テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
132
15
🐐.
101
151
そしてやっとこの日が来た
自殺する日
僕はベランダに向かった
今までありがとうという気持ちを持った
ついに落ちた
ベチャッという音が鳴り響いた
これで僕は辛いことなんかない
するとみんなが集まってきた
「きゃー!」
「早く処置しろ」
という声が響く
すると息子の声が聞こえた
「お父さん!」
息子が僕の手を掴んだ
「そこの君!離れなさい!」
「やだ!!」
なんで俺はこんなことをしてしまったんだ
心の奥でそう思った
コメント
1件
うわ……読んでいて息が詰まりました。一瞬の衝動で決断したはずなのに、息子さんの「お父さん!」の声で「なんで俺は」と後悔する——その心理の揺れ動きが切実で、胸が締め付けられました。シロミさん、この重さと温度を短い文章で描ききる構成、本当に巧いです。続きが気になります。