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『あっ!若利くん!』


「美樹か、どうしたここで」


『練習試合見に来たの』


「そうか」


『うんっ!』


ほわほわ〜若利くん癒されるなぁ


ほわほわしながら若利くんとの会話を楽しんでると


日向「……ほら!なんか言えよ」


影山「……っなにをだよ!」


日向「っお前大王様より怖いもんねぇって言ってたじゃねーか!」


影山「及川さんは今は関係ねーだろ!」


ん……?オイカワサン、、?


どこかで聞いた名だな……?^_^;


色々考えてると


ワカトシ「及川徹……及川徹は優秀なセッターだ。うちに来るべきだった」


!!


影山「及川さんの事知ってるんですか!」


ワカトシ「及川徹はチームの最大値を引き出すセッターだ。


荒れた土地に食物は育たない」


あ……なんか若利くんスイッチ入っちゃったっぽい。


 ワカトシ「青葉城西は及川以外弱い」


そう、言った時だった



バコーン!


体育館で練習していた大学生が打ったボールが私に……


やばい!ぶつかる!


そう、目をつぶった時だった


____


あれ?痛くない?


私の前に日向くんがいる。



そして、


若利くんの方を真っ直ぐ見つめる。


その顔は少し、怖い____


日向「じゃあ……俺たちはコンクリートかなんかですか?」


……こんくりーと?


日向「コンクリート出身、日向翔陽です。あなたをぶっ倒して、全国へ行きます」


目が、、本気だ。


こんなにも、真剣な目を見たのは初めてかもしれない……。


『若利くん……この子……』


私の言葉は遮られ____


影山「烏野高校1年、影山飛雄です。その及川さんを越えるの、俺なんで」


この子も本気だ____



日向「失礼します」


影山「じゃ」



そう言って2人が立ち去ろうと進行方向を向いた時、チラッと若利くんの顔を見ると


『若利くん……?笑ってる?!』


久しぶりに見る若利くんが笑ってるとこ!!


「日向翔陽……影山飛雄……」


そう、呟いていて


これは!!シャッターチャンス!


賢二郎に見せてあげたい!


スマホを取り出そうとした時だった____



「こらぁ!他校生か!?うちに入れたの誰だァァ!!!お前らかぁ!!ちょっとこっちにこーい!!」



あ、やばい!

警備員のおっちゃんに気づかれてしまった!


 白布「牛島さん!……と、美樹」


あ、やばい

ちょうど賢二郎も追いついてきた


「こら!なんで部外者を入れたんだ!早く連れ戻してきなさい!」


『あっ……はぃいい!あっ!この人は悪くないので!私が案内したので……!若利くんは……』


白布「?、牛島さん、さっきのって烏野高校のジャージでしたよね?」


ワカトシ「ああ、偵察に来たんだと」


白布「偵察?」


見渡すももう、烏野高校の2人はいない___



「うちはちゃんと許可証がないと部外者はいれたらダメなんだよ、わかる?」

 

『……はい、すいません……』


「これからは気をつけてよね!」


『……はい、、』


うう……(;;)


若利くんは、関係ないと言ったので

私は、警備員のおっちゃんにガミガミ怒られましたとさ☆


でも、、なんか若利くんは嬉しそうだったし後悔はしてないもん!


……これから気をつけます☆


________


私が怒られたあと、


体育館に入るとみんな揃っててアップしてた。


『……ふぅ』


溜息をつきながら


パイプ椅子に腰掛けると


白布「お前……何やってんだ」



そう言って賢二郎は私をジト目で見て


白布「牛島さんに迷惑かけんな」


……出た、若利くんガチ勢(;;)

怖いよぉ〜……


目がガチだよぉ……


と。


ワカトシ「すまん美樹、俺が言うべきだった」


『いやいや!全然いいよ!案内したの私だし』


ワカトシ「いや俺が……」


『いや私が……』


謙遜のし合いwww


なんだか、


『あは!若利くんありがとう』


心配してくれてるんだ、ありがとうね若利くん


『私、久しぶりにちゃんと若利くんが笑ってるところ見れたし全然大丈夫だよ!むしろあの二人には感謝だよ』


そう言ってピースをすると


若利くんは、ふわりと笑い


「……そうだな」


と言った。


隣の賢二郎というと


カッ


と目を見開き


若利くんが笑ってるのをまじまじと見つめていたw


その後、


「牛島さんが笑ったってどういうことだよ、どんな風にだよ、どんな場面でだよ、詳しく教えろ」


めちゃくちゃ質問攻めされたのは知る由もない____

白鳥沢学園恋愛日誌

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