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・一話参照

わんく




































「よっ!!今日は遅刻してないんやな!!」

「あ、rbさん。おはようございますー。」

「んん"ー…!!ほんっまに朝早いよなぁ。」

rbは大きく伸びをした。

先輩のはずだが、つむじを見ることが出来る。

ハムスターと呼ばれる原因はその身長である。

それとは別に、瞬発力があり喧嘩は強いのだとか。

「不良って、全員遅刻するんだと思ってました。」

「ま、そういう奴の方が多いわな。」


rbは髪の毛を直しながらこちらを見あげた。

「俺、兄さんおるんやけど。その兄さんには、内緒で不良やってんねん。」

お前と同じように、不良校だと知らずに入学したんや、と苦笑する。

「兄さんを不安にさせる訳には行かないからなあ。せめて、家では普通の男子高校生って感じや。」

そう語るrbは、不良とは思えないほど幸せそうな笑顔だった。

いい兄がいるのだろうな。


「おーい。待って〜やぁ〜!!!!!」

「ん??あっ、sho〜。」

バタバタ、とカバンを引きずりながらshoが走ってくる。

寝癖をつけたままで、シャツのボタンも開けっぱだ。

「ほんまお前早いってぇ…。せめて俺を起こしてくれてもええやんかぁ。」

「すまん。ciの背中が見えたもんやから。」

「な、なんかごめんなさい。」

rbにシャツのボタンを直されながら、shoはこちらを見て微笑んだ。

「おはよー。情けないとこ見せてもたなぁ。」

「朝苦手なんですか??」

「夜中にゲームしてたからさー。起きれんかった!」

rbはクシを取りだしたが、shoの頭に届かないと察して、カバンの中へと戻した。

僕がやりましょうか、と聞こうとしたが、怒らせそうだったのでやめた。


「…ア"ぁ??」

「ひぇッ、ぇ、ご、ごめんなさッ」

「ciちゃうよ。」

ギロ、とciの後ろを睨むsho。

rbはぽんぽん、とciの背中を叩いて安心させてやった。

それからカバンをrbに渡して、shoがズカズカと歩いていく。

後ろから慌てた声が聞こえてきた。

何か気に触るようなことをしていたのだろう。

「…またa達か、睨みやがって。気色悪ぃ。」

「僕のことですよね、ほんまごめんなさい、」

「気にすんな。ま、shpくんと一緒に居とき。狙われないように。」



「ci、待たせてすまん。」

「大丈夫です!rbさんが一緒に待っててくれたので。」

shpは眠たそうに目を擦りながらやってきた。

rbはshpの肩を叩いた後、自分の教室へと戻って行った。

「ふー…だるいと思うやろうけど、なるべくワイと一緒に行動するように。喧嘩吹っ掛けられたくないやろ??」

「は、はい…。」

shpの隣の席に座り、また勉強を教える。

視線を感じるが、そちらをshpが睨めば、すぐに視線を感じなくなる。

流石だが、これはこれでなんだか精神を削られる。


「shpくーん。」

「…ん??あれ、tnさん、??」

赤色マフラーを着けていないtnがこちらに早歩きでやってきた。

髪の毛は荒れていて鼻血が出ていたらしき跡が付いている。

「htとosが殴りあってんねん、止めるの手伝ってくれへんか。」

周りのヤツらが立ち上がり、ゾロゾロと教室を出ていった。

見に行ったのだろう。

「このままじゃ基地が壊れてまう。」

「なにしてるんすか、あの2人…。」

「喧嘩ちゃうか??とりあえず、みんな集めるから、先に言っといてくれ。ciは、こっち着いてくるか?」

「あ、はい。じゃあ。」

shpはジャケットを脱ぎ捨ててのんびり歩き出した。

ciはtnの後ろを小走りで追いかけた。



「おーい。アニマルコンビ〜。」

教室の扉を足で乱暴に開けて、声をかける。

rbがイラついたような目線でこちらを見た。

shoとknは聞いた通り犬のように駆け寄ってきた。

「tn!?鼻血付いてんで!?!?」

「htの木刀と、osの蹴りがヒットしてもうてな。とりあえず、早く基地に向かってくれ。」

「喧嘩してんの!?!?あ"ッはっは!!!!」

「はーあ。なんでそうなんねん…。」

shoは自作の割り箸銃を持ち、knはブンブンと肩を降って走り出した。

rbはやれやれ、と呆れながら2人の後をついていった。


「ふー…、これで全員呼べたな。」

「tnさん、ほんまに大丈夫ですか、??」

「ああ。大したことちゃう。鼻血なんて怪我に入らんからな。」

「ええ…で、でも。やっぱり休んだ方が、」

「不良校では当たり前のことやねん。気にすんな。」

tnはciの手を引いて、階段を降りていく。

基地に向かうのだろう。

下駄箱を出ると、人だかりが出来ていた。

皆、2人の喧嘩を見るために集まっているのだろう。


「退け。」

「あ、す、すんませんッ!!!!」

tnは人だかりを無理矢理に進んでいく。

置いていかれないようにと、ciもその後を追いかける。

「…!zm、」

「ひひひッ、俺も遊びたいぜェ。」

zmはギラリ、とtnを見つめた。

嫌な予感がする。

咄嗟にciは後ろに下がった。

予想通り、2人も殴り合いを始めた。

どういうことだってばよ!!!!

ciは嘆きながら、shpの姿を探す。


「あっ…shpくーッ」


後頭部に重い痛みを感じ、前へと傾いた。



「止め。」

grの静かな声で、一斉に喧嘩が止まる。

osとhtも止まり、ふう、と息を着いた。

皆その様子に困惑する。

「ふむ。osの勝ち。」

「やっためぅ〜!!」

「くそッ…、転けなかったら勝ってたはずだ、!!」

osはわいわいと喜び、踊っている。

htは悔しそうに壁を叩いている。


「え、おい。どういうことだ。」

tnがzmを抱えて問う。

「いやぁ、どっちが強いのか、タイマンしてためぅ。集中しすぎて、いつの間にか皆集めちゃってたんやね〜。」

「あはは、ごめんなtn。白熱したら、周り見えなくなって。」

ゲラゲラと2人が、顔を見合わせて笑う。

「…じゃあ、コイツはなんやねん。」

tnはzmを指差した。

今にもtnの拘束を破こうと、じたばたしている。

「俺は楽しそうやったから混じっただけ〜!!!!」

にんまりと嬉しそうに笑う。


それにtn合わせた全員が頭を抱えた。

「なんやねん…、巻き込まれただけやないか。」

「ほんとtnごめんな。皆も集めちゃって。」

「ほんまやぞ〜。」

shpがきょろきょろと辺りを見ながら近寄ってくる。


「tnさん、ciはどこに?」

「え?ciなら後ろに…。」

そこには見に集まった奴らが立っている。


tnは慌てて背伸びをする。

彼の姿を探そうと目を凝らした。

shpは嫌な予感がして走り出す。

集団を押し倒しながら走って。






今回も短くてすみませんんん🙇‍♀️🙇‍♀️

12月中は投稿頻度激落ち予定です

待たせてしまいそうです本当に申し訳ない

待ってくれる人がいたらの話ですけど!😒


私情ですが、私自転車乗れるようになっちゃいました

お前にはまだ早い!!

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