テラーノベル
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side 赤
黄「赤、手洗いにいこっか」
赤「うん!」
なんだかんだで4時間目も終わって
給食の時間。
俺、給食大好き!
今日の給食はなにかな?
わくわくしながら黄先生と
手を洗いにいく。
手を洗って教室に戻ると、
先生たちが給食を
持ってきてくれていた。
くんくん…
あ、この匂いは…
赤「カレーライス!」
橙「正解!」
やったぁ!
俺カレー大好き!
赤「食べよ!食べよ!」
紫「うんうん食べようね」
「「いただきます!」」
赤「あむっ…」
黄「おいしい?」
赤「おいしい!」
あ…グリンピース…
俺グリンピース嫌い…
そっとお皿のはじによける。
青「あ、またグリンピースよけてる」
橙「好き嫌いあかんで?」
わかってる…けど…
赤「グリンピースおいしくない…」
紫「一個でもいいから食べてみよ?」
赤「やだ」
紫「……(笑)」
グリンピースをよけながら、
カレーを食べ進める。
side 桃
赤「ごちそうさまでした!」
赤のお皿のはじには
グリンピースが集まっている。
紫「赤くん…(笑)」
黄「きれいに残してますね…(笑)」
紫ーくんたちも苦笑い。
しょうがない、あの作戦を出すか。
赤なら引っかかる…と思う。
そっと赤の隣にしゃがみこむ。
桃「赤、グリンピース、残ってるな」
俺がそう言うと、
赤はバツが悪そうに
お皿から目をそらした。
桃「ね、グリンピースさんがかわいそうだぞ」
赤「んぅ…」
好き嫌いしてる小さい子に
言うみたいに、
ちょっと甘い声で話す。
すると赤はちらりとお皿の
グリンピースを見た。
桃「ほら、グリンピースさんが『赤くん、食べてー!』って言ってる」
赤「……」
赤を笑顔で見つめる。
どうだ?
赤「……」
すると赤は無言でスプーンを持った。
なにやらいちばん
小さいグリンピースを厳選している。
そして1個だけスプーンにのせると、
自分からぱくりと口に入れた。
赤「んっ…!」
桃「食べれたじゃん!すごいな! 」
ごくりと飲み込んだのを確認すると、
たくさんほめてやった。
最初はやっぱり嫌いみたいで
顔をしかめていたけど、
ほめてやるとにこりと笑った。
紫「赤くんえらいね!」
紫ーくんたちもにっこにこ。
まだ残ってるけど、
1個食べられたからよしとしよ。
結局甘やかしちゃうんだよな…(笑)
赤といっしょに、
食器を片付けに向かった。
to be continued…
(続きを出すのが遅くなってしまい、申し訳ございませんでしたm(__)m)
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