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蓮 明日も来るから
大介 うん、待ってる
階下へ降り女将の所へ向かう
蓮 女将話がある
女将 やっぱりあの子がなにかしました?
蓮 いや、あいつを連れて帰りたい
女将 身請けですか?あの子を?
蓮 ああ、父親の借金は50円と言っていたが
いくら出せばいい
女将 そうですねえ、65円程でどうです?
蓮 大した金もかけてないはずの奴にしては手間賃が高いな
女将 こちらも商売ですからね
蓮 とりあえず手付金だ、数日以内に残りは払う
それまで客は取らせるな
女将に30円を渡す
女将 まあ…わかりました、お約束します
蓮 それとこの証文に日付と名前と血判を
差し出した証文には
手付金の受取り
この時より大介には
客を取らせない
怪我をさせない
他の奴に身請けしない
父親に金を渡さない
これを破った場合は店か命を代償として払う
女将 こんなもん無くても…
蓮 俺は仕事柄口約束は信じ無いんでな
金を受け取った以上無効には出来ん
さっさと書け!!
女将 ヒィッ、わかりました
大介の為にはやはり父親をなんとかしないと
離れに帰ると原が駆け込んでくる
原 蓮さん、見つけましたよ、賭場に入り浸ってます、多分今もいるはずです
蓮 案内しろ
遊郭が並ぶ反対の路地裏
怪しげな男達が出入りしている
原 あの男、親父さんがが探してた奴ですよ
蓮 親父が?何故だ
原 借金踏み倒して逃げたんすよ、うちの賞金首になってます
蓮 だから突然消えたのか…
原 出てきました、あいつです
借金している割に身なりのいい男
この屑の為に大介が
蓮 おいっオッサンこっち来いっ
「なんだよてめえ」
原 やっと見つけたぜ、賞金首
「賞金首?まさか目黒んとこの」
蓮 お前のせいで大介がっ
力任せにぶん殴る
積んである桶の山にぶつかり大きな音
蓮 ここで死ぬか、二度と大介の前に姿を現さないか選べっ
「わかった、この街から出てくっ」
蓮 もし約束を違えたならその時は必ず殺してやるからな
俺は男の腕を踏み抜いた
ボキッと鈍い音がする
蓮 行け
折れた腕をかかえ逃げてゆく
原 何故逃がすんです!!賞金首ですよっ
蓮 あんなんでも大介の父親だ…
原 俺暫く見張っときます
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ゆんしょ
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#いわふか
ゆんしょ
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蓮 好きにしろ
だがこの判断が誤りだった
翌日残りの金を持って大介のいる遊郭へ向かう
蓮 これで救える
そこへ息を切らした原が駆けてくる
原 蓮さんっやっぱりあいつ裏切った!!
蓮 何があった!?
原 最近この街に来たゴロツキと一緒に店の中に入ってった
蓮 なんだと!
やはり屑だったか、しかし証文もある、大介の所に行かせる訳は無いはず
原 あいつらこの街のしきたりを知らないから
危険です、これを持って行って下さい
渡されたのは使い慣れた洋剣
それを受け取り店に走る
大介っ無事でいてくれ!!
だいたい大正時代の貨幣価値
大卒初任給が50円くらいです
物価が違うので65円ってまあまあな額と思っていただければと思います
そして、自分で書いてて胸糞悪い話だなぁと思ってます、なので早く大介君幸せにしたいなぁ
コメント
1件
わあ、第3話、一気に話が動きましたね…!蓮さんの大介くんへの執着と、女将との証文シーンの細かさにグッときました。「口約束は信じない」って台詞、彼の仕事柄も感じさせて好きです。でもラストの父親の裏切りと、剣を持って走る蓮さんの焦りがすごく胸に響きました。大介くん、無事でいてほしい…!ゆんしょさん、早く幸せにしてあげてくださいね…😢