15歳のアイドルライフ ‐novel ver-

【Angel Planter】

＠楽屋

今はエンプラの皆で、ドーム公演について話し合ってる。

百々子「初めてのドームだし、最初ぐらいはしっかり決めたいって思う」

杏菜「確かに。前回の実質デビューライブの時は色々やばかったよね」

楓「覚えてる。あの時、猫春が余裕かまして、負けたやつでしょ？あれで勝ったからって、調子には乗れないね」

百々子「そこ！もし次、また猫春が邪魔に入ってこないために、色々と対策しないと」

結愛菜「そんな事、皆分かってるよw」

乃々巴「でもさ、猫春はまだ活動制限されてるんじゃなかった？だとしたらさ、邪魔も何も無くない？」

結愛菜「あ、ほんとだ。忘れてた」

要「今頃、猫春は何してるんだろ」

要の疑問の答えは、意外と近くにあった。

百々子「私、この前猫春の菅中真綾に偶然会ったのよね。その時、猫春の他のメンバーはどうしたのか聞いたら、真綾は『皆バイトに行ってる』って言ってた」

杏菜「つまり、猫春がバイトで稼いでる隙に、あたし達はいっぱいアイドル活動して、散々バカにしてきた猫春を見返そうって作戦か…」

百々子「それ、私が今から言おうとしてた！」

楓「そうと決まれば、またいつもの円陣で気合いいれますかっ！」

要「私達はー？」

「Angel Planter！！」

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第１話終わり