俺たちは作戦を立てながら、ロボットの倒し方を考えていた。しかし、何も策は思いつかなかった。その時ロボットに出会ってしまった。
「やっべぇ。おい健介撃てるか?」
「行けますよ。ちょっと待ってください。狙いを定m。グハッ」
「大丈夫か?!健介!かやの!」
「私たちは大丈夫です。それよりも気をつけてください。やつは『 H』です。」
「健介銃を貸せ!」
「分かりました。ここに玉は詰めています。」
「サンキュー。健介。」
落ち着け、落ち着け、と心に言い聞かせた。これは単なる早打ち勝負だ。狙いを定めるのではなく、銃を上げ、ここだと思う時に撃つ。
「ふーっ。カチャッ」
俺は引き金を引いた。「ダンっ」と言う音とともに玉が銃から出た。それはこちらの方が早かった。
一方別のチームでは
「おい!ひろゆき!どうすんだよ!」
「あ?うっせー!俺にも分かんねーよ!とりあえず教室にあったペンダントを持ってきたけど。」
ひろゆきともう1人のペア中原が共に行動している時にもう一体の『 H』が現れた。
「そういえば一緒に手紙もあったよね?!なんて書いてあったの?!!」
「えーっとえーっと。くっそ!走りながらだと開けにくい!ちょっと待てよ!『 このペンダントをロボットの背中に当てると壊すことが出来ます。』だってよ!」
「それをもっと早く言え!とりあえず背中に当てるぞ!」
「分かってる!だけどこいつ!直ぐに先回りしてきて背中が見えねぇ!」
「分かった!俺が惹き付けるからひろゆきは下から階段を使ってここに戻ってきて背中にペンダントを当ててくれ!分かった?!」
「分かった!死ぬなよ!中原!」
「分かってる!早く行け!」
そうしてひろゆきは急いで階段を降りて、中原の待っているところへ向かっていた。しかしそんな時、
「あれ?ロボットの動きが止まった?」
そう、ロボットの動きが遠くにいる、高橋、遥輝ペアによって止まったのである。
そんなことを知らずに、ひろゆきは体力を全て使い中原が待っている所へ戻ってきた。
「はぁ。はぁ。おい、あいつは?」
「はっや!ここだよ!」
「なんでこいつ動きが止まってんだ?」
「わかんない。急に止まった。それより早く背中にペンダントを!」
「はいよ!」
そうして『 H』は破壊された。
残るロボット『 Y』2体。
生き残れるチーム最大2つ。間もなく朝が来ます
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