___やっぱりね
“僕”の心の声と同時に、
自身の身体は溶けだした、
なんでこんな目に
あっているのだろうか
自分でも分からない、
分かってくれない
ただ、これで終わったのも確かだ
「これで開放される」
そう思った矢先、
次に僕の目に映ったのは、
先程のようなふたつの毒沼だった
何が起きている?
さっき、“僕”の体は溶けて
死んだはず,
あるはずのないこの現象に
驚きながらも、
“Player”は前に進んだ
その時は飛び越えた、
確かに飛び越えたんだ
ドアが目の前にあって、
そろそろ出れると思ってたんだ
そんな“僕”の薄汚い期待を
裏切って、
目の前に立ちはだかったのは、
槍の山だった____
なんなんだ!?
誰かの大きい声に体を震わせた
出せ!出せ!出せ!出せ!
狂っているんだ、きっとそうだ、
この声は僕ら、“character”の間
でしか聞こえないのだろうか、
分からなくてもいい、
分かってしまっても
意味の無いことに
気付いてしまったから
“僕”の体は、先程の毒沼と
同じように、槍の山へと
走っていった______
コメント
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き、気になるじゃん!?