私の名前は夏鈴。夏に産まれたからそう付けられたらしい。
今日は10歳の誕生日。自分の家族について作文を書く宿題が出た。
筆は進んだ。
「私のお母さんは、とても私のことが大好きです。」
「でも、怒るとすごくこわいです。」
極普通の内容。
これを見た先生はどう思うかな。
あぁ、先生に会ってみたいな。
解説
まず、登場する、「お母さん」というのは本当の母では無い。幼い頃に攫ってきたのだ。そう、蒸し暑い夏の日に。
その女は「先生」という架空の人物を作り、自分のことをどう思っているのか聞き出そうとしたのだろう。当然架空の人物なのだから、夏鈴が会ったことは無い。
誕生日。さあ、本当の母親はどこだろう?
内容在り来りで詰まらなくてごめんなさい
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