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『五章 ハッピーエンドのその先へ』モノクマからもらった特製毒を調べることにした
どちらも真っ白な棒状で、独特な形をしていた
一つ目は、『モノクマ拷問毒!』と書いてある毒
口に含むと吐き気、眩暈、頭痛、充血が伴う毒で命に関わることはないらしい
問題はもう一つの毒だ
『※猛毒※モノクマ劇薬』
少しでも口に含めば数時間で死ぬ毒薬
火に弱く、水に強いらしい
舞「…もしかしたら三神さんはこの薬で」
荒「…飲んだとするとモノクマ劇薬じゃないか?拷問毒は命に関わらないらしいし」
雷「だな、でもクロはどうやってこれを食べさせたんだ?」
コトダマ→モノクマ拷問毒、モノクマ劇薬
荒「なぁ、心のポッケにこれが入ってたんだ」
舞「…なんですか?これ」
赤色のマジックペンと細く小さい紐
雷「なんでマジックペンなんか…」
どうでもいいように感じたが、念のため覚えておこう
コトダマ→赤色のマジックペン、細く小さい紐
舞「その…少し確かめたいことがあって」
そう言い、三神さんに近づいて服を捲った
荒「な、何してるんだ…」
舞「前に本で見たんです。死ぬと背部あたりに死斑が出るって」
雷「よく知ってるな、死斑で死亡時刻がなんとなくわかるかもしれない」
死斑は背中にあり、死後6時間と言ったところだ
荒「確か、パーティーをお開きにしたのって23時あたりだよな?」
雷「あぁ、時計で確認したからな」
舞「その後はみんなで話してて、三神さんが片付けに行ったのは1時ぐらいですよね」
荒「そうだな、心が行ってから少し話して寝たから」
雷「死後6時間で…現在時刻が7時」
舞「それって…」
三神は片付けに行ってすぐに死んだんだ
コトダマ→全員のアリバイ、死斑、三神の死亡時間
その時
キーンコーンカーンコーン
モノクマ『学級裁判を始めます、直ちに裁きの祠にくるように!』
舞「…始まっちゃいますね」
荒「あぁ…嫌だけど、やらなきゃな」
雷「…行こう。裁判場へ」
重い足を精一杯上げ、一言も喋らずに裁判場へ向かっていった