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月ちゃん…私の所だったら偽る必要は無いよ?((は? だから私と居るか♡♡((キモ まぁ、無理すんなよォ!w((何笑ってんねん Uru師匠Love💗もう、どうやったらそんな神作品出せるの?控えめに言って天才じゃね?えぐ もう、一生推します♡♡((
自分のせいで誰かを傷つけてしまうかもしれないと思ったら、月ちゃんの気持ちがわかる............
あれ、真一郎くんが帰ってきたということは、
「もうこんな時間…!」
「18時じゃん」
「薙、私この後塾だから先帰るよ」
「んー!」
「薙も早く帰るんだよ!」
「分かってるよ〜」
ホントに分かってるかなぁ…。
「じゃあ、お邪魔しました。」
「またね月ちゃん!」
「月ばいばーい!!」
「イザナ送ってやれば?」
「は?」
「全然大丈夫ですよ。走ったらすぐなんで」
「雨止んだの?」
「まだ降ってた」
「…分かった。」
「んじゃ月ちゃん気をつけてね」
「あ、はい」
また黒川くんに傘入れてもらってしまった。
「ごめんね、黒川くん。ありがとう」
「別に」
相変わらず、素っ気ない返事だなぁ
「ありがとう」
「ん。じゃあな」
「ばいばい」
塾が終わり、帰る頃には雨は止んでいた。
「よかった」
月明かりが綺麗に見える。
たまには、歩いてくるのも良いな
そう思いながら家に向かった。
「ただいま」
「おかえりお姉ちゃん」
「おかえり。お風呂空いてるよ」
「分かった」
家でも、外でも、偽の私がいる。なんでだろう
家なのに。家族なのに。
「…ホントの私ってどんなだったけなぁ、」
笑おうとして、相手を傷つけないようにして、そんな事してたからかな。
「はぁ……今更、無理じゃん。」
「おやすみ」
「おやすみ」
私の気が抜けるところは何処だろう。
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