「晴さんだったら」
晴(はる)さんがうちに来てくれた翌週の月曜日。
テストが終わったお疲れさま会ということで、私とあかねは放課後に街へ遊びにきていた。
「美穂(みほ)、そういえば学生マリッジサポートは退会できた?」
「あっ、うん!晴さんがうちの両親にあいさつしに来てくれてね。お父さんたちにお付き合いを認めて欲しいって、話してくれて……」
「そうだったんだ……!よかったね!」
まだあかねにその話をしていなかったから、「詳しく聞かせて!」と興味津々だ。
話すのはどこか照れくさかったけど、晴さんが親に言ってくれたことや、両親の様子も伝えると、あかねは「わぁっ」と興奮した様子で笑ってくれた。
「そっかぁ、お父さんたちも認めてくれたんだね。晴さんと順調そうで、ほんとによかった!」
あかねはぎゅっと私の腕にしがみつき、下から顔を覗きこむようにして笑った。
(あかね……)
あかねは***********
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