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今回はあさかぶです
あさかぶが薄いかもです
華太くん弱々しくなってます
それではどうぞ
「ハァ…ハァ…」(しんどい…つらい…)
(視界が…バチバチする…頭…痛い…)
(気持ち悪い……)
(嫌になってくる…)
汗をかきなごら小峠はつらさを堪えていた
動きたくても体は言うことを聞いてくれなかった
(嫌だ…つらい…早く逃れ たい…つらい…つらい)
心の中でつらいを連呼してもしんどさは治ってくれない
そんな自分自身に小峠は自己嫌悪に陥った
(つらいなんか…何度言っても意味ねぇのに…)
(なんで言っちまうんだよ……)
(情けねぇな…)
自分自身に笑いがでた
そんな小峠に近寄ってくるのがいた
「大丈夫…なわけないわな」
「…あ…さ、くら…?」
「来てみたら…死にそうになっててびっくりしたわ」
浅倉潤だった
彼は小峠の様子を見るとため息を吐いた
傍まで近寄り、体を屈めた
「病院行くで」
「びょ…いん…」
「そんな状態で病院行かんかったらほんまに死ぬで。俺が連れていってやるから」
「す、す、ま…ない」
「えぇよ。今は自分のこと気にせぇ」
浅倉は小峠は姫抱きすると
自身が乗ってきた車に小峠を乗せ、病院まで向かった
「いつからあんな状態やったん?」
「い、1時間…ちょっと、前…?」
「…よくおれるわ」
「俺も…よく…分からねぇ…」
「きゅ、急にしんどくなって…苦しくて…嫌で、つらいしか言えねぇ…自分に嫌になって…くる…」
「つらいときは何回も言ってえぇと思うけどな」
「俺は…無理だな…っ…」
猛烈な気持ち悪さに小峠は口を抑えた
(やばい…吐く…駄目だ…こんな、ところで…)
(気持ちわりぃ…変な味する…)
少しでも力を抜くと吐きそうで小峠は必死に堪えていた
車の揺れや匂いがしんどさに拍車がかかり、
さらに気持ち悪さが増していった
(もう嫌だ…嫌だ…楽になりたい…)
楽になってしまいたいが人の車の中で
吐くなんて小峠には到底できなかった
だが、現実は無情で耐えきれずその場で
吐いてしまった
びちゃびちゃと音を立てながら胃にあるほとんどのものがでてきた
小峠は更に汗をかき、涙をボロボロと流した
「ごめ、ん…ほんと…ごめ…っぇ”‘…」
謝る間にも吐くのが止まらなかった
吐く度に喉が痛くなり、口内には気持ち悪い酸っぱさが残っていた
(自分が…嫌になってくる…こんな…姿…)
「ごめん…ごめん…ごめん………」
ひたすらごめんという言葉を繰り返すだけだった
それを聞いても浅倉は何もないような顔をした
「えぇよ。つらいんやから吐くんはしゃあないよ」
「後で綺麗にしとくから」
小峠はそれを聞いてもひたすら泣きじゃくっていた
しばらくして病院につき、浅倉は小峠を抱え病院に入った
その後は薬やらをもらい、家に帰り、小峠を寝かした
「これで楽になればえぇけどな」
「……そう、だな」
「そんな目腫らして可愛い顔が台無しやな」
「……」
「…さっきのこと気にしてへんからな」
「…あぁ」
「はぁ…しばらくおるわ」
結局、その日はずっと小峠のところにいた
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