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最高すぎて夜しか寝れない
神♪( 'ω' و(و "フリフリ

最高です愛してます!
総集編です!!
それではどうぞ!
第1話 異変
最近、兄貴の様子がおかしい。物忘れがひどく、体調を崩しやすくなった。
記憶が曖昧なこともある。
まぁ、そうなるのもわかるがな、
俺ら兄弟は小さい頃、“地獄“を見て来たからー
M「左手、千ト、おはようございます。」
S「おはよう右手くん!」
Y「…はよ、(今は大丈夫みたいだな…)」
S「珍しいね〜右手くんが起きるの最後なんて、」
M「えぇ、少し部屋で作業をしていまして、」
Y「…。」
俺は兄貴が嘘をついているのがわかった。
少しだけだが、汗をかいているのが見えたから。
Y「(また悪夢でも見たんだろうな…)」
M「どうかしましたか、?左手」
Y「わりぃ、ちょっと考え事してた」
いっつも平気なふりしやがって、
S「今日って、ここの事件を解決しにいくんだよね?」
M「そうです、千ト今日も頼みますよ。」
S「う、うえぇッ⁉︎な、なんか緊張するな…」
Y「(なにも起きなきゃ良いがな…)」
そう思い、俺はポッケにあるものを入れた。
M「ッ…」
突然、兄貴がその場でしゃがみ込んだ。
S「め、右手くん⁉︎」
Y「兄貴、どうした?」
M「すみません…急な頭痛がしまして…」
S「だ、大丈夫…?」
M「えぇ、多分すぐ治ると思いますよ、」
そう言った兄貴の顔は、真っ青だった。
流石の千トもやばいのに気づいたのか、
S「僕、何か買って来るよ…!」
そういい、千トは近くのスーパーに駆け込んだ。
Y「…兄貴、歩けるか、?」
兄貴は肩で息をしていて、顔を上げるのが辛いのかずっと下を向いていた。
M「…肩を、貸していただければなんとか…」
俺は兄貴に肩を貸し、近くにあるベンチに座らせた。
M「すみません…ご迷惑をおかけして…」
Y「気にすんなって、時間はまだあるわけだし、」
まだ少し顔が青かったが、先ほどよりは大丈夫そうだ。
Y「なぁ、兄貴…」
M「…なんですか?」
俺は聞いてみようとした。 『なぜ嘘をついたのか』
だが、それと同時に、千トが買い物から帰って来てしまった。
S「はい右手くん、水と頭痛薬買ってきたよ…!」
M「すみません千ト、ありがとうございます。」
兄貴は水と一緒に頭痛薬を飲んだ。
M「これで少し、治ると良いのですが…」
S「今日お休みしたら…?」
M「いえ、それは出来ません。…自分を許せなくなってしまうので…」
S「そっか…無理しないでね?」
M「えぇ、もちろんです。」
兄貴は微笑んだ。ほんと、真面目だよな。
M「さて、そろそろ行きましょうか。」
Y「そうだな、」
俺は大体の想像がついた、
多分、兄貴はこの後‘暴走‘する。
Y「(千トを守りながらはきついかもな…)」
Y「…ま、やるしかねーか…」
S M 「…?」
Y「ほら、さっさと終わらせに行くぞ、」
S M「だね!\そうですね。」
第2話 暴走
M「ッ…(薬が効かない…なぜ…)」
S「め、右手くん…?大丈夫…?💦」
M「え、えぇ…大丈夫ですよ」
Y「…兄貴、先に帰った方がいいんじゃねぇか?」
兄貴が無理をしているのがわかっていた。
千トも心配そうな顔をしている。
M「それは……出来ません…」
S「で、でもっ…!💦」
M「……それにあなた方二人では事件の解決が遅くなるでしょう?」
微笑んだ兄貴の顔を見て俺は苦しくなった。
M「千ト、早く私に指示を、早めに事件を終わらせたいのでしょう?」
S「……じゃあ、右手くんにお願いがある…」
M「ふむ…わかりました。左手は千トと一緒に聞き込みを、何かあったら連絡ください」
Y「待て、兄貴っ…!」
俺の言葉を気にすることなく、兄貴は走っていってしまった。
Y「…(兄貴おせーな…)」
S「め、右手くん大丈夫かな…」
Y「まぁ、兄貴なら大丈夫だr…」
そのとき、部屋の外から悲鳴が聞こえた。
S Y「!?」
M「ちっ…(やっぱ起こっちまったか…)千ト、行くぞ」
S「う、うん…!💦」
Mob「う、うわぁぁぁっ!!」
M「その顔…面白いですね…目玉でもくり抜きましょうか…」
S Y「兄貴!\右手くん!」
M「…(邪魔が入った…)」
Mob「あ、あんたらの仲間か…?」
相手は切り傷を負っていた。
Y「お前は千トと一緒に外に逃げろ、この事くれぐれも口外はするなよ…?」
Mob「ひっ…(こいつ…なんなんだ…)」
S「わ、わかった…!あ、あの出口って…」
Mob「…こ、こっちだ…」
Y「さてーっと〜…」
俺は目の前に来てたナイフをギリギリ交わした。
Y「おっと、」
顔にかすって傷口から血が出ていたが、よくあることだ。
M「…」
また兄貴はナイフで俺を✖︎そうとしてきたので、
Y「さっきから卑怯なやり方ばっか…もっと真正面から来いよ〜」
M「……ろす。」
Y「あぁん?何言ってるか聞こえねe…」
兄貴が視界から消えた。
次の瞬間、俺の下腹部あたりに痛みが走った。
Y「ぐあっ…!」
兄貴の刺したナイフは俺の下腹部を貫通していた。
俺はその場にうずくまってしまった。
床に自分の血がこぼれ落ち、血の気が引いていくことがわかった。
そのときも兄貴は何かをぶつぶつ言っていたが、はっきりとは聞こえなかった。
Y「…(くそ…どうすれば…)」
M「…ははっ、惨めですね…貴方の命…貰いますね…?」
ナイフを持ち、不気味な顔で笑う兄貴を俺は目で見ることしかできなかった。
もうだめだ、そう思ったら、
S「右手くん!やっちゃだめだ!!」
部屋に千トの声が響き渡った。
兄貴が一瞬気を油断したのを俺は見逃さなかった。
俺は兄貴の体に薬を打ち込んだ。
その場に兄貴は倒れ込んだ。
Y「せ、千ト…どうしてここに…」
S「左手くんが遅かったからだよ…!怪我してるじゃん…!」
下腹部から今も血が出ているのを俺は隠した。
千トに心配をかけたくなかったからだ。
Y「…とりあえず…兄貴を…家に送るぞ…」
激しい痛みが続いてたが、無理矢理に笑顔を作り、家に帰った。
S「ぼ、僕も手伝うよ…!」
Y「あぁ…悪いな…」
左手くんは、嘘を着くのが下手だ。
さっき、僕に心配をかけたくなくて隠したんだろうけど
下腹部から血が流れ出ているのが見えた。
秘密があるのは知ってたけど、もう限界だ。
S「…(この二人の心は読まないって決めたけど…)」
ーごめんね、左手くん 右手くん。
第3話 目覚め
M「……パチ…(…ここは…)」
S「あっ!右手くん起きたっ…!」
M「せ、千ト…?」
S「め、右手くん…昨日のこと…覚えてないの…?」
私は記憶が全部抜けていた。
昨日千トたちと事件の現場に向かったところまでは覚えている。
でも、なぜかその後の記憶が思い出せない。
M「…左手は?」
S「…寝てるよ。」
M「そうですか…」
少しの間、沈黙が流れた。
M S「あの…\右手くんさ…」
S「あ…め、右手くんからでいいよ…!」
M「…気を使ってもらい…すみません…」
私は深呼吸をして、千トに聞いた。
M「…千ト…私に何があったか…教えてくれませんか?」
私がそう言うと、千トはびっくりしていたが震える声で言った。
S「右手くん、左手くんを✖︎そうとしてたんだよ…?」
ひと通り話を終えると、右手くんが‘一人になりたい‘と 言ったため 僕は今左手くんの様子を見にきたところだ。
S「…(左手くんは…まだ目覚めてないか…)」
左手くんは昨日帰ってきた途端、魂が抜けたようにその場に倒れてしまった。
下腹部からの出血がまだ続いていて、お医者さんの到着が遅かったら 命は危なかったという。
その後、左手くんは寝たきりなのだがずっとうなされている。
S「…(僕に何かできたらな…)」
そう思っていたら、着信がなった。
S「…⁉︎(な、なんでこの人が…)」
イヴの代表、雫カインからだった。
S「…なんですか?」
K「千トくん久しぶりだね〜!ナイトアウルの一人の記録者が 倒れたんだって〜?」
S「!…その情報、どこから…?」
K「え〜?もう有名だよ〜?ヴィンセントもヴィオレッタも知ってることだよ〜?」
この人はなぜ嘘をついてるのかが僕には分からなかった。
S「…なぜ、嘘をつくのですか…?」
読心を使ったせいで、僕は少しふらついた。
K「あはっ、さすがだね〜やっぱ千トくんの能力にはお手上げだよ〜」
S「ですが、少し安心しました。知っているのがまだカインさんのみで、」
K「僕のこと、信用してくれてるみたいだね〜」
S「…それよりなんですか?僕たちに何かようでも?」
K「あ、そうそう、君たちレコーダー 一人減って大変でしょう? だから、手伝ってあげようと思ってさ♪」
S「手伝い…?」
K「僕の下僕をレコーダー代わりにそっちに派遣するよ〜どうだい?」
S「…」
どうしよう、僕一人だけじゃ決められない…
右手くん…右手くんを呼べば…!
K「僕は君に決めて欲しいんだよ?」
S「…!?」
K「名探偵なんだし、それくらいできないとねぇ、あ、もしかしてレコーダがいないとダメ的な?」
カインさんには僕が考えていることがバレバレだったみたいだ。
僕は困惑して泣きそうだった。
その時、
??「その必要はねーよ、」
S K「!?」
S「ゆ、左手くん!?」
Y「さっきの話、全部聞いてた」
K「おや…それは残念だ…」
Y「おめーの考えてることくらい知ってるっての どうせ、またろくでもねーこと考えてんだろ?」
K「…」
一瞬、カインさんの目が怖くなった。
S「ひっ…」
Y「あと、次千トのことバカにしたら…わかるよな?」
K「きゃー怖い怖い、レコーダの子に✖︎されたくないし今回の件はなしってことで! 千トくんじゃあね〜」
そこで電話は切れてしまった。
S「ゆ、左手くん…?大丈夫…?」
Y「大丈夫って言いたいところだが…な 動いたら、いてーいてー、」
今にも泣き出しそうな顔をしている千ト。
そして俺に飛びついてきた。
S「うわぁぁん…!怖かったよお〜…!!」
Y「千ト〜そんなに心配してたのか〜?」
S「だって〜…いなくなっちゃいそうだったから〜…」
Y「俺たちは消えない、そう言っただろ?」
俺は泣きじゃくる千トの頭を撫でた。
Y「それよりさ〜、兄貴はどうなんだ?」
S「右手くんは…さっき起きたよ?」
Y「わりぃが千ト、兄貴呼んできてもらえるか?」
S「え、?なんで?」
Y「まぁ、ちょっとな?」
S「…わかった。」
また誤魔化され、少し寂しくなった千トだった。
第4話 裏切り?
兄貴を呼んでと頼んでから10分以上経つ…
Y「…(また暴走したのか…? )」
その時、兄貴の声が聞こえた
M「千ト!どうして約束を破ったのですか!」
S「だ、だって…!僕ももう限界だったんだよ!」
Y「…(約束…?破る…?)っ…いてて…(様子…見にいくか…)」
俺は重い体を持ち上げ、二人のいるリビングに向かった。
M「はぁ…千トに心を読まれてしまったなら仕方ない…」
S「め、右手く…?」
M「貴方の記憶を消させてもらいます。 痛みとかはないのでご安心を…」
そういうと、右手くんは僕に近づいてきた、
僕は咄嗟に逃げてしまった。
M「左手、貴方も大体のことは聞いていたでしょう?
千トのこと抑えてください、」
Y「…(そういうことか…)あいよ〜、」
全く、俺は怪我してんのによ〜
そう思いながらも、俺は千トのことを捕まえた。
Y「…千ト…今回は俺守ってやれねぇ…」
絶望の顔をしている千トだったが、兄貴は首うちをし、気絶させた。
M「…手伝ってもらっても?」
Y「…病人にきついことさせんなよ?」
M「ふぅ、これでもう大丈夫ですね。左手、ありがとうございました。」
Y「……あ、あぁ…」
限界がきてたのか、俺はその場で倒れてしまった。
M「左手!」
Y「……わりぃ、俺を寝室まで運んでくれ…」
M「…わかりました、」
ー寝室ー
M「左手…その、昨日はすみませんでした…」
Y「兄貴が気にすることじゃねぇーよ、ま…そのせいでしばらく動けねーがな…」
M「…私、その時の記憶がなくて…」
Y「そうだな、兄貴暴走してたし、」
M「あの…私どんな感じだったんですか…?」
Y「 んー、簡単に言うと、昔の俺に似てたな、」
M「昔…?」
Y「そ、俺と兄貴が8歳の時親父を✖︎しかけた時、」
M「…あぁ、」
Y「兄貴はずっと無表情だったけど、俺はめっちゃ楽しかったぜ〜?」
M「…その時の左手に似ていた…と?」
Y「そ、」
M「…そう、ですか。」
Y「昨日相手したやつが兄貴じゃなかったら存分に痛めつけてやりたかったのにな〜」
M「…とりあえず、私が暴走しそうな時は 私を地下牢に連れてってください、数時間経てば終わってそうですし…」
Y「千トが認めるとは思えないけどな…」
M「今回みたいに犠牲者を出さないためにはこれしかありません、」
Y「…わかったよ、」
M「ありがとうございます、」
Y「というか兄貴、千トの記憶どこまで消したんだ?」
M「今日の記憶のみです、なので、また左手のことを心配するでしょうね」
その時、廊下を走る音が聞こえた。
M「噂をすれば、」
S「右手くん左手くん〜!!」
千トは私たちに勢いよく飛びついてきた。
S「左手くん体調は大丈夫?右手くんはもう頭痛くない…?」
Y「俺はまだ動けそうにねーな…(苦笑)」
M「私はもう大丈夫ですよ、」
S「とにかく二人とも無事で良かったよ〜!!」
M「千トも、昨日はすみませんでした、」
S「ううん…ちょっとびっくりしたけど大丈夫…!無理はしないでね…?」
M「えぇ、肝に銘じます、」
Y「…とりあえず、俺はもう寝る…二人ももう寝ろ、」
S「そうだね…ふわぁ…右手くん一緒にねよ…」
M「いいですよ、」
兄貴は優しく千トに微笑んだ。
いつもの平和な日が続けばいいなと、俺は思った。
第5話 逃亡
S「ゆ、左手くん!!」
朝、千トが大声をあげ俺の寝ている部屋へ来た。
Y「なんだよ〜…大声出して〜……もう少し寝かせろよ…」
S「そんなこと言ってる場合じゃないって!右手くんがいなくなっちゃったんだ!」
Y「兄貴がいなくなっ、いなくなった!?」
眠気が一気になくなった、
Y「…部屋の中は見たのか?」
S「全部見たよ!もしかしたら…外に行っちゃったのかも…!」
Y「はぁ〜…しゃーねえ…探し行くぞ…!」
S「で、でも左手くんその傷じゃ…!💦」
Y「千トの言葉聞いた時から痛みなんてとっくに消えたよ、急ぐぞ…!」
S「う、うん…!」
雨の降るなか、俺と千トは外に出た。
M「………」
なぜ自分がここにいるのかが分からなかった。
自分は誰で、どういう人なのか全てを忘れてしまっていた。
M「…(寒い…)」
行く場所もない私はひたすら歩いていた。
その時、首に衝撃が走った。
M「うッ……⁉︎」
そのまま地面に倒れ、意識を失った。
??「…(なぜナイトアウルの記録者が…?)」
S「うわーん…!右手くん見つからないよ〜…!」
Y「兄貴なら大丈夫だろ…へっくし…!…風邪引く前に帰るぞ…」
S「…でも〜……💦…あれ…?着信が来てる…」
Y「……誰から?」
S「ヴィオレッタの大幹部、‘ミズ・シュロ‘さんからだ…」
Y「!?」
S「もしもし…?」
MS「突然悪いな、ナイトアウル」
S「…どうかされましたか?」
MS「あんたのとこの記録者が私の事務所にいるよ。」
SY「え!?\はぁ!?」
MS「あたしもよくわからないから、状況を説明してくれるとありがたい、」
S「わ、わかりました…!今すぐ行きます…!」
Y「…(そう簡単には帰らせてくれなさそうだな…)」
-事務所-
S「お待たせしてしまいすみません…!」
MS「大丈夫だが…なぜそんな濡れているんだ…?」
Y「まー色々あってな、」
MS「……(外にいたのか…)」
S「あの…右手くんは…?」
MS「あぁ、こっちだ、」
Y「(横っ腹いてぇ…立ってるのきつ…)」
MS「大丈夫か?」
Y「…あぁ、」
S「右手くん…!良かったぁ…」
MS「雨の降ってるなかいたから首打ちしてここに連れてきたんだ、」
Y「…強引だなぁ、」
MS「そうするしかなかったんだ、」
Y「その時、兄貴はどんな感じだったんだ、?」
MS「後ろを向いていたからよく分からなかったが、完全に気を抜いている感じだったな、」
Y「…ふーん、(記憶でもなくしたか…?)」
俺も気が抜けたのか、その場に座り込んでしまった。
S「ゆ、左手くん…!?」
Y「わりぃ…立ってるのがきつくてな…」
MS「…あっちに座る場所がある、そこまでいけるか?」
Y「…あぁ、」
S「僕肩貸すよ…!」
Y「千トわりぃな…」
MS「……(ナイトアウルには聞くことがたくさんあるな…)」
Y「ふぅ…ありがとな千ト、」
S「ううん…!全然大丈夫だよ…!」
MS「全く…ナイトアウルの記録者達は…」
Y「迷惑かけて悪いな…」
MS「じゃあ、何があったかを聞かせてもらおうか、」
S「…他の方には内緒にしてもらっても…?」
MS「あぁ…もちろんだ、」
Y「俺から話す、」
MS「あぁ、頼んだ」
僕たちはシュロさんに全てを話した。
第6話 小さな頃の記憶
MS「…なるほど、そういうことだったのか…」
S「はい、長々とすみません…💦」
MS「大丈夫だ、というか他に知ってるやつは?」
S「…イヴの代表の雫カインさんに…」
MS「あいつか…」
S「ゆ、左手くんがちゃんと言ってくれたから、周りにバラすことはないと思いますけど…」
MS「…まさか、ナイトアウルの記録者どもがこんなことになるとは思わなかったがな…」
S「僕がちゃんとしなかったから…」
MS「お前が悪いわけじゃない、とにかく、あいつ(右手)が起きてきたら状況を説明するんだな」
S「……はい、(左手くんも限界だったのか寝ちゃったし…二人のいるところに向かお…)」
MS「じゃあ、私は仕事に戻るぞ?好きな時に出ていってくれ、」
S「あ、あの…!」
MS「…?」
S「一応聞いておくんですけど…地下室って、お借りすることは?」
MS「…あぁ、別に構わない、」
S「ありがとうございます、」
僕はそのまま、二人のいる部屋へ向かった。
S「二人ともだいじょu…!?」
持っていた人形を落としてしまった。
だって、そこは荒れ地みたいになっていたから、
Y「せ、千ト!そこにある薬を投げてくれ…!!」
S「ゆ、左手くっ…!(また記憶の…!?💦)」
僕は咄嗟に薬を取り、左手くんに投げた、
成功したのか、右手くんは気を失って倒れた。
Y「はぁ…あぶねー…(部屋どうすっか…)」
S「左手くん…!大丈夫…!?」
Y「おう、1回刺されそうになったが、中にプレート着てきたから貫通はしなかったな、」
S「か、貫通はッ…?」
Y「なーにビビってんだよ〜、平気だったんだからいいだろ〜?」
S「そういう問題じゃないの〜!」
泣きじゃくる千トに俺は頭をポンポンとした
Y「とりあえず、部屋片付けて帰るぞ〜」
S「…うんっ…」
夢を見た、
なんだか懐かしい夢、
目の前には血の海が広がっていた。
男の人が必死に私に助けを求めているが、後ろにいる小さな男の子に背中を刺され、その場に倒れてしまった。
不思議と怖さは全くなかった。
その時、小さな男の子が楽しそうに私に話しかけてきた
Y(幼)「なぁ〜‘兄貴‘ももっと楽しめよ〜」
兄貴、?最初は分からなかったが私は小さな男の子の兄だということがわかった。
その小さな男の子は男の人の上に乗り、ナイフであちこちを刺しまくっていた。
Y(幼)「ナイフかしてやるから、好きなところ刺せ、」
私はそれを持ち、男の人の腕を少しづつ刺していった。
自分の顔や服に相手の血が飛びつくが、構わず、ずっと刺し続けた。
なぜこんなことをしているかは自分でも分からなかった。
その時、小さな男の子に
Y(幼)「兄貴〜場所変わろうぜ〜」
そう言われたので私は場所を変わった。
よく見ると、この男の人はまだ息をしていることがわかった、
早く✖︎して苦しいのを終わらせてあげよう、そう思い私は彼の心臓目掛けナイフを振り下ろした
そこで、目は覚めた、
M「はっ…!?」
Y「ようやく起きたか〜兄貴、」
M「ゆ、左手…?」
Y「お、今回はちゃんとした兄貴だな?」
M「…左手…その傷って…」
Y「…まー気にすんな、」
M「…(またですか…)すみません…」
Y「気にすんなってば〜 ていうか、兄貴悪夢でも見たのか?汗すごいぞ?」
M「…小さい頃の夢を見ていまして」
Y「あーね?」
M「…(夢と現実の区別がつかなくなってきた…)」
Y「とりあえず、風呂でも入ってきたらどうだ?」
M「…そうします、」
Y「…(今は普通の兄貴なんだよな〜後でまた自分がどうなってたか、教えてやらねーとな)」
M「せ、千ト?」
S「うわぁぁん右手くん〜!!良かったぁ〜…!」
Y「千トったら〜相変わらず心配性だな〜」
S「ゆ、左手くんだって、!」
M「…ご迷惑をおかけしすみません、」
S「てか右手くん汗だくじゃん…!」
M「えぇ、なので今からお風呂に入ろうかと、」
S「そ、そっか、行ってらっしゃい…!」
兄貴は風呂場へと向かった、
Y「…(どうやったら、治せんだか、)」
頭をかきながら、ぼんやりと考えた俺だった。
第7話 危険な取引…?
M「ふぅ…(スッキリしました…)…おや?千トは?」
Y「さぁーな、気づいたらいなくなってたぜ?」
M「……左手、何か隠しているでしょう?」
こういう時、兄貴は勘が鋭いよな〜、
Y「まーまー気にすんなって…!?」
次の瞬間、俺の腹に兄貴の拳が飛んできた、
M「正直に言いなさい、左手、」
少しづつ力が強くなっていった、
Y「いだだだっ…!ちょ、兄貴ッ…ギブ!!(わざと怪我してるとこを…!)」
M「…で?千トはどこに?」
Y「……ヴィオレッタのとこに行ったよ…」
M「…は?」
Y「あそこ、売れるものだったらなんでも売るだろう?だから、千トが話聞きにいk、」
M「なぜ一人で行かせたのですか!?」
ここまで感情を出す兄貴を見るのは初めてだった。
Y「…お、俺も最初は行くって言ったよ…だけど千トが聞かなくてよ…」
M「はぁ…今すぐ行きますy……っ…!」
咄嗟に兄貴を俺は全身で受け止める、
Y「兄貴!…大丈夫か…!?」
M「あ‘っ…ぐっ…う“ぁぁっ…!!」
Y「ちっ…(記憶の暴走でもしてるのか…!?)」
兄貴に申し訳ないと思いながらも俺は首打ちをした
M「がはっ…ぁ‘……」
全身の力が抜けた兄貴を俺は咄嗟に全身で受け止める
Y「……(顔色が悪りぃ…寝室に寝かせとくか…)」
寝室に連れていき、兄貴をベットに寝かせた
Y「ふぅ…(マジで…兄貴✖︎ぬなよ…?)」
俺はヘルメットを被り、事務所を出た
〜ヴィオレッタの事務所〜
MS「お前が記録者を連れてこないとはな、」
S「……」
MS「何か訳ありだな、話してみろ、」
S「……記憶の暴走を止める薬って、あったりしますか?」
MS「……それって、あいつ(右手)に使うやつか?」
S「……!」
MS「図星みたいだな、だが残念だがそのような薬はない、諦めるんだn、」
S「なぜ嘘をつくのですか?」
MS「ちっ……本当にめんどくさいやつだ…」
S「……僕は真剣です、仲間の命が危うい状態なんです」
MS「ほう、ただの梟かと思っていたが…中々やるみたいだな、」
S「……教えてください、どこにあるんですか?」
MS「教えてやってもいいが、一つ条件がある、」
S「…なんですか?」
MS「この件が終わったら、私たちとの関係を切ってもらう、」
S「!?」
MS「いい加減、梟どもに付き合うのも疲れたんだ、」
S「……(ど、どうしよう…せっかく仲良くしてた人なのに…)」
Y「いやぁ、それは困るなぁ、」
MS S「!?」
S「ゆ、左手くん!?」
MS「…お前、どうやって中に入ったんだ?」
Y「あんたなら言わなくてもわかるだろ〜?後、もう少し‘アレ‘強化させたほうがいいぜ〜?」
MS「……(そういえば、こいつはプログラミングの秀才…だったか?)」
S「もう!左手くん、なんで来ちゃうのさ!!」
Y「へーへー、まぁ落ち着けよ千ト、」
MS「…それで、なぜ困るんだ?」
Y「兄貴がせっかく手に入れた関係を壊すわけにはいかねーんだよ、」
MS「……はぁ、」
S「ぼ、僕からもお願いします…!」
MS「……仕方ないな、」
Y「そりゃよかった、」
俺はニコッと笑った
MS「……危険だが、いいのか?」
S「……それで、右手くんが助かるなら…!」
MS「……今から取ってくる、待ってろ」
S「……はぁーっ…」
安心したせいか、僕はヘナヘナっと座り込んでしまった。
Y「おい千ト、大丈夫か…?」
S「う、うん…でも読心使っちゃったから…事務所で寝るとするよ…」
Y「それがいい、(ま、兄貴起きたら千ト怒られるだろうがな…)千ト、覚悟しとけ、」
S「え、?」
ニマニマと笑う左手くんを問い詰めたが、教えてくれなかった…
第8話 残酷な記憶
MS「これだ、」
シュロが持ってきたのは頭にすっぽりはまりそうな装置だった、
Y「…なー、これただの装置じゃねぇの?」
MS「さぁな、私もよくわからん、」
S「…これ、説明書みたいなものは?」
MS「その中に入っていないのか?」
S「ないですね…左手くん、」
Y「もう見つけた、えーと何々?相手の頭に同じものを被せ、相手の中の記憶に入れるぅ?」
MS「ふっ…想像していたよりも面白いものだったな、」
Y「ちょーど三つあるってことは、俺と千トで兄貴の記憶の中に入れるってわけか、」
MS「偶然だな、よかったな探偵」
S「な、何がですか…」
MS「まぁいい、とりあえず試してみたらどうだ?…まぁ読心を使った探偵は一度寝てからの方が良さそうだがな、」
S「はい…そうします、」
Y「サンキューなシュロー、終わったら報告しにくるわ、」
MS「あぁ、楽しみにしているぞ、」
事務所
Y「……(千トは帰ってきた途端寝ちまうし…兄貴はいまだに目覚めないまま…)あーあ、暇だな…」
あ、そっか、俺が兄貴の記憶の中入りゃいいんだ。
Y「早速試してみっか…♪」
兄貴の頭にそっと装置を取り付ける
Y「…さて、と(眠ればいいのか…)」
Y「ん……あれ、(ここ、どこだ…?)千ト〜、兄貴〜?」
周りを見渡すが、気配を感じない
Y「あ、そっか…俺、兄貴の記憶のなか入ったんだった、」
少し歩くと、声が聞こえた
⁇「ったく……なんでいっつもお前は…!」
??「っ…!痛いよっ…!“父さん“…!」
父「気安く父さんと呼ぶなと言ってるだろうが!!」
Y「…!!(あれ…親父か…?てか…そこにいるのって…兄貴、!?)」
M「うぐっ…!」
親父に殴られた兄貴はその場に蹲って動かなくなった
Y「てめぇ…!兄貴に何してんd…!?」
兄貴を助けようと親父に走るが、なぜか体がすり抜けてしまった
父「ちっ…この部屋で大人しくしてろ!」
そう言い放つと、畳の部屋に兄貴を放り投げ鍵をかけた
Y「は、はぁ!?(くそっ…何がどうなってやがる…!)」
疑問と怒りが混合し、俺は頭がおかしくなりそうだった
Y「…(兄貴は…親父に✖︎られていたのか…?俺のいないところで…)」
いつの間にか兄貴と親父は消え、今度は別の光景が広がった
Y「!?」
そこには顔が血まみれの兄貴と、心臓をナイフで突かれ✖︎んでいる親父がいた
その横には、俺もいた。
Y「……そうだ、(最期のトドメは兄貴がしたんだったな)」
俺はその時、気分が高揚しててあまり記憶がないため、兄貴がどんな顔をしているかはわからなかった。
M「……ふふっ、これで…何もかも終わった…次は…左手、………番です、」
何かを言うと、兄貴はナイフを抜き俺のほうに向かい走ってきた、俺を刺し✖︎すかのように
Y「……は…?」
その時、ドアが勢いよく開き「君たち大丈夫か!?」と言う声が聞こえた
びっくりした兄貴は咄嗟に親父の胸にナイフを突き刺し、声のする方へと駆けていった
小さい頃の俺と兄貴と血まみれの現場は消えていた
俺はその場に座り込んでしまった
実の兄が自分を刺し✖︎そうとしたのだから
Y「あ…ぁぁっ…、」
俺はそのまま意識を失った、
S「…でくん…!!んでくん!」
Y「っあ……!?」
S「…!!良かった…!左手くん…!目が覚めて…!」
Y「……千…ト?」
S「もう…!1人でやらないでよね…!顔色すっごく悪いし…うなされてたし…!」
Y「……わりー…迷惑かけて…」
S「…なんかあった…?」
心配そうにこちらを見つめる千トに俺はぽつりと呟いた
Y「……千トは、これやらない方がいい、」
S「え…?」
俺はそう言い、腰についてるレッグホルスターからナイフを取り出す
S「ゆ、左手くん…!?」
Y「……わりぃな、千ト…さっきので嫌なもん見ちまったからよ、」
俺は兄貴の上をまたぐ、
Y「…兄貴…いや…右手さんよ…」
S「左手くん!やめて!」
Y「今まで、ありがとな……」
俺はナイフを兄貴に目掛け振り下ろした………
第9話 Happy end
Y「またな…右手さんよ…」
S「左手くん!やめて!!!」
左手くんがナイフを大きく振り上げた…もう間に合わない…、その時だった、
M「左手……何をしているのですか…?」
Y「!?」
振りかざしていた手が止まる、
M「はぁ……全く…疲れましたよ…」
よく見ると額には汗が沢山流れている
S「め…右手…くん…?」
M「千ト……少し左手と2人きりにならせてもらっても…?」
S「う…うん…わかった、」
M「…さて、左手…なぜこんなことを?」
Y「…っ…」
M「……人の記憶に勝手に入って…久しぶりに激しい怒りを覚えましたよ…」
Y「…兄貴…」
M「……あの時の自分は幼く、なぜ私だけが✖︎られ蹴られしなくてはならないのか…正直意味がわかりませんでした…」
Y「………」
M「だから、父を✖︎せた時は全てが終わって気持ちが良かったです…ですが…」
Y「…?」
M「同時に、左手に対して殺意が芽生えました…」
Y「っ…!!」
俺はナイフの持つ力を強くする
M「ですが…一緒に過ごしていくうちに、もうどうでも良くなってしまいました…」
Y「…はぁ?」
M「こんなことをしても無駄だと、後から一緒に過ごしてきてわかったんですよ、」
Y「……いつだって2人になれたんだし、そんときに✖︎せばよかったじゃねぇか…!」
M「左手……」
Y「俺にあんな最悪なもの見せやがって…!」
M「……」
Y「なら、最初からそうしてくれりゃ……!?」
兄貴は俺の持ってたナイフを首元に近づけ自分の首を切った、
M「っ……!」
Y「兄貴っ…!!何してんだ!!」
M「……ふふっ…せめてもの、罪滅ぼし…です、よ…」
Y「兄貴!しっかりしろ!」
M「助ける、か…助けな…いか、は…貴方しだい…で、す…」
そういい、兄貴はゆっくりと目を閉じた
Y「…兄貴っ!!おい千ト!医者呼べ!速く!」
S「っ…!わかった…!」
Y「くそっ…!(何してんだバカ兄貴がっ…!)」
??
M「……ここは…?」
色とりどりの花、一本の橋、そうここは“三途の川“だったのだ
M「はぁ……(あの橋を渡れば…)」
??「右手…久しいなぁ、」
M「…!?……父上…なぜここに…」
父「なんでって、ここは三途の川だからだよ…お前、左手に首切られたんだって?」
M「…正確には自分でしたことですけどね、」
父「はっ…まさかこんなに早く会えるとはな、」
M「…私はまだそちらにいくとは言ってないですが?」
父「そうなのか?残念だ…」
M「…は?」
父「俺、また色々としくじっちゃってよお〜相手する人がいなくて困ってたんだ…」
M「…相変わらずクソみたいな考えをお持ちのようで…」
父「親に対する口調がそれか〜?」
M「…貴方のせいで…左手に悲しい思いをさせたんですよ!!」
父「…あぁん?」
M「…貴方が私たちに虐待をしなければ…左手に殺意なども向かなかった…」
父「…だからなんだぁ?お前が勝手に左手を守ってただけだろう?」
M「…」
父「“左手をこれ以上傷つけるのはやめてほしい“…そう言ったのはお前だろ?」
M「……(そういえば…そんなことを…)」
父「もう言う言葉も無くなったかw」
M「貴方には、心というものがないのですね、」
父「…は?」
M「…私は心を入れ替えてあの日からずっと生きてきました、ですが……貴方は何も変わっていない…」
父「お前…!」
M「どうせ、私が✖︎ぬ選択をしたら私をこき扱うつもりだったんでしょう?あいにく、私はまだやることがあるので、」
父「あ…おいこら!待て右手!!」
M「最期に会えてよかったです…さようなら、」
意識が遠のいていき目の前が真っ暗になった
病室
M「……(ここ…は、)」
S Y「右手くん!\兄貴!」
M「……千…ト?…左手…、」
S「あぁ…!よかった…!」
Y「…ったく…バカ兄貴が…」
千トが泣く姿は普通だが、左手が泣く姿は初めて見た
S「……僕っ…!先生に報告しにいくね…!」
千トは空気を読むかのように走り去っていった…
Y「…兄貴っ…悪かった…!俺…兄貴のこと…✖︎そうと…!」
M「……それは…私も、おな、じ…ですよ…左手、」
Y「俺…兄貴がいなきゃ…っ…!」
M「…おやおや…左手らしく、ないですね……手、ずっと繋いでて…くれたのですか…?」
Y「……わりぃ…」
M「…いえ…懐かしいです…ね、小さい頃…よく繋ぎまし…た、」
Y「…兄貴?」
M「すみませ…もう少し、ねて、も…?」
Y「……おう、」
ゆっくりと目を閉じ、その後兄貴は1週間眠り続けた……
病室
Y「やっほ〜兄貴、調子どう?」
M「…かなり良くなっていますけど…左手、もう少し声を抑えなさい、」
Y「はいはい、」
M「…おや、今日は千トはいないのですね、」
Y「児童養護施設のボランティアで今日はいねーよ、」
M「そうですか、ならちょうどいい、」
Y「…?」
M「父上に会ってきました、」
Y「…は?」
M「三途の川に行ったんですよ、私」
Y「……兄貴、大丈夫か?」
M「えぇ、」
Y「……んで?どーだった?」
M「…相変わらずクソ野郎でした、」
Y「ふはっ、あいつあっちの世界でも暴れ回ってるってか、」
M「そうみたいですね…はぁ、あんなのが親だと恥ずかしいですね…」
Y「どーかん、俺もそう思うぜ」
M「…私たちがあちらへいく頃はいなくなってるといいですね、」
Y「……そーだな、あ、そういや兄貴、暴走、しなくなったか?」
M「……そういえばここ最近、頭痛も記憶の暴走もしなくなりましたね、」
Y「そりゃあよかった、」
M「…ほんと、千トと左手には迷惑をかけました、」
Y「まぁ、迷惑だったな、ようやく…腹の傷も癒えてきたし、」
M「……」
Y「でも、俺も千トも思ってることは一緒だぜ?」
M「……?」
Y「生きててくれてありがとな、兄貴」
M「……ふふっ、それは貴方たち2人にも言えることですよ?」
Y「そうだな、」
ガラガラっと扉が開く、
S「あ、右手くん!体の調子はどう?」
M「千ト?養護施設のボランティアでは…?」
S「意外と早く終わっちゃって…そうだ、りんご買ってきたんだ!左手くん切ってあげて?」
Y「おいおい、面倒ごと押し付けんなよ〜…はぁ、兄貴食うか?」
M「えぇ、ぜひ頂きましょう、」
S「僕も!!」
Y「お前らなぁ……」
S「ふふっ、これでこそ、ナイトアウルだね!!」
M Y「そうですね\そうだな…」
一週間後、再び“ナイトアウル“は事件の解決をしていくのであった………
第10話 Bad end
Y「……ふはっ…」
俺の持ったナイフは兄貴の心臓に突き刺さり、たくさんの血が溢れた。
S「あ…ぁぁぁぁっ…!」
Y「……千ト、」
S「ゆ…左手くっ…!何しt………!?」
俺は気が狂ったのか千トのことまで刺してしまった。
S「……ど、う…して……」
Y「………あーあ、…(2人も✖︎しちまった…)」
目の前は血で真っ赤になっていた
Y「……もう少し、トドメを刺さないとな…」
兄貴の心臓を何回も何回も刺し続け、千トの喉を刺し続けた
近くに行き、息の根が止まっていることを確認した
Y「……これで、“ナイトアウル“は解散だな…」
俺は自分の心臓を刺し、そのまま目覚めることはなかった……
三途の川
Y「………(ここ、どこだ?)」
M「左手…?」
Y「……兄貴?」
M「なぜ…ここに?」
Y「……さぁな、」
M「…どうやら、あちら側が天国、こちら側が地獄のようですね、」
Y「……ふーん」
M「……左手?」
Y「兄貴はあっちに行け、」
M「……は?」
Y「俺は2人、人を✖︎したんだ天国になんか行けねぇ、」
M「……」
Y「じゃあな、兄貴、」
俺は地獄の方へと足を進める
その時だった、
M「左手は……小さな頃に約束したこと…覚えていないんですか…?」
よく見ると、兄貴の目には涙が溜まっている
Y「…あ、兄貴?」
M「“地獄に堕ちるなら2人揃って、天国に登るなら別々に“と…!」
Y「……!(そういえばそんなこと…)」
M「左手が地獄に行くなら私も地獄に行きます…左手を止められなかった私自身にも責任があります…」
Y「…兄貴…」
M「それに…あの記憶の中で私が左手を✖︎そうとしたことも事実です…」
Y「……」
M「今は違いますけどね…?時が経つにつれそんな感情は消えていきました…」
Y「……俺を、許してくれるのか…?」
M「…えぇ、世界にたった1人の弟ですし…これでお互い様です…」
その瞬間、俺の目から何かが流れ出てきた
Y「ふはっ……ほんと…兄貴って真面目だな…」
M「左手が不真面目すぎるだけです……」
Y「…さーて、行きますか、」
M「…えぇ、」
Y「……そういや、千トは?」
M「今頃、天国で楽しんでいるでしょう…私たちを待ちながら…」
Y「…なんかわりーな…」
M「ふふ、そうですね」
俺たちは地獄の方へ向かっていった……
天国
S「……(右手くん左手くん…いつ来るんだろう…)」
僕は2人が来るのを待っている
S「……あ…(もしかして…2人とも地獄に…?)」
左手くんに刺されるとは思わなかったけど…
S「ふふ…2人とも…一緒になれてよかったね…」
寂しいけど…仕方ないよね
S「ねぇ、天使様、」
「どうかしましたか?千トさん、」
S「地獄にいる大切な友達2人に手紙を渡したいんだけど…いいかな?」
「かしこまりました…便箋を取ってくるので少々お待ちください」
S「ありがとう、」
住む場所は違うけど、お互いに幸せになれたらいいなぁ
そう思う、僕だった…
後日、3人の死体が発見されたが、皆微笑んでいたという……