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すかいお~あ@半年記念日
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ERINEKO
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🌷青い屋根の家
ティアと両親が暮らす青い屋根の家。
7歳までティアは本当に幸せだった。
空想力が完璧に機能して、穏やかな幸せをもたらしてくれた。
やがて理性の過剰がティアの空想力をおびやかすまでは。
家族で庭に植えたピンクのチューリップ。
今でもきれいに咲いていた。
空想には心の力があったのに、ティアが理性の過剰から逃れるためのただの行動は、心でしかなかった。
力を充分に発揮できないまま、それでも行動と弱くなった空想力によって、心の力は発動。
ティアはなんとか7歳以降も幸せに生きてきた。
ティアの幸せは、不安定な力の上に成り立っていた。
ティアの両親は知性を過信するがゆえに、頑張って生きることで、ささやかな幸せを感じることしか許されなかった。
それで満足するべきだと。
ティアの空想力と行動が心の力を引き出して、もっと楽しさを引き出さなければそれだけで我慢するしかなかった。
ティアは抑制力によって本当の気持ち、もっと楽しいことがしたいという思いに気づくことさえ禁じられていた。
あったのは、頑張って生きることによって成り立っているささやかな幸せだけ。
頑張ることができなければこのささやかな幸せさえ許されない。
ティアの心の力が起こした奇跡がなければ。
でももう行動によって心を引き出すことは限界だった。
空想力がなければ、行動だけでは、心だけに過ぎず、ただの現実だ。
理性の過剰によっておびやかされたティアの空想力を再び取り戻さなければ。
コメント
3件
第3話、読みました。青い屋根の家とピンクのチューリップ――あの象徴的なイメージが、幼い頃の無邪気な幸せと、今の心のぎりぎりのバランスを同時に映していて、とても切なかったです。「頑張って生きることだけが許されたささやかな幸せ」という一文に、ティアがどれだけ息苦しい日々を送ってきたかが凝縮されていて胸が痛みました。空想力が再び戻って、彼女に本当の楽しさが訪れてほしいと強く願います。