/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
『雨のち晴れ』
登場 : ut、kn
今日も雨。
ま、梅雨の時期だからしょうがないかと心の中で思った。
と思っていても雨って頭痛が酷くなって、憂鬱で、すごく嫌いだ。
「よっ、大先生！」
雨に負けない明るい笑顔で僕の顔を覗いてきた。
「そんな外見てなにおもろいん？」
「ん〜、そんな深い意味はないで？」
そう答えると、コネシマは外を見た。
相変わらず綺麗に整っている顔。黙ってればイケメンやのにな…
「…雨やなぁ」
「そりゃ、梅雨やでな」
「シッマは雨嫌い？」
「ん？嫌いちゃうで？」
「なんで？」
キーンコーンカーンコーン
最終下校のチャイム。
もうそんな時間なんやと驚き、急いで教室を出た。
玄関に着くと、先程より雨が強くなっていた。
嫌々思って傘を差して歩いた。
だが、コネシマは玄関から一歩も動かない。
「シッマ行くで？」
「傘ねぇ」
「はぁ？」
今日の天気は雨予報だったはず。
朝は降っていなかったが、誰もが傘は持った方がいいと思うはずだ。
「ったくしゃーねーな！」
「ほら、俺の傘に入りぃ」
「ありがとな！」
男子生徒が相合傘なんて何してるんやろと思ったが、風邪を引かれると僕が面倒みなあかんから我慢した。
どうせなら女がよかったな〜
「んで、さっきの質問の答えなんやけど」
「なんやったっけ？」
「雨嫌いやないんやろ？」
「その理由！」
「あー！それか！！」
「それしかないやろ！」
「せやな、強いて言うなら」
うーんと何故か悩んでいる。そんなに理由があるんか？
そしてハッとした顔でこちらを見た。
「お前とこうやって帰れることやな！」
そう言ってニカッと笑う。
まるで太陽のような笑顔だった。
「ッww」
「お前ッそう言うのは女に言うもんやろw」
「まーええやん！」
今日の天気は珍しく、雨のち晴れだった。
なんやこれ……
これさ、なんか雨降ってるときに思い付いたんだよな〜。
なんか軽くBL要素入ってる。
ま、こんな感じの短編をここで投稿しますわ。
んじゃ、他の作品もよろしくね〜
