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2人でお揃いのエプロンを着てキッチンに立つ 。
最初は春雨スープから作ることにした
春雨を茹でるところまでは上手くいった 。
今思うと 、このまま美味しいご飯が食べれると思ってた過去の自分を殴り飛ばしてやりたい
「 あ 、ちょ 、お湯切りたいからこの春雨抑えててくんない ? 」
[ え 、絶対熱いじゃん 、]
「 熱くないから 、早く 、!! 」
[ ううぅ … 無理ぃい 、!!!!! ]
「 じゃあそこの箸とスプーンで抑えて !! 」
「 あちち 、」
[ ナムジュン 、了解 !! ]
そう言ってジュナが持ってきたのは
箸と
包丁 。
「 ちょ 、俺スプーンつったよな !! 」
「 退け退け退け退け 、」
「 あっちぃ 、!! 」
[ やっぱ熱いんじゃん !!!! ]
「 俺はもっとお前に言いたいことがあるよ 。 」
結局俺が1人で春雨スープを作った 。
ジュナはって?
冷蔵庫の横で棒立ちしてた 。
ちょっと可哀想だなと思い 、玉ねぎの千切りを頼んだ 。
「 ん 、よろしく 」
[ なぁ … 千切りってどうやんの? ]
そこからか … . .
「 千切りってのは … 」
カクカクシカジカ
[ ほうほう . . OK !! ]
一通り伝授して 、ジュナは千切りバッチリになった 、
はずだった。
ほんのちょっと目を離してたら
[ 必殺 !! ナムジュン切り ~ !! ]
俺は確かに千切りを教えたはずなのに
まな板の上には、ナムジュン切りとやらで無残な姿にされた玉ねぎがいた。
ほんと呆れる 。
「 おま … 俺千切りって言ったよな !! 」
[ はっはっは … 料理の神ナムジュンにはまだ半分残ってるのだ ~ !! ]
なんて厨二病混じりな発言をしながら大人しく千切りを始めた。
… ほんと呆れる 。← 2回目
もう何も起こらないでくれ 、
そう思うけどやはり彼奴には無理らしい 。
それは彼がチヂミを作ってる時に起きた 。
「 あ 、ジュナ ~ チヂミにおろしニンニク入れて ~ 」
[ どれくらい ? ]
「 スプーン1杯 ~ 」
[ ん ~ 、これくらいでいい ? ]
そういい彼がみせてきたのは
スプーン”いっぱい”に盛られたニンニクだった。
「 多すぎだろ。」
[ … これくらいか 、]
[ ナムジュン 、行きます !! ]
と 、物凄い勢いで彼は
もう既に作り終えたチヂミの素に突っ込んだ 。
「 あ 、」
気がついた頃にはもう手遅れで
当の本人は 何か? とでも言いたそうな顔でこちらを見てくる。
ほんと呆れる !!! ← 3回目
他にも沢山作ったけど
丸焦げになるわ 、茹ですぎるわで結局俺が全部作り直した 。
丸焦げになったチヂミと伸びすぎたラーメンはジュナの口に無理やり入れた
[ んぐ ッ … ]
[ これは … 凶器的な味だね。]
「 俺は春雨スープだけで充分かな … 、」
申し訳ないが 、とてもじゃないけど食べれる味じゃなかった。
もう此奴に料理はやらせない 。