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コメント
6件
🩷めっちゃ💚の心配してててぇてぇ
お互いのためを思って行動できるabskが尊い✨
あーなるほどね〜。第3話、めっちゃ良かったわ。阿部ちゃんの「大丈夫」が信用ならないってとこ、めちゃ刺さる。佐久間のツッコミとゼリー飲料の引き出し、細かい気遣いがリアルで泣ける。会社での徹底した定時退社スタイルもカッコいいし、エレベーター前とか帰り道の自然な距離感に「ああ、幼馴染ってこうだよな」ってしみじみした。最終話かと思ったら次「mmkj編」って…続き気になる!😊
side.🩷
俺の幼馴染は、すごい。
19時40分。
🩷〚阿部ちゃん、進捗どう?〛
💚{あと2つ。}
🩷〚資料?〛
💚{そう。あと5分待って。}
阿部ちゃんはパソコンの画面から目を離さず、淡々と答えた。
定時は20時。
つまり、あと20分。
俺は時計をちらりと見る。
🩷〚今日もちゃんと帰れそうだな…〛
💚{帰るために頑張ってるから}
彼は真顔だった。
🩷〚そっかそっかー。〛
阿部ちゃんは昔からそうだった。
効率がいい。
無駄が嫌い。
やるべきことは先に片づけ、
残業というものを極力避ける。
仕事ができるのは確かだし、
彼が担当している仕事はほとんど、
遅れたことがない。
ただ。
🩷〚あーべちゃーん。〛
俺は阿部ちゃんの顔を覗き込んだ。
🩷〚今日、昼飯ちゃんと食った?〛
💚{食べた}
🩷〚何食べた?〛
💚{…クリスプ、}
はぁっ??
いくら仕事重視といえ…
🩷〚ねぇ〛
🩷〚それ、食べたうちに入らないよ。〛
💚{俺は入る}
🩷〚入っちゃダメ〛
即反論してやった。
阿部ちゃんがようやくデスクから目線を放す。
💚{…帰ろ。}
🩷〚誤魔化さないで笑〛
🩷〚俺は阿部ちゃんが
ちゃんと食べてないから心配してんの〛
💚{大丈夫だから}
🩷〚おれっちはその“大丈夫”を信用してない!!〛
俺はそう言いながら、
自分の机の引き出しを開けた。
中から、小さなゼリー飲料を取り出す。
🩷〚はい〛
🩷〚非常食。〛
💚{…なんで持ってる?}
🩷〚阿部ちゃんが食べないから〛
💚{…ありがと}
彼は少しだけ顔をしかめながら、
ゼリー飲料を受け取った。
🩷〚どういたしまして。笑〛
そのやり取りを、少し離れた席から見ていた翔太がぼそっと呟いた。
俺には聞こえちゃったもんね、!!
💙《彼奴ら付き合ってんのか…?》
🧡〝ただの幼馴染やで〟
💙《いや、距離感おかしくね?》
🤍‹いつも通りです›
翔太は何とも言えない顔をした。
💙《俺も、涼太と…》
🤍‹部長、仕事してください›
ラウに冷静に遮られてる。笑
19時55分。
阿部ちゃんがキーボードから手を離した。
それは終業の合図。
💚{終わった…}
🩷〚やった!!〛
俺もほぼ同時に立ち上がる。
🩷〚帰ろ帰ろ!!〛
俺らが鞄を手に取った、その瞬間。
🧡〝あ…阿部さん、〟
康二が駆け寄ってきた。
おっと…?これは阿部ちゃん…
🧡〝すんまへん、
これ確認してもらっても―〟
💚{明日で。}
うん。やっぱりそうだ。
彼は即答した。
🧡〝へ…?〟
💚{定時すぎたから}
💚{時間外労働はしない。}
🧡〝でっでも…5分だけ、〟
💚{明日朝1番で確認するから、笑}
阿部ちゃんはにっこり笑った。
怖いよね…
天使みたいだけど言ってること悪魔だよ…笑
🧡〝…はい、〟
康二は阿部ちゃんの圧に対し、
何も言えなかった。
いつも通りというべきか。
🩷〚流石阿部ちゃん。〛
🩷〚ブレない笑笑〛
💚{申し訳ないけどね笑}
🩷〚んじゃ!!〛
🩷〚お疲れ様でしたぁっ!!!!〛
side.💚
2人で並んで廊下を歩き出す。
エレベーターを待っている間。
🩷〚阿部ちゃん、今日も優秀だった笑〛
💚{佐久間もナイスサポート。}
佐久間はそう言った俺を見て、
楽しそうに笑っている。
会社を出て、駅へ向かった。
夜風が少し冷たい。
🩷〚阿部ちゃん、夕飯何食べる?〛
💚{佐久間が好きなの}
🩷〚それ一番困る笑〛
💚{じゃあ佐久間が決めてよ笑}
🩷〚…ラーメン。〛
💚{却下で。}
🩷〚なんでだよっ!!!〛
佐久間にバシバシと叩かれた。
でもそこまで強くない。
やっぱ優しいなぁ。笑
💚{ラーメンは明日}
🩷〚じゃあ定食〛
💚{いいよ}
即決だった。
佐久間またが嬉しそうに笑う。
そして自然に、手を取られた。
それもいつも通り。
🩷〚じゃあ行こう!〛
少し歩いて。
また小さな雑談。
🩷〚阿部ちゃん〛
🩷〚今日も定時退社できてよかったね〛
💚{うん。}
🩷〚明日も絶対定時ね。〛
💚{約束する。}
💚{だから、明日も頑張らないと。}
🩷〚…頑張りすぎないことね。笑〛
💚{俺は大丈夫}
🩷〚だから、
その“大丈夫”は信用ならないんだって笑〛
ほんとに…優しいな。
2人の笑い声が、夜の街に溶けていく。
会社では、俺は完璧な部長。
効率第一で、定時退社を何より優先する男。
その隣にはいつも、幼馴染であり、
誰より俺の体調を気にかけてくれる佐久間がいる。
きっと明日も。
20時になれば、2人で並んで帰る。
それが俺らにとって、当たり前の日常だった。
fin.
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