きない愛情と本能が顔を出す。
腕の中の猫を、心底愛おしいと思う。
抱いて、抱いて抱いて、フカフカの饅頭をふたつ並べたような波の狭間まで突き破って、抱き潰れるまで愛したい。
◇
和中は、己が強引に蕩かされず、初めからセックスに積極的になった途端、磁石のS極とN極を突き合わせたように急に距離を置いた小林に、疑問を持っていた。
ぺニスの形がナカで変わることから、ラットがセックスの度に、訪れていることは確かなのに。
でも、今口付けをくれるということは、また快楽をくれるということなのだろうと、それはつまり、愛し合ってくれることだと安堵を覚えた。
──…やはり、俺は小林に愛されたい…。
それは、ヒートだから。
今まで口付けで蕩けて理性を失い、半ば強引に抱かれていたが、これまでのセックスを経て、もう理性を持つ必要などないと思うようになった。
だから、今回からはもう恥などかなぐり捨てて、小林に迫った。
それに、ヒートのせいで日頃は理性的な和中の頭の中は、セックスのことでいっぱいになっている。
口付けで無理矢理蕩かされることもなく、とにかく繁殖行為を…とその衝動にただ動かされていた。
…もう、ヒートを免罪符にする…という思考は既に働いていない。
和中は、自ら小林を求め始めた。
しかし、小林は苦しそうな表情をして拒むばかりで、なかなか抱いてはくれない。
拒まれれば拒まれるほど、和中の中で小林を欲する気持ちが強くなっていく。
ヒートのせいだとは思う、思うが小林が抱いてくれないと、存在意義を失ったようで辛くなる。
触れて貰えないと、求めて貰えないと、まるで硝子の瓶に詰め込まれて、海に流されてひとり遠くを漂流していくような…そんな哀愁に包まれてしまう。
でもそんなことは、もうどうでもいい…と和中は思い直す。
──小林はこうして唇を重ね、愛撫をくれる…また一匹の獣に戻ったのだから…。
和中のギラギラ輝く瞳に映るのは、とても魅力的な牡…目にする度に無性に抱かれたいと思うし、その牡の理性を崩したことでそれが叶った。
強引に蕩かされてから始まるセックスばかりだったが、今回は和中自身から誘った。
抱かれている最中だけでも、我を忘れて小林に愛されたいと願う己がいる。
──物理的に、愛し合いたいだけ。
小林の心など無理に欲しいとは思わないし、彼が別の人間を抱こうとも別に嫉妬も抵抗も感じない。
ただ…。
ただ、小林のこの逞しい腕の中にいるのが、瞳に映るのが己ではないことに、酷く胸が軋む音を立てる。
しかし、この感情もヒートの間だけ…と和中は自分に言って聞かせる。
ヒートだから、擬似的に小林に思いを寄せているだけ。
ヒートだから、ただ物理的に小林と愛し合いたいだけ。
“[[rb:現在 > イマ]]“、己が彼の腕の中にいて、彼の瞳に映っていれば、問題ない。
ヒートセックスの真っ只中、正常な判断がつかない和中は、そんな思考に辿り着く。
あながち、間違ってもいない…と、和中は心の中でひとり頷く。
そう言い聞かせれば言い聞かせるほど、和中の中での虚無の感情は大きくなっていくばかりだった。
裏筋を親指で追い立てられると、射精感が花芯を迫り上がるのが分かる。
しかし、唇を塞がれているために、和中は上手く声に出来ない。
背筋を駆け上がる快感が脳を直撃し、猫の全神経を冒していく。
「〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
感度が今日二度のセックスの時より、更に鋭敏になっている。
射精一度一度が考えられないほどの快感だ。
ビュクビュクビュク♡♡と、小林の手の中で果てると、漸く唇を解放される。
「あ、♡♡あぁ♡♡あ゛はっ…♡♡」
射精の余韻で声を漏らしながら、頭の両側にある逞しい腕に縋る。
涙で視界が滲み、脳がヒクヒクッ♡♡とヒクついて、上手く思考が廻らない。
その間、牡の片手が口元でなにか動いた気がしたが、それについて、深く考えを巡らせているいとまなどない。
「き…もち…♡♡」
和中が気持ちいいと言う度に茶々を入れてきた小林だったが、今回に限って何も言ってこない。
顔を見上げると、酷く神妙な面持ちで何か思案に浸るように、暗い部屋の隅に視線を這わせている。
「こばやし…」
名を呼ぶが、小林はただ本能的に動いているらしく、表情がない顔で和中に視線をやった。
そして血の煮え立つ屹立を、既にガウンから取り出しており口を開けている菊の花へ、正常位から宛てがう。
「お゛っ!?♡♡おお゛ぉ!♡♡」
「すみません…優しくしようと思ったんスけど…無理そうッス…」
ズプププ…♡♡といきなり奥までハメられ、和中は思わず反り身になり、顔が跳ね上がった。
「あ゛!♡♡だめ!♡♡だめだ!♡♡いぎなりおぐ…♡♡だめぇ!♡♡ほぉお゛!♡♡」
排泄器官を肉棒で犯される異物感と、嫌悪、そして快楽への予感が綯い交ぜになり、全身のうぶ毛までが総毛立つ。
それでも隘路は充溢に満たされ、ミヂミヂ♡♡と悦ぶように締め付けてしまう。
すると、いきなり激しく腰を打ち付けられ、和中は違和感と快楽…真逆の感覚に挟まれ、弄ばれるように波に流された。
「お゛ーっ!♡♡やぁっ!♡♡ぎぼぢいぃっ…!♡♡お゛おぉ…ほぉ!♡♡」
それでも些かではあるが快感が勝ち、和中は声を上げながら、顔には悦喜の笑みが上っている。
何度も奥を貫かれ、ふっくらと腫れ上がった襞の波間にゴチュンッ!♡♡ゴチュンッ!♡♡と当たる。
ナカイキへの快感が膨張を始め、そしてそれを和中自身にも、とめることは出来ない。
小林の表情がないことが気にかかったが、そんな思考もすぐに快楽に呑まれていく。
ドチュンッ!♡♡と一際きつく波間に向けて突かれ、和中の中のナカイキへのメーターが突然振り切れる。
「おごっ〜〜〜〜!!♡♡♡ら゛、めっ!♡♡おおぉ゛!♡♡いぎなり゛っ!♡♡づよぐづいぢゃ!♡♡ ぉおお゛おほっお゛〜〜〜〜!!♡♡♡」
小林はナカイキしている和中を何も言わず、冷静な目で見ている。
瞳が反転し、視界が白黒して安定しない猫は、そんな冷たいとも言える小林の視線の中、感じている自分が酷く滑稽にも思えた。
◇
白目を剥いて、ナカイキした和中を静かに見ながら、小林は彼への愛を確信していた。
これはラットだからではなく…本物の愛だと。
──俺、蒼一郎さんが…好きだ。
だが、いざ項を食むとなると、怖い気もする。
人と恋をしたことなど山とある。
この気持ちもその山ほどの恋のひとつでは…と疑る気持ちも未だ燻っている。
──もっと相性のいいオメガが、他にいるのかもしれない…でも、でも…。
それに肝心の和中が、自分のことをどう思っているかも気になった。
ただ、ヒートで繁殖本能という欲望を満たすために、自分を利用しているのか、あるいは…。
迷っている間に、ナカイキの去った和中の紅蓮の瞳が戻ってきて、次の快楽へ身構えている。
ラットで形を変えたらしい屹立を引くだけ引いて、また最奥へ尖端を烈しく叩きつけた。
「かっ…!?♡♡はぁぅ!!♡♡」
ビクッ!♡♡ビクッ!♡♡と身体を痙攣させた和中の喉が反り、今朝残した噛み痕が真っ赤な傷痕になっているのが分かる。
「イ゛、イ゛ぐぅう゛うっつ〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
また白目を剥き、快楽に喜色満面の笑みを浮かべたままのアヘ顔で、ナカイキ絶頂を迎えた和中の腰が、小林の身体の下で上下に跳ねる。
小林の屹立は自分でも分かるくらいに、禍々しいほどに興奮して勃起し、ビキビキに反り勃っていた。
「はっ…♡兄貴…俺と番の判定受けてください」
熱を持った空気を、一薙ぎするような小林の声は、果たして和中の快楽で濁った耳と頭に、届くだろうか。
また、ズンッ!♡♡と奥を強く穿つと、和中の腰が戦慄き、いとも簡単に三度目のナカイキに堕ちる。
「あぁあ゛ああ゛〜〜〜〜!!♡♡♡らめぇ!♡♡イっら!♡♡んほぉおお゛〜〜〜〜!!♡♡♡ばっがり゛!♡♡な゛のに゛ぃ!♡♡お゛っおっおおぉ゛お〜〜〜〜!!♡♡♡」
小林はそれでも和中から、言葉を引き出そうとする。
「兄貴、俺と番の判定受けてください」
しつこいほど、念入りに、周到に、快楽で濁った頭をその快楽で責めながら。
「兄貴、俺と…」
「わ、がっだ、がら゛!♡♡うげる゛…がら…!♡♡ほぉお!♡♡だ、がら…も゛う゛…!♡♡」
「そうですか…」
和中が了承した途端、腫れ上がった襞の波間へ、またきつい突き上げを敢行した。
「おっお゛おぉ〜〜〜〜〜!!♡♡♡まらイっぐぅうう゛う゛〜〜〜〜!!♡♡♡」
再び白目を剥いた和中の背が、なだらかなくの字を描いて浮き上がり、連続のナカイキの沼に沈んでいく。
猫のナカが、ナカイキの影響でカッと熱を孕み小林はその熱さが、牡を介して己の腰全体にじわりと染み渡るのを感じた。
──まるで、身体まで燃え上がってしまいそうだな…。
そう、心の中で思いながら次第に体温が高くなっていくのを、実感していた。
トロトロ♡♡と、しこりを刺激され、猫は昨日の朝のように精液を花芯からも零し、終わらない前の絶頂にも苛まれる。
──ゴム…仕込んどいてよかった…。
実は、小林は和中にぺニスを挿入する直前、ソレにコンドームを被せていた。
先程、和中が朧気に感じていた小林の口元の手の動きというのは、ゴムの封を切っていたからだった。
安易に種付けだなんだのと、和中を巻き込んでしまったが、それが小林に出来るせめてもの彼への贖罪だった。
一度目の絶頂が近くなった牡は、妊娠の心配をせずに探り当てた襞の波間の薄らと開いている場所に、切っ先を突き立てる。
「おぉお゛お!!♡♡いぢばん゛…♡♡おぐぅ!♡♡ぜーじぢょうだい゛!♡♡おれの゛こぢゅぐりじゅいっち゛♡♡おじで!♡♡」
「押すのはいいッスよ♡」
──子供は作りませんけど。
子作りスイッチを押せと言われたので、小林は波間から抜けない程度に腰を引き、ガツガツガツ♡♡と強く襞を割り打ち付ける。
和中には、小林のその動きは想定外だったらしく、身体を捩って不満を訴えた。
「あああ゛!♡♡おれ゛の!♡♡こぢゅぐりじゅいっち゛!♡♡ごわ゛れる゛!♡♡れんだらめ゛ぇ!♡♡お゛っ♡♡ほぉ♡♡」
「っ!♡」
そこで、小林はゴムの中に一度目の射精をした。
カプセルの中で抜いている感が否めないが、これは和中への申し訳なさで装着したので、我慢もなにもない。
「ごばや…?♡♡あ゛!♡♡イ…?♡♡」
「イきました♡」
「なん゛れぇ?♡♡あづぐな…♡♡」
「ゴムしてるんでー♡」
小林の言葉に、和中は驚いたようで瞳を見開き、またイヤイヤと首を横に振る。
「やら!♡♡あ゛ぢゅぐないの゛!♡♡あぢゅいほう゛がいい!♡♡」
「今赤ん坊出来たら困るんで…」
「へあっ…?♡♡」
小林の葛藤を知らない和中からすれば、いきなりな方針変更だろう。
目を逸らしながら、小林は口早に。
「俺らが番になったら…また中出しセックスしましょう…」
和中は一瞬呆気に取られたようだったが、腰を引き襞の波の狭間をきつく突くと、その顔がメス色に蕩けるのが分かる。
「ああぁ゛あぁあ゛…!!♡♡ごむ゛あっでも♡♡ぢんぼ…♡♡ずごいのぉ゛…!♡♡」
ナカがヒクンッ♡♡ヒクンッ♡♡と波を打つようにヒクつき、剛直にピッタリと張り付く襞がキュウウウウ♡♡と締まった。
この具合のいい菊からは、愛蜜がとめどなく漏れ出し、シーツに染みを作っていく。
モチモチの襞の波間からぺニスを引き抜き、その波間の膨らみを、思い切り萎えない尖端で殴りつける。
「やっ♡♡やぁああ゛〜〜〜〜!!♡♡イ、イぐぅ!♡♡イ゛っひゃぅ゛ぅうう゛〜〜〜〜!!♡♡♡」
またナカイキしたらしく、和中は涙を流しながらメス猫のように悦んだ。
その間も、棹でしこりはしっかり抑えられているため、前での絶頂はしっぱなしだ。
ヂュッ!♡♡ヂュッ!♡♡と、愛蜜と牡が擦れる音を立てながら小林はピストンし、ヂュゴンッ!♡♡と立て続けにナカイキを誘うように、襞の波間を尖端で打ち付ける。
「イ゛、♡♡イ゛ぐイ゛ぐイ゛っ…ぅう゛う゛う゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡イ゛っイ゛っイ゛っつ〜〜〜〜〜〜!?♡♡♡」
間を置かずに連続でやってくるナカイキアクメの嵐に、和中は抗う術を持たずその狂おしいほどの快楽に、身を任せることしか出来ない。
白目を剥いて身体をビクつかせていた猫のナカが、快感の波紋のようにヒクヒクヒクッ♡♡と蠢く。
その感覚に、続けざまの頂点が近くなった小林は襞の波間を余裕なくなぞり、薄く開いている場所に尖端を乱暴に突き入れた。
すると、その触感を敏感に感じ取った和中の腰が、浮き上がる。
「あ゛ぁああ゛!♡♡お゛ぐぎだ!♡♡ぜーじほじい!♡♡お゛ぐにだじでぇ゛!♡♡」
和中はもう、快楽で何がなんだか、分からなくなっているようだ。
先程、小林がゴムを仕込んだことを告げても、そのことはもう既に頭にない。
ただただ、精子が欲しい、と繰り返す。
これも、ヒートの際の繁殖本能の成せる業なのだろう。
「だから、ゴムしてるんで無理ッス♡」
優しく言って聞かせてやり、小林自身も快楽の舳先に立ちながら、猫の眦に張り付いた金色の髪を丁寧に、指先で払ってやる。
と、思うとドビュッ♡♡ビュルルルル♡♡と、我慢できずに小林はコンドームの中に、二度目の射精を行っていた。
すると、思わず牡は腰に震えがくるほどの、快楽の余韻に襲われた。
──すげっ、ここまで気持ちいいのかよ…。
単に立て続けの射精だからかもしれないが、連続の頂点がここまで気持ちいいとは…。
一日に何度もラットになったせいで、感度が上がった…など、もしかしたらあるのだろうか。
牡の尖端の尿道口が射精の名残でクパクパ♡♡と、もっと精子を吐き出そうと、猫のナカ奥深くで開閉している感触が、伝わってくる。
和中がヒートのせいで、感度が上がっているその感覚を、垣間見られた気もする。
賢者モードが容赦なく襲ってくるが、小林はさながら明日の体力を前借りするように、腰の押し引きを続けた。
それでも硬度は失わない牡を、波間から引き抜きまた腰を引いてドチュゥウウ!!♡♡♡とふたつ重なった猫の襞を、力強く突き上げた。
「おぉ゛んおほっ…♡♡も、もっろ゛っ…!♡♡もっろ゛イがぜ…♡♡おっほぉお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
歓喜の言葉を口にしながら、すぐに絶頂し和中の瞳が六度反転して白目になり、身体がガタガタガタガタッ♡♡と激しく痙攣した。
ぺニスの形が変わっているのと、ゴムの容量を鑑みて、小林はあと二度ほどしか射精できないのを残念に思いつつ、和中には最後まで付き合ってもらう。
和中の頬は桃色に上気し、紅蓮の瞳が髪と同じ色の長い睫毛の下で白目との境を揺蕩って、キスの唾液で濡れた唇が艶かしい。
──やっぱり蒼一郎さん、むちゃくちゃエロい、よな…。
猫の表情に暫し見蕩れたあと、花芯に目をやると、溢れ続けている白濁でドロドロになっており、牡は思わず苦笑する。
「も゛、っどっ…♡♡も゛っどぎてぇ♡♡」
もっと、もっとと喘ぐ和中に合わせるように、襞の波間に狙いをすまし腰を引く。
剛直が引っかかるところまで引くと、また一挙に波間を正確にゴヂュュユユンン!!♡♡と撃ち抜く。
「おお゛おぉお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡んあ゛!♡♡イ゛ぐイ゛ぐイ゛ぐイ゛ぐぅ〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
またも和中は白目を剥き、ナカイキの快感に身体を痙攣させた。
ナカが呼応し、キュウキュウ♡♡とまるで悦ぶように、断続的に締まる。
猫は両の瞳にピンクのハートマークを浮かべて、弛緩した舌が口の端からはみ出している。
ナカの熱を伝播させられている小林は、汗を滲ませながら律動していたが、和中の額に目をやると彼も快楽の連続で玉のような汗をかいている。
触れている肌はしっとりと濡れて光り、瑞々しさを増しているようだ。
触れると吸い付くような白い肌に、生来のドSの小林はつい壊したくなる…そんな、狂おしい衝動に囚われた。
その間にも、和中は堪らない愉悦を訴えてくる。
「ぎぼぢぃの゛ぉ!♡♡おおお゛お〜〜〜〜!!♡♡♡ごんな゛!♡♡ずりゅい!♡♡」
和中の言葉に、小林は口の片端だけで笑い。
「狡いのは兄貴ッスよぉ♡この俺にゴムまでさせてー♡」
「あ゛!♡♡まっ…で!♡♡な゛、んが…!♡♡ま゛えあ゛ぢゅぅ!♡♡」
言葉と共に和中のナカが攣り、瞳が見開かれそれ以上声にならないらしく、口がパクパクとなにか言いたげに開閉する。
その様子の急な変化に、小林はハテナマークを頭の上に浮かべた。
次の瞬間、白濁を吐き出しながらプシュッ!♡♡プシャァァアアア!!♡♡と猫は盛大に花芯から大量の潮を吹いていた。
何度も達していたために潮を吹いたのだろうが、愛撫を施すことなく噴き出すことが出来るのだな…と小林はふむふむ…と頷く。
和中には初の体験で、これがなんなのか分からないようだ。
精子の混じった粘ついた潮を吐き出しながら、射精の快感と、潮を吹く快感も感じているようだ。
その証拠に、ナカがきつく締まる。
同時に、牡の屹立を後孔に突き込まれる感触にも何度も甘イきしているようで、腰が小刻みに震えている。
「お゛…おお゛…!♡♡イ、ぎながら゛…しゃぜーじでゆの゛に…♡♡なん゛がひんぼがらでで…♡♡あ゛あぁあ゛〜〜〜!♡♡ぎぼぢぃ…!♡♡」
和中の瞳が、次第に虚ろになっていく。
「お゛れの…あだま゛、だめ゛…になっひゃう…♡♡ごれ゛だめ゛、なや゛…ぢゅ…♡♡ほ、お゛、お、♡♡」
そこまで言って、和中は目は開いているが、呆然としたまま、死んだように動かなくなってしまった。
「もう兄貴は下の口もちんぽも快楽漬けなんで、頭がダメになってても無理もないッスね…」
まぁ、それがヒートってもんなんでしょうけど…と、小林はポツリと付け加えた。
意識が半分ない和中の耳に、その言葉が届くことはない。
そんな猫の頬を、牡は掌で軽く叩き。
「兄貴?おーい、兄貴ぃ?トンでるんスかぁ?あと、二回は俺に付き合ってくださいねぇ」
ギチギチに満ちた隘路を、充溢が引いていくとその肉をめくられる感覚に、和中の手足が攣縮しているのが見て取れる。
「ああ゛あ♡♡あぁあ゛…♡♡あっ♡♡」
当初に比べ量は減ったが、射精しながらの潮吹きは続き、噴き出すネバネバした潮汁が、和中の身体と小林の下肢を濡らしていく。
とうとう、潮吹きまでさせてしまった。
苦行のようなセックスはさせたくないことを、当初の目的を失ったことで気にしていなかった小林は、失敗した…と苦く微笑む。
◇
和中は、暗い世界の中を彷徨っていた。
ぺニスから何かが噴き出てきた途端、思考が別世界へと跳んだ。
下肢から突き上げてくるモノが抜かれていく時に、隘路の肉をめくられる感覚に、狂おしいほどその場所が熱を孕み身悶えしてしまう。
「起きて下さいよ!♡♡和中の兄貴っ!♡♡」
強い小林の声で名を呼ばれ、ハッと暗い世界から現実へと還る。
と、同時にズリズリ♡♡と小林が自らの快感を高めるナカコキを始め、猫は大仰なほど身体を仰け反らせた。
「あ゛!♡♡ぎも゛ぢぃ!♡♡ナカじゅりじゅり♡♡いい゛の゛ぉ!♡♡」
ナカコキにすら快楽を拾いだし、もう下肢の全てが性感帯になったようにすら感じる。
いつの間にか、花芯から噴き出していた白いものの混じった多量の体液は尽きたようだ。
その代わりに、名残の快楽だけがじんわりとした熱となって、和中のソレの根元から先端にかけて、辿られるように染み込む。
静かな部屋には、和中の嬌声と時折小林の言葉、そして愛蜜を牡が扱く音が響く。
「んはぁあ゛…!♡♡お、お゛がひくな゛…ゆ…♡♡」
◇
小林は三度目の射精が近く、猫の最奥から少し引いたところで律動を繰り返していた。
──気持ちぃ…。
ゴムの中とはいえ、極薄のタイプを使用しているせいか、剛直が和中のナカに擦れる感覚を多少鈍くとも、愉楽として感じられる。
達しそうになり、急いで和中の最奥を探って襞の波間にぺニスを挿入する。
フワフワの襞の感覚を、ゴムのせいで感じられないのは、少々残念だがそれも致し方ない。
「っつ〜!♡♡」
ゴムの中に三発目を放ち、ドクドク♡♡と牡が脈打つのを感じる。
残りのHPが射精一回分となった小林は、一息ついて和中の顔を覗き込む。
猫は虚ろな瞳のまま身体を痙攣させ、手足の爪先までそれが伝播し、ピクッ♡♡ピクッ♡♡と動くのみになっていた。
「お゛っ…♡♡…おお゛おっ♡♡…ほ、おお゛♡♡」
時折、愉悦に完璧に蕩かされたのか声を漏らすが、その声は発情しているメス猫の、上擦ったそれだ。
小林は身体を倒し、和中の首筋に幾つも紫色の口付けの花弁を散らしていく。
そして身体を起こして、不意に奥に突き進み、襞の波間に尖端をきつく打ち付けると、和中の腰が跳ね突然やってきたナカイキの暴風に身を晒す。
「んお゛っほっぉおぉ゛…!!♡♡♡ほおお゛お゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
「兄貴ぃ…♡」
和中は愉悦の涙を流しながら、首を大きく縦に振って哀願してくる。
「ごば…や゛じ…!♡♡おお゛おぉお゛〜〜〜〜〜♡♡♡お゛ぐちゅいでぇ!♡♡お゛っぎいひん゛ぽれ…もっろ゛お、ぐまれ゛!♡♡んぐぅう゛うう゛う〜〜〜〜〜♡♡♡ぐぢゃぐぢゃに゛…♡♡じで!♡♡」
これだけナカイキを立て続けに繰り返せば、さすがに快楽に懲りるかと思いきや、和中はまだまだ突けという。
現在の和中はヒートだ。
もし今快楽に懲りたとしても、いつでも牡を受け入れる準備が出来ており、そして交わることが可能だ。
連続の射精や、ナカイキに対して甘く崩れた言葉で嫌がることはあっても、厳しい口調で“やめろ“とは決して言わない…。
それは、やはりこれからもヒートに狂わされることを、暗に示しているのだろう。
「あと一発です…♡」
そう告げ、底なし沼のヒートの猫に、性欲の根比べで負けた気がして、内心参ったを言いたくなった。
牡はまた、抜けるだけ引き抜きズルゥウウウ♡♡と腰を大きくグラインドさせて、残りの残機ひとつの温存を図る。
次の瞬間。
速度のメーターが爆ぜたように、パチュンッ!!♡♡と腰を高速で律動させる。
高速の分、重さはないので和中がナカイキの波に呑まれることはないが、それだけ鋭く尖る剛直の尖端で、襞の波間を捏ねくり回すことは出来る。
その度に、猫には甘イきが襲うのだ。
和中は体力を削られているようだったが、続けざまに訪れる甘い絶頂感に嬉しそうに悶えている。
「あ゛♡♡おお゛っ…!♡♡ぎも゛ぢぃ!♡♡ら゛…め゛…♡♡じぬ!♡♡じぬ゛が…ら゛♡♡」
嬉しそうに悶える割に、首を大きく横に振り小林に死にそうだと伝えようとしてくる。
「死なないんで、いっぱいイってください♡ああ、もしかして、大きいのが欲しいとかですか?」
「ほぉお!♡♡ほじい゛っ!♡♡ひんぽじごじごじな゛がら゛…♡♡お゛っぎ…い゛や゛、づ♡♡おっ♡♡お゛ぉっ!♡♡ぢょう゛らい゛!♡♡」
充溢でめいっぱいに広がった隘路が、甘イきを享受するようにうねりを伴って、和中の言葉通りにもっと欲しがるようにヒクつくのが分かる。
その感覚に、小林はにっこりと微笑み。
「兄貴は正直ッスね♡」
しかし、強い刺激を与えすぎた…と、小林は後でろくでもないことにならないことを祈ることしか出来ない。
ヒートのオメガが、その後性依存になった…なんてことになったら、もうブラックユーモアだ。
高速のピストンを続けながら、和中のすっかり乱れた髪を雑に掻き上げてやった小林は、口付けを猫の顔のあちこちに落とした。
「ん…ふ♡♡」
一頻り唇を落とすと、次に唇を塞ぐ。
猫が牡の唾液を啜ろうとするが、それを阻止して舌を絡める。
「はぅ…♡♡ふぅう゛…♡♡」
瞳を閉じないキスをしている小林は、ジッと至近距離から和中の様子を、注視している。
猫のペニスに手を伸ばし握り込むと、一瞬身体が大きく身じろぐ。
すっかり蕩けた顔の和中は、唾液を貰えないと知り、絡めていた薄い舌を出したまま顎を引いて一旦口を離し、虚ろな瞳で小林の顔色を刹那だけ窺う。
その刹那の狭間、和中の視線に気づいている小林が片頬だけで微笑みながら首を僅かに傾げると、猫は照れ隠しなのか、すぐにまた唇を重ねにくる。
そして、また唇を奪い合い深い口付けに溺れていく。
ゴチュゴチュゴチュッ♡♡と、深く早い一定の抽挿は続けながら、器用に花芯を扱き和中の唇も貪る。
舌をチュウ♡♡と吸い出し、口内で愛でてやると少しずつ牡の唾液が、猫の口の中に零れ出す。
すると、和中の瞳が嬉しそうに細められ、少しでも多く小林の唾液を貰おうと吸いついた。
ズルゥウ♡♡と腰を引きズゴンッ!♡♡と、高速のピストンからいきなり重く襞の波間を突き、早いスピードで扱いていた花芯からドプドプドプッ♡♡と、多量の白濁が零れる。
和中の背筋が幾度も跳ね声のない、もう今日何度目か回数も分からないアクメを迎える。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!?♡♡♡♡」
身体がまた痙攣し、ナカの肉壁が痺れたように、激しくさざめく。
口腔内で絡む和中の舌が、不自然に硬直し小林はここぞとばかりにその舌に自らの舌を重ね、スリスリ♡♡と擦り付けた。
口付けの甘さに酔っている間に、小林は発作のように強烈な射精感がぺニスを競り上がるのを感じた。
「〜〜っつ!♡♡」
口付けは続行したまま、その衝動のままに精子をゴムの中にぶちまける。
再びやってきた賢者モードに身を委ねながら、和中の好きな“一番奥“には、突き立ててやれなかったことを少しだけ悔やんだ。
唇を離し、ズルリ♡♡とコンドームのハマったぺニスが、肉筒から吐き出され既に意識朦朧の和中の身体が、ヒクッ♡♡ヒクッ♡♡と、震えている。
「あ゛あ゛っ!♡♡」
すっかり掠れてしまった和中の声に、朝から三度も身体を重ねればそうもなる…と、小林はひとり納得するように一度だけ頷いた。
コトを終えると、失神に近い速度で眠りに落ちた和中だったが、その腕はしっかりと牡の身体に回されている。
恐らくヒートのせいだろうが、擬似的とはいえ猫の愛のようなものを、確かに感じる。
あたかも、自分の好きなぬいぐるみを、寝ている間も独り占めしたがる子供のようだ。
──俺の運命は、この腕なのだろうか…。
優しく微笑みながらも、小林の自問自答は続く。
情事の最中ではあるが、番の判定を受けると、和中から確かに約束を取り付けた。
番かどうかを判定してくれる機関は、調べたところ最近設立された民間の運営する機関らしく、サイトで判定検査を実施する過程が、丁寧に写真つきで紹介されていた。
口コミを読んだ限り評価も高く、信頼が置けそうだった。
最近設立されたのならば、あまり知られていないのにも納得がいく。
快楽に疲れきった和中の眠りは深そうだが、起きてきたら手続きをしなければ。
その前に、和中に小林と番う気があるか、彼自身の意思確認も忘れずに行わないといけない。
番の判定の機関の手続きは、ネットで可能らしくスマホのNFC機能で、運転免許証などを使用し身分の確認をするらしい。
そしてその後、郵送で髪の毛を送るだけというものだという。
判定結果は判定の混み合い具合にもよるが、最短で二日ほどで封書で返送されてくるそうだ。
結果が早急に出せるのは、公官庁の所謂お役所仕事などではなく、民間の機関だからこそ可能なのだろう。
むしろ民間の方が、公的な機関とは違って職業などのことについて、色々深いところまで詮索されずに済む。
費用は一般的な属性判定とは違い保険適用外なので、それなりにかかるらしい。
元々オモテの世界の保険云々など使える稼業ではないし、和中と運命の番かどうかが分かるなら、幾ら出しても惜しくはない。
その間、和中がヒートに狂わされれば、またコンドームをして抱けばいい。
小林は着ていたガウンを、和中の腕が外れない程度に毛布の中で整え、優しい笑みと眼差しでその穏やかな寝顔を、間近な距離から飽くことなく眺めていた。
続く…
コメント
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ああ〜第14話、読み終わったよ〜!🌸✨ もうね、小林の「番の判定受けたい」っていう決意、すごく響いた!ずっと弟分としての立場に引け目感じてたのに、それでも和中のこと想う気持ちが勝ってるのが伝わってきて胸が熱くなったよ😭💕 そしてヒートでどんどん積極的になる蒼一郎さん…ギャップにやられすぎて息できないっ!!あの「シて…お願い…」ってセリフ、脳裏に焼き付いて離れないんだけど?!🥺💦 コンドーム使ってる小林の誠実さも良かったな…次が気になりすぎるよ、続き待ってる〜!!⋆♡