続き
gr視点
あれから幹部に夢のことやその後の俺の状態について詳しく話した
もちろん怒られた、だいぶこっぴどくな
そして今はその延長戦中だ
ni「ギロッ……」
gr「…………ダラダラ」
tn「ガシッ…」
お〜っとぉ…?!これはまずいゾ!
gr「…あの〜、そろそろ許してクレメンス」
sho「そうやで〜、流石に俺らも暇になってきたんやけど〜」
ni「はぁ…、わかったよ…」
やったゾ!やっとこの地獄から解放されたゾ!(かれこれ2時間以上説教中)
tn「夢についてほんとに心当たりないん?」
gr「無いと言っているだろう!」
tn「そうか〜…、俺らで調べよか」
em「そうですね、薬物の可能性は十分ありますよね…。」
gr「おい!俺は薬物なんかしてないゾ!」
tn「わかっとるよ、他の誰かがしたってことや」
確かに…それなら納得だ、だが何か変なものや変わったことはしていない…
kn「とりあえずグルッペンは休みやろ?」
gr「、?!なんでだ!?」
kn「ペ神に言われとったやん」
tn「じゃあ俺が見張っとくわ、ほら部屋行くぞグルさん」
gr「いやだぁ〜〜?!」
そのままトントンに引きずられるように医務室に連れて行かれた
そしてしばらく医務室で休んだ
だけどあれはいきなりきた
あの夢だ、いや。少し違うかもしれない
何もない、霧に覆われていて何も見えない
gr「……ッ」
前回のことがあるから少し身構えていると前からトントンが歩いて来た
ぼーっとしてるような、何を見ているか分からないような目で俺を見ていた
gr「…ッなんだよ、」
そして目の前で腰に掛けている剣を取り、自分の首の前に置いた
gr「ッ?!おい!何してるんだ! 」
辞めさせたいが身体が動かない…
トン氏がグッと力をいれると首が少し切れたようで血が出ていた
gr「辞めろッ、お願いだから辞めてくれッ…」
tn「………全部あんたのせいやろ」
gr「えッ…?」
俺が驚くとトン氏はそのまま自分で自分の首をはねた
gr「あ゙ぁぁ゙ッ…」
それから幹部全員、14人見た
気が狂いそうだった、いやきっと狂っていた
俺も最後はみんなと同じように自分で首をはねて死んだ
ガバッ!
gr「ハッ…ヒュ-、ヒュ-…」
sn「グルッペン…?」
起きると医務室。目の前にはペ神がいた
身体は汗だく、きっと顔は酷く青ざめていただろう
gr「…俺のせい…ッ?」
夢だとみんなそう言ってから死んでいった
憎いものを見るような目で
sn「(嫌な予感がするッ…)
ジジッ…『トントン起きてたら今すぐ医務室に来て、お願いね』」
gr「ハァッ…ハァッ…ッ、」
sn「しっかりしてグルッペン…サスサス」
tn「ガチャ、どした…」
sn「ちょっとグルッペンがね…」
tn「グルさん、俺やトントンや。 何があったんや?言ってみ…?」
gr「ハッ、ハッ…ハヒュッ、カヒュッ…ッ」
俺の頭にはもう夢の出来事のことしか頭になかった。全部俺のせい…夢の中で幹部みんなが自害したのも全部全部…全部ッ
tn「グルさん、何を見たんや?俺に全部話してみ?
トン氏は俺が過呼吸でパニックを起こしてもゆっくりと優しく声を掛けてくれた。
gr「ハッ、ハッ…トントンッ…ポロッ 」
tn「ッ、 …もう大丈夫やでッ…ギュッ」
gr「ゔぅっ…ポロポロ」
俺は声を出さず、トントンの腕の中で静かに泣いた
tn視点
あのあとグルさんは泣きつかれて眠っていた
落ち着いたあと少しだけ夢の内容を聞き出すことができた
…それはとても残酷で、幹部全員を慕っているグルさんからしたらとんでもない苦痛だっただろう。話を聞かせてくれている途中にも夢を思い出しパニックになったりしていた
tn「…ナデ」
gr「スー…スー…、」
tn「…ペ神、必ず見つけるぞ」
sn「あぁ、わかってるよ。俺らの総統をこんなに苦しめるやつは生かしておけない 」
このあと会議を開こう。今回のグルさんのことについて、これからについて
こんちわ、あばばです
まじで私が書くとどうしても毒素中心になってしまうような気がします
毒素が好きすぎて…
コメント
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誰かが意図的にそんな悪夢を見せてるなら絶対に○す。 確かに,私はgrの弱っている所も甘えている所とかも好きだがそれと,これはまた別の話だ