俺は、ピクミンだ。
硬くてゴツゴツしていて、一筋縄では潰されない、砕けない。色は黒っぽい。そう、岩ピクミンだ。”ピクミン”という部分は、『キャプテン・オリマー』が名付けたらしい。まあ、正直あんまり興味ない。そのオリマーっていう人物に、俺以外にも赤、黄、青、羽とかが従っている。無論、俺も種の繁栄をしてくれるので従っている。
さて、今日は黄土色が目立つ地域に降り立った。確か、なんたらかんたらの塔、って感じだった気がする。始まりのなんとか、なんとかの花園、迷いのなんか、なんちゃらの渓流とかの『オタカラ』っていう金になる物を回収したから、未開拓のなんたらかんたらの塔に来たらしい。早速、探索だ。
全く持って、オタカラらしき物体はなかった。ガラスの壁を壊して、土の壁を壊して、敵を倒して……ずっとそれだけだった。その途中、オリマーは謎の鍵らしき物体を拾った。本人は、「宝箱を開ける鍵なのか…?」とか言っていた。宝箱なんてないと思うけど。
何かないかと、オリマーが途方に暮れつつ、無表情なもう一人のリーダー『ルーイ』と共に最も高い場所まで来た。すると、洞窟の入口らしき洞穴から、謎の金ピカが出てきた。途中、金色の液体的な、物質的なものが落ちていた気がする……その金ピカの生物は、突然として襲ってきた。突き刺しをして、赤や黄を…食べる、っていう表現であっているのだろうか。まあ、刺し殺していた。ルーイは真っ先に逃げてった。オリマーはピクミンを逃がしていた。だけど、途中で意識を失った。俺はその後、生き残りの仲間たちのただどこかへと走っていった。
コメント
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藤さん、ワンチャン幻想的な内容書くの向いてるんじゃないですか?
なんかあれやね…国語の教科書みたい