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「誰よりも強く。」
越水 儚
ウスイ ハカ
14歳
禪院家の血筋
2002 / 8 / 2
とても暑い夏、
私は -禪院家-の血を引き継いで生まれた
それからの人生は、とても苦痛だった _
「禪院家で女として生まれた奴に
人権は無い。」
それは物心ついたとき、
初めて言われた言葉だった。
まだ3歳だった
幼いながらに心に深く刺さった。
「あぁ。私に生きている意味は
無いんだろうな」
何故だか理解できた。
その頃は真希ちゃんと仲がよかった
唯一の救いだった。
それでも居場所は無い。
女として生まれてしまったから。
呪力を持っていたとしても
術式を持っていたとしても
誰も興味を示さない
女だから。
そして母は等々限界を迎えた。
私を連れて禪院家を出た。
それは正しい判断だったと思う。
11年後、母は死んだ。
元々体が弱かったからだろう。
だが死因はそれではなかった。
禪院家の奴等に殺られたのだ。
母を恨んでいた奴に
その後私は「 伏黒 」 という 男に会った。
呪術高専と言う所に通っていると言った
いい機会だ
強くなって、
上から禪院家をひれ伏せてやろう
これが私の存在意義だ。
コメント
1件
うわ……重い、でもすごく刺さる話だった……。14歳でここまでの決意をするなんて、どれだけ辛い思いをしてきたんだろうって思う。真希ちゃんが唯一の救いだったって描写、胸がぎゅっとなったよ。伏黒さんに出会って、強くなるために動き出したところ、彼女の生きる力が感じられて、続きがすごく気になる……!🌙