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月夢さん、第3話読んだよ〜😭💕 主人公の「存在を消すように生きてきた」背景とか、初めてお父様に頼まれて嬉しかったのに、それが才能あるペイントさんとの比較で嫉妬や自己嫌悪に変わっていく流れがめっちゃ切ない…。しかも父親は“期待”じゃなくて“失望するな”ってプレッシャーかけてくるし、もう胸がぎゅっとなる。 「僕だって愛されたい」って本音にグッときた。しにがみ君の過去重めなのがますます気になる…次が待ち遠しいよ🌸
続きです!
思ったよりたくさんの人に見てもらってびっくりしてます……!
ロリコッタ家の庭は、朝の光を受けて淡く揺れていた。
僕はここが好きだ。だってここは僕を責めたりも呆れた目で見ることもない、、僕をやさしく抱きしめてくれる場所なのだから……
でも、僕はここでも使用人の影に紛れるようにして立ってしまう。だって、背を丸め、存在を薄くしようとする癖が、もう身体に染みついてしまっているのだから。
ロリコッタ家では、三男の僕は“いないもの”として扱われてきた。
魔法も、平民でも使える程度のものしか発現せず、名家の子としては失格だと、ずっと言われ続けてきた。
誰も僕に期待なんかしていない。いっそのこと、ここから消えてしまいたいとまで考えていた。
だから今日も、息を潜めていた
誰の視線にも触れないように
誰にも気づかれないように
だが、もうひとつ自分には理由があった。
2週間後、名家同士で顔合わせがあるらしい。そこにパトリナッサ家の息子さんが来るらしい。
そしてお父様には
『お前は役立たずなのだから、今回ばかりは失望させるなよ』
と言われた。
正直それを言われたときは嬉しかった。初めてお父様が僕に頼み事を出してきてくれたのだから。
だからその相手を僕は一生懸命調べた。お父様に褒めてもらうために、その子と仲良くなってお父様に認めてもらうために……
だけどそんな僕の期待は打ち消された。
その子の名前はパトリナッサ・ペイント。
そのペイントさんはこの国で指折りの魔力を持っているだとか、そして将来有望なパトリナッサ家の跡継ぎなのだそう。
それに、その話を話している人たちの顔はとてもうれしそうで、、僕とは違い、愛されているのだなと思った。
僕はそんなペイントさんに憧れと同時に、黒い感情が出てきた。
僕があんな能力を持っていれば、
僕だって普通の人より魔力は多いはずだ、
僕もあんなに愛されたい、好かれたい。
嫉妬、憎しみ、悲しみと、色々と気持ち悪い感情が出てくる。
そんな感情が出てくる自分に嫌気がさす。
だから、今日の名家の顔合わせは自分には億劫だった。
ペイントさんに会えばきっと自分は嫉妬で狂いそうになるだろう。だってペイントさんは僕とは違って、才能にあふれた人なのだから……
しにがみ君は暗い過去を持っていれば持っているほどいい……!
あとぺんさんへの憧れがあったらもう私の好みにドストライクですね…
この作品は私の性癖で書くかもしれません……