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「俺と似たような境遇の子…?」
「そうだよ。その子もね、厄介な血筋を持っているんだよ。」
「それってさっき言ってた“禪院”ですか?」
「そうそう!恵っていうちょうど蓮と同じくらいの歳の男の子だよ。禪院家相伝の術式【十種の影方術】っていう歴史が長い禪院家の中でも滅多に少なく強力な術式を恵は持っている。だが恵は幸い禪院じゃない一般家庭に生まれたんだよ。その後は蓮と似たような感じに僕が保護した。理由も連と同じだよ。」
なるほど
確かに俺と似ているな…
「ちなみにその恵って子は今どこにいるんだ?」
「埼玉県」
…。
「はぁぁぁぁぁっ?!」
「此処北海道だぞ?!」
「というわけで今から行くよ♪ちなみに施設の人には上手く行ってあげているから大丈夫!」
そういうことじゃねぇ!!
この人やっぱりやばい人だ!!!!
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はいどうも
俺こと蓮です。
俺は今埼玉県にいます。やばいね
俺前世も北海道生まれ北海道育ちで今世も同じ。
そして転生して初の道外いった理由が上の通り。せめて旅行が理由が良かった…
そして俺は今…
埼玉に来た理由の一つである恵くんの家の前にいます。
やばい。いまだに心が追いついていない。
ピーンポーン
あっ
五条さんがインターホン鳴らした。
ガチャ
「誰だ?なんだ…あんたか」
男の子が出てきた
見た目は髪が黒でツンツンヘアー。ワックスでも使ってるの?
そして切れ目が特徴だ。
もしかしてこの子が…
「やっほー恵!元気してる?」
やっぱり!
「五条さん。そいつは?」
「ああ!この子は蓮だよ!ちなみに僕の親戚で恵と似た境遇の子だよ!」
こいつ…!気まずいことすぐ言いやがった‥!
「俺と…?」
「えっと…よろしく…」
ほら!変な空気になった…!
「おじゃましま~す」
こいつ…
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「恵?誰だった?」
「やっほー津美紀!」
「五条さんですか!後…誰ですか?」
女の子が出てきた
見た目は恵と同じ黒髪でポニーテールの俺たちより歳が1つか2つの子
「えっと藍丘蓮です」
「私は伏黒津美紀ほら、恵!」
「…伏黒恵」
「なんで藍丘はうちに来たんだ?」
「実は…」
かくかくしかじか…
「マジか。それではるばる北海道から来たのか。」
「うん…」
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まぁ俺は恵との対面が終わりまた北海道に戻った
さすがにその日は一泊恵たちの家に泊まらせてもらって次の日帰った
「さて、蓮はこれから君の親戚の家に住むことになったよ。」
…は?
どうやら俺には非術師の親戚がいるらしい。呪術師の存在は知っているから俺が行っても問題ないらしい
というわけで俺は恵と五条さんと交流を持ちつつ北海道で15歳の東京にある呪術師になるための学校に通うまで住むことになった。
ちなみに親戚のじいちゃんばあちゃんは優しく天然気味らしい
【伏黒恵】
年齢 転生者と同じく8歳
最初は五条さんが突然連れてきて少し警戒したが、自分と似た境遇の子で親近感がわいた。