これはOMAME様の「余命半年の最強能力者」
のifのifパロです(??)
解釈違いや、口調、性格、設定の違いがある可能性があります。見るのは自己責任です。
レミリアメイン
私はレミリア・スカーレット。
一応高校生だが、この歳で警察官も務めている
基本的に学校には行けないが、今日は仕事が入ってなかったため、久しぶりに学校へ足を運ぶことにした。
「ん、制服に腕を通すのも久しいわね」
「あ、お姉様!もしかして、学校行くの?」
「あ、フラン、そうよ。」
この子は私の妹のフランドール・スカーレット。通称 フラン
フランは普通の女子高生だが、たまーに仕事を手伝ってもらう時もある。大体フランが我儘言っているのだけれどね……
まぁ、助かっているわ
「久しぶりだし、一緒に登校しよーよ!」
「えぇ?でも、あなたにはこいしちゃんが居るでしょう?」
「へーきへーき!こいしちゃんもお姉様のこと知ってるし~!」
「でも、私がお邪魔してもいいのかしら?」
「いーの!ほらほら、いこ!」
妹はそう言い私の腕を引っ張ってくる
「全くもう、この子ったら……」
そう言いつつも、思わず笑みが零れる
「このクラスも変わらないわね」
私はフランと別れ、自分の教室に足を踏み入れる
「あ、居た居た」
「霊夢!」
「あら、レミリア、今日は平気なのね」
驚きつつも笑いかけてくれている
この子は博麗霊夢。
能力値九十九で身体能力も男子に劣らないハイスペックな性能をしている
私の登校する8割の目的が霊夢に会うことね
ふふ、少し冗談がすぎたわね。ごめんなさい
「あら?霊夢、魔理沙やアイツは居ないのかしら」
「魔理沙は今日は休みみたいよ?
アイツって…紅のこと?アイツはもうすぐで来るんじゃないかしら」
「ふぅん… 」
「どうかした?」
「いいえ、気になっただけよ」
「それで、霊夢は何してたのかしら?」
「丁度暇してたのよ。紅も魔理沙も居ないし」
「じゃあ、私が暇つぶしになってあげるわ」
「良かったら今日うちでお茶会でもしないかしら?」
「う…それか…ボソッ」
「ご、ごめんなさいね、今日はあいにく予定が入ってて……」
「あら?その゛予定゛が終わってからでもいいわよ?」
「ギクッ」
「い、いやぁ…そのぉ……」
(誰か助けてぇぇ………)
その時、戸を開けて誰かが入ってきた
「!紅」
霊夢が目線を向ける。
奴を見た時、心臓が激しく跳ねる。
何故だろう、鼓動が激しい
おかしい、前までこんな事は
「よ、霊夢」
「あ、レミリア、来てたんだな」
ソイツがこっちを向く
別にいつもと変わらないのに、
ただ、久しぶりに会っただけなのに…
少し声が震えてたが何とか声を出せた
「え…あ、紅、久し、ぶり」
ぎこちない喋り方、作り笑い、自分でも思う、絶対バレたと、けどコイツはなんも無かったかのように会話を続ける
「、あぁ、久しいな」
「霊夢、この前の話だが…………」
奴は霊夢と話し始めた
私はバレなかったと胸を撫で下ろした
バレないまま放課後になった
「今霊夢とお茶会しても気分は乗らなかったかもしれないわねボソッ」
そう呟き、帰路につく
「ただいま~」
荷物を下ろすとフランが駆け寄ってくる
「あ、お姉様!おかえり!ニコッ」
「フラン…ただいまニコッ」
私は笑顔を返し、今日の出来事をフランに話す事にした
「フラン、少しいいかしら?」
「?いいけど…」
出来事を全て話終わると、フランが口角を上げながらあることを言った
「それ、゛恋゛だよ!」
「こ、恋ぃ??」
想定外な返事が帰ってきて思わず素っ頓狂な声を出す
「きっとそうだよ!お姉様はその紅?さんに恋してるんじゃない!?」
興奮気味に言う。
だが、私はなにか違う気がした
「うーん、そういうのじゃないと思うのだけれど……」
「そっかぁ、でもでも、もし恋だったらいつでも相談してね!」
「あ、勿論恋愛以外も!」
「、ふふ、そうね、もしそうだとしたら……」
「いいえ、そうでなくても何かあったら相談するわね」
「うんっ!いつでもいいからね!」
「あ、今日こいしちゃんと通話する予定あるんだった!」
「じゃあ、お姉様!ばいばーい!」
「ふふ、ありがとうね、フラン」
嵐のようだったが、気持ちが少し楽になった気がした
だが、問題はまだ解決していない……
「はぁー…めんどくさいわねぇ…」
一旦脳をリフレッシュするために仮眠を摂ることにした
───その日は珍しく懐かしい夢を見た───