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番外編

























彰人が23歳の誕生日の日、いつもと変わらず行為をしていた。





🥞「ッ♡んぅッ♡あッ♡あぁッ…♡♡」


☕「彰人ッ♡彰人ッ♡♡」


ビュルルルルルルッ♡♡♡


🥞「んぅっ♡お腹あったかい…♡」


☕「かわいい。」


そう言って頭を撫でると嬉しそうに微笑んで俺の胸に飛び込んだ。


そろそろか…と、ベッド横の棚から小さい箱を取りだした。



☕「彰人、一旦離れてくれるか?」


🥞「やだ。」


☕「ふふ、じゃあ満足するまで待つ。」


🥞「へへっ♡」


胸をドキドキさせながら彰人の頭にキスをして髪を指で梳いているともう大丈夫、と離してくれた。


勇気をだして彰人に小さな箱を渡した。


🥞「なぁに?これ。」


☕「開けてみてくれ。」


パカッ…と開けると中にはキラキラに光ったダイヤモンドの指輪が2個入っている。


🥞「…綺麗、…」


☕「だろう?世界で2つだけなんだ。俺と彰人の指輪だ。」


🥞「貰ってもいいの?!」


☕「あぁ。もちろん。」


🥞「やったぁ!冬弥とおそろい!」


☕「ふふ、それともう1つプレゼントしていいか?」


🥞「なになに?!」


☕「俺の苗字を貰ってくれ。」


🥞「へっ…それって、…」


☕「彰人、これから先ずっとずっと彰人のそばに居たい。俺と家族になって欲しい。俺と結婚してくれ。」


🥞「ッ………泣」


🥞「もちろんっ…!泣」


🥞「俺も冬弥とずっとずっと一緒がいいッ!家族にもなりたいッ!泣」


☕「本当か…!よかった…泣」



こうして俺は彰人の誕生日、11/12にプロポーズをして彰人は俺の恋人からお嫁さんになることが決まった。












籍を入れたのは8/19の俺と彰人の誕生日の真ん中の日に籍を入れた。


結婚式をしたいと彰人が言うので外には出れないし誰かを呼ぶことは出来ないが2人だけの結婚式をしようと提案をして次の日に2人だけの結婚式をした。




☕「これからもずっと一緒にいてくれるって誓ってくれるか?」


🥞「誓います!」


🥞「冬弥もずっとずっと死ぬまで一緒にいてくれるって誓いますか?」


☕「誓います。」


🥞「ちゅっ…♡」


☕「んむっ♡」


🥞「へへ、誓のキス!」


☕「かわいい。」


その後の記憶はあまりないが沢山お互いを求め合って愛し合って中出しもした。彰人は泣くくらい嬉しかったらしく冬弥のが自分の中にある~なんて喜んでいたのを今でも覚えている。


その後は毎年の結婚記念日は絶対に何かお祝いごとをしようね。なんて話して幸せな日々を送っていた。














24歳の結婚記念日には今まで禁止にしていた外出をした。


久しぶりの外でとても興奮していた彰人がとても可愛かった。


もちろん条件付きだ。

今日だけ、俺と手を繋ぐ、他の人とは喋らない、俺以外に触れない、俺から離れない、などちゃんと約束をした。

もし破ったら離婚だと言うと涙目で絶対しないと泣きつかれた。そんな所もかわいい。




その日は彰人の見たいもの、やりたい事をしようと言って彰人は「わたあめを食べたい!」や、「タピオカが飲みたい!」やら、「いちご飴が食べたい!」と、沢山の食べ物を食べた後ゲームセンターに行き「プリクラ撮りたい!」と言うので一緒に撮った。




🥞「かわいい!」


☕「ふふ、かわいいな。」


🥞「このプリシ一生大切にする!」


☕「俺もスマホの裏に挟むぞ。」


なんて、昔に戻ったように話しているとどこか胸がズキズキと痛んだ。












☕「他に行きたいところは無いか?」


🥞「…もう帰る、」


☕「もういいのか?今日だけなんだからワガママ言ってもいいんだぞ?」


🥞「もう帰るの!」


☕「…わかった。楽しかったな。帰ろうか。」



楽しんでくれると思っていたが久しぶりの外でもう疲れてしまったのか、無理もないなと思いながら彰人の手を繋ぎながら帰っていた。










監禁部屋


ガチャ…




🥞「…」


☕「…楽しくなかったか?」


🥞「楽しかったよ、楽しかったけど…」


☕「疲れちゃったか?それとも何か嫌なことがあったか?」


🥞「俺、冬弥の隣に居たらダメなの…、」


☕「…どうしてだ?」


🥞「冬弥、可愛い人にナンパされてた…」


🥞「冬弥はああいう女が好きなんだ…泣」


☕「好きなのは彰人だけだ。彰人以外の女なんて嫌いだ。それにあのナンパも断っただろ?」


🥞「違うもんッ!冬弥はあの女の胸見てたッ!」


☕「見てない!」


🥞「見てた!」


☕「だからッ…!」


🥞「俺冬弥のお嫁さんなのに…ボソッ…泣」


☕「…!」


🥞「1人にさせて…」


☕「…」


最悪な結婚記念日になってしまった。




おかしくなったのはそこからだった。

















🥞「冬弥もずっとずっとここに居て、お仕事も行かないで…俺と一緒にいよ?」


☕「でも、仕事に行かないと俺達は生きれないんだぞ?」


🥞「じゃあ一緒に死のうよ…俺、冬弥とずっとずっと一緒がいい。結婚する時言ってくれたじゃん!」


☕「そうだが…」


🥞「もう前みたいに俺を求めてくれないの、?もう飽きちゃったの…?」


☕「飽きたなんて、そんなわけないだろう?!」


🥞「じゃあ縛ってよ、殴ってよ、中に出してよ…俺冬弥が居ないとダメなの…」



昔みたいな狂ったような愛が俺には忘れられなくて、自分だけ結婚する前から進めていないみたい。

結婚したら愛が尽きることが多いとドラマで見たことがある。

きっと冬弥も結婚したという達成感を感じて俺への愛は薄くなってしまったんだと思う。



もう冬弥が昔みたいな狂ったような愛を俺に伝えてくれないのなら、俺はもうこの世界に生きている意味は無いのだと訴えられているようで耐えられなかった。






















25歳の結婚記念日、冬弥は俺に紙袋を渡した。


中身を見ると少し大きいジップロックに白い粉のような、?石のような見たことの無いものが入っていた。


🥞「これなに?」


☕「…覚醒剤だ。」


🥞「え…」


☕「彰人の事はもちろん大好きだし命を捧げることだってできる。けど、最近彰人への愛というか、好きなのに昔ほど縛りたいだとか沢山行為をしたいだとかそういう欲がなくなってきて…」


☕「きっと年齢的に今の俺にそういう欲が無くなったんだと思う。昔の俺が彰人を苦しめたせいで今の彰人に苦しい思いをさせていると思う。そんなの、嫌なんだ。」


🥞「冬弥…」


☕「自分勝手だとわかってる、だけどまた彰人とやり直したいんだ。だから、一緒に死のう。」


🥞「…いいよ。」


☕「犯罪を起こしても?」


🥞「いいよ。」


☕「死んでしまっても…?泣」


🥞「いいよ…泣」


☕「本当に、大好きな気持ちは昔から変わってないんだ、愛してるんだ…泣」


🥞「俺も何も変わってないよ、愛してる…泣」



その後覚醒剤を摂取しようとしたが何度も過呼吸を起こした。

正直怖かった。

死ぬ事はもちろん、もう冬弥と天国に行っても会えないかもしれないという恐怖、死ぬまでの苦しみ、もし俺だけ死ねなかったらどうしようとか。



🥞「怖いよッ…とうやッ…泣」


☕「大丈夫だ、怖くない。一緒に逝こう?」


🥞「もう会えないかもしれないんだよ…?泣」


☕「絶対に会いに行く。約束する。」


🥞「冬弥だけ死んじゃったらどうしよう…泣」


☕「”一緒に”。約束しただろう?だから大丈夫、大丈夫。」


🥞「…冬弥は怖くないの、?」


☕「怖くないって言ったら嘘になるけど、彰人と一緒なら怖くない。また昔みたいに愛し合おう。今の俺はもう…彰人と死ぬことしか頭にないからな。」


🥞「じゃあ最期にお願い聞いてくれる?」


☕「あぁ、もちろん。」


🥞「俺の事ッ……世界で1番愛してるって言って…泣」


☕「彰人のこと、世界…いや、宇宙1愛してる。」


🥞「ッ…俺もッ…俺も宇宙1愛してるッ…泣」


☕「ほら泣かない。ギューしてあげるから、な?」


🥞「うんっ…泣」



きっとずっとずっとこれからも死んだって来世だって俺達は愛し合うんだ。指切りげんまんして2人で覚醒剤を多量摂取した。

























🥞「…ここ、どこ…冬弥?居ないの、?」


🥞「冬弥…!冬弥!居ないの?」


ここはどこ?人が沢山いる…


『天国』という看板を見つけてあぁ、俺達死んだのか。と思い出した。

なら、冬弥はどこだろう。

だれか、冬弥のこと知らない、?



🥞「あの!すみません!」


?「?」


🥞「青髪で半分半分の髪の毛の人で身長が高い人見ませんでした?」


?「それなら君の後ろにいるんじゃない?」


🥞「え…?」


くるりと後ろを向くとそこには愛しい夫が居た。


☕「遅れてすまない。」


🥞「冬弥!」


☕「ふふ、かわいい。」


🥞「…!」


☕「彰人、ずっと天国にいて2人で居たいか、また人間に生まれ変わって現実の世界2人で愛し合うか。どっちがいい?」


🥞「…難しいね、」


☕「彰人のしたい事をしたい。」


🥞「…ずっとここにいたい。冬弥と離れたくない。」


☕「そう言うと思った 笑」


🥞「へへっ!」



そして俺達は雲の上で永遠に昔のよう、幸せに愛し合ったとさ…。








END






本編が久しぶりの1000いいねで嬉しいです😭😭😭

皆さん本当にありがとうございます🥹嬉しくて嬉しくて…おかげでめっちゃ作業捗りました‼️


こんな感じで2人はまた昔のようにまたお互いを求め合って天国で幸せに暮らしてます😚

裏話だけどより一層冬弥から彰人への愛と束縛が重くなっただとか…

それに対してよろこぶ彰人が居たりします😉



実は投稿するの怖かったんですよ。

こーゆーどろどろな話とか過激なやつとか病んでるやつとかね、引かれたりとかこんなのが好きなんだとか思われるのかなって思うと怖くて正直この話投稿しようか迷ってたんだけど思い切って投稿したらみんないいねくれるしコメントもくれてほんっっっとうに嬉しかったです‼️


多分これからもこーゆー系とか鬱系とか過激なやつとかあげてくと思うのでゆっくり待ってて欲しいです💭


ここまで読んでくださりありがとうございました💓


おつたに!

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