マネ「○○さん、2曲目、誰にしますか?」
「ん〜、、―――。」
マネ「了解です」
「よしっ!!」
大「○○大丈夫そう?」
「うん!」
丈「無理はせんこと!!」
和「そうよ?ダンスは手を抜く!」
「えぇ、、」
謙「大丈夫!○○は抜いても綺麗やから!」
「うん、、」
流「テンション上げてこー!!」
大「おー!!」
恭平Side
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
「なにわ男子でーす!これから皆さんをなにわ男子の世界にご案内します!」
2曲目が始まり、○○の決めゼリフが。
誰のとこ行くんやろ。
そう思ってると、こっちに近づく○○。
「大好きだよっ」
そう言って至近距離で投げキッスをもらう。
キャー!
なにふぁむが歓声を上げる。破壊力やば、
曲は止まることなく流れるんやけど、ニヤニヤが抑えられんくて。
ふと横を見ると、メンバーもこっち見てニヤニヤ。w
謙「○○行くでー!」
「はーい!」
今日の場内アナウンスは、謙杜と○○。
謙🎤「さぁさぁ!北海道〜!盛り上がってますか!」
イェーイ!
🎤「いいねいいね〜!」
謙🎤「僕たちも海鮮丼パワーで頑張りまーす!!」
大「行ってきます!」
流「アイドルなってきまーす!」
「もうアイドルだよw」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
「はぁ、、いいなぁ、、私もユニットしたかった、、」
そう小さくつぶやく○○。
ちょうど○○が活動休止しているときに決めたユニット。最悪の事態も考えられた為、○○は外されていた。
和「んー?○○何か言ったー?」
「ん?何も言ってないよ?」
居てもたってもいられなくて、○○の手を握る。
「??どしたの?」
『何も。』
謙「あ、流星くんの、来るで」
流「だーいすきだよ」
キャー!!
「りゅちぇ可愛い〜♡」
駿「あれはヤバイよなぁ〜」
丈「行ってくるわ」
和「これさ、○○スクリーンに映るんよな?」
「そうそう。撮影したやつ。」
謙「どんな感じの〜?」
「んー、見てないから分かんないー」
『あ。』
「エモい。」
大「記憶を覗いとる感じやな」
和「はっきり映してるんやなくてちょっとぼかしてるんがええよな」
流「この写真欲しいー、」
謙「あれ、丈くんどこ見てるんw」
「スクリーンに向かって歌ってる、?w」
和「○○、もう一度会いたいって言われてるでw」
「これ撮られてるのに、、w」
謙「行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
『あ、スタッフさん』
女ス「はい」
『―――』
女ス「わかりました」
大「おかえり〜」
駿「帰りました」
丈「いやー、ペンライト感動やったわ」
流「めっちゃ綺麗やったな〜」
女ス「○○さん」
「?はい」
女ス「これを。」
「え、何で、?」
女ス「高橋さんがさっき、『○○が体調悪そうなんで、部屋の机にある薬を持ってきてやってください』って。」
「すみません、ありがとうございます、」
丈「ありがとうございます!」
女ス「いえ。」
大「恭平凄いな」
流「気づかんかった、」
大「もうそろそろ準備しよ」
謙「帰りましたー!」
和「もう行くでーw」
謙「待って!1口飲む!!w」
「謙杜。」
謙「ん?」
「明日でもいいかな。選ぶの。」
謙「了解。」
「マネージャー。」
マネ「はい」
「やっちゃっていい?」
マネ「はぁ、、お好きにどうぞ。カメラさんには伝えときます」
「ありがと」
恭平Side
MC前の最後の曲。○○の魅せの曲といってもいい。黒系統の衣装で、いつもの可愛い○○とは違って大人っぽくて、色気がある。
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
さすが○○。力を抜いてのダンスでも、綺麗に踊れとる。綺麗で、神秘的で。○○が遠い存在に感じられる。
最後。スポットライトを浴びながら○○は、謙杜のところに。
行ってない。え?
俺の前に来て差し出している手を取る○○。
キャー!
困惑しながらも振り通りに甲にキス。
立ち上がって、キス、
と思ったら、人差し指で○○に止められる。
え?
「恭平、大好き。」
チュッ
キャー!!
今日1、ってくらいの歓声に包まれて、会場が明るくなる。
突然のことに頭はパニック。
『は?え?』
なに?え?どういうこと?
大「待って待って!!ヤバすぎん!?w」
丈「なにふぁむもキャー!ってなったけど、俺らもキャーやからな?ww」
和「ほんまよな!!w」
流「予定ではねー?謙杜のところに行くはずだったんですけど、、何があったん?w」
「直前に謙杜に言って、恭平に変更してもらいました〜」
駿「セリフ、アドリブ?」
大「あと自分からキスしに行ってたやん!!」
「したいな〜って思ったから」
キャー!
和「○○、自分が今何言っとるか分かっとる?w」
「??」
謙「あ、分かってないっぽい。w」
丈「ありがとうの意味も込めて恭平に変更したってこと?」
「うん」
丈「なるほどな」
流「あ〜。」
和「どゆこと?」
流「さっき、ユニット曲で、恭平が出る前に、恭平だけが○○の変化に気づいて、行動してくれたんよな」
流「それでってこと。」
「そういうこと〜」
和「何ならほっぺやなくて口でも、、」
「それは恥ずかしい」
大「それはハードル高いわw」
謙「○○からのキス、どうでした?w」
『いや、○○からって、初めてやからさ、、』
『可愛かった』
キャー!!
大「いやー、、きょへ○○デーやなぁ」
流「皆さん今日の○○のインスタ見ましたー?」
ミター!
「え??インスタ?」
駿「本人が知らんのよな。w」
大「まぁ、この後見てくださいw」
丈「マネージャーさんは逃げてください。w」
「どゆこと?w」
大「えー、お時間となりましたのでお着替えタイムに入らせていただきます!w」
和「締まらんなぁw」
大「えー、なにわ男子ではですね、ジャンケンで決める方式を取らせてもらってるので、ジャンケンで決めますね。」
大「あ、でも今年はみっちーと○○はセットなんですよね?」
「そうなんです。ちょっと色々あって。」
謙「色々ではないやろw」
駿「こちらの都合で。すみません」
「練習しときます。」
流「はい、じゃあ皆んな手出して〜」
和「最初はグー、ジャンケン、、」
謙「お、3人や」
大「行ってきまーす」
「行ってらっしゃ〜い」
「あ、今さ、謙杜の腹筋すごい!みたいになってるじゃん」
謙「あ〜、そうやな」
駿「頑張ってたもんなぁ」
「私も協力しました」
謙「そうですね、協力してもらいました。w」
「私を乗せて腕立て伏せしてました。」
謙「初めね、断られたんですよ。やけどお願い!!って言い続けてたら渋々。」
謙「でも途中から自分で乗ってくるようになりましたね。w」
駿「○○がベタベタしすぎて恭平が気が気じゃなかったっぽかったけどな。w」
謙「そうそう、あの、慣れてくるとね、座ってるだけじゃ物足りなくなったのか寝転んでました。」
「だって謙杜の背中暖かかったんだもん」
駿「イチャイチャしてました。w」
謙「今年の衣装、結構新しいよな」
「ね!大人っぽい。」
駿「○○が大人っぽく見える。」
「いつもは子供っぽいって言いたいの?」
駿「や、いつもは可愛ええ感じってこと!」
「ふーん?」
謙「でもさ、これもちょいセクシーやけど、もっとセクシーな衣装ありますからねw」
駿「やな。w」
「確かに。」
謙「一言で言うと、布が少ない。w」
駿「それに限る。ww」
「ぎりぎりを攻めてます。w」
謙「放送事故が起きませんようにって感じw」
「やめて。w」
駿「ww 全力で守る!って言ってる人達が居ますけれどもw」
「お願いします。w」
「でも皆んなもカッコイイよね〜」
駿「今回は、基本モノトーンって感じよな」
謙「そうそう。」
「みっちーとか、めっちゃかっこいいです。」
駿「ありがとう」
謙「うわー!ニヤニヤしてるー!」
駿「うるさい」
謙「そうそう!!皆さん聞いてください!!」
「なにー?」
謙「みっちー、メンバーで唯一、○○を可愛がってないとか、可愛がってないことはないけど、クールな感じやったやないですか」
駿「クールではないけどな?w」
謙「でもこの前、○○担ってことが判明したんですよ!!」
「え?w」
謙「俺ら、○○の動画とか写真とか共有してるんですけど、みっちーが持ってる○○の写真、共有してくれないんですよw」
謙「しかも結構な量なのw」
「あー、たまに自撮りしてる」
謙「そう!!それを独り占めしてるんです!」
謙「あと、○○は寝とったから知らんけど、○○膝枕しながら、大好き発言してました」
「どゆこと??」
謙「僕がね?みっちーって意外と○○のこと好きよなって言ったんですよ!そしたら、普通に大好きよ?って返してきたんですよ!」
駿「うん。大好きよ?」
キャー!!
謙「俺らと同じくらいの熱量やったんですよ!よく今まで隠せとったよな。」
「そうなの?」
駿「うん。大好きやで」
キャー!!
「…なんか照れる」
謙「かわいっ」
謙「○○好き!」
「ありがと。」
謙「え!!?何で照れてくれんの!?」
「みっちーは面と向かって好きって言われるの滅多にないもん」
駿「やった〜w」
丈「ちょいちょいみっちー。膝枕聞いてないで??」
駿「あ、じゃあ俺らも行こっか」
和「逃げたw」
流「というか、みっちー、顔に出そうなのにな」
大「確かに」
〜裏〜
駿「じゃあ○○先着替えて。」
「はーい」
「みっちーまだー?」
駿「待ってもうちょい」
謙「まだ大丈夫やって!w」
駿「ん。おっけ。」
駿「いくで?」
「お願いします」
「待って待って。」
駿「何やねんw」
「10秒!!覚悟決める!」
謙「絶対みっちー待ってる間、10秒あったやんw」
「ん、いいよ、」
駿「ん、入った」
「よしっ!行こ〜」
「お待たせしました〜」
謙「カメラさん、○○アップにしてー」
「初のカラコンに挑戦してみました〜」
和「みっちーと同じシルバーで」
駿「カッコイイですよね〜」
流「でも良かった、ちゃんと来たな〜w」
「どういうこと?」
大「いやさ、時間取るんやないんかな〜って話してたんよな!」
「家でも練習してたもん」
謙「でも、10秒待って!って言ってました」
丈「全然慣れてないやんw」
「怖いものは怖い。」
『でも綺麗やで』
キャー!!
「ありがと」
和「今日歓声多いなぁ。w」
大「恭平と○○が暴走してんのよw」
「暴走してない!w」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
初日の北海道公演が終わった。
○○Side
『はぁ、、疲れた、w』
「ね。w」
『あれ、他の人は?』
「シャワーとか、着替えとか、ケータリング室行ってる」
『ふーん』
「恭平ありがとね」
『ん〜?何が?』
「色々。」
『どーいたしまして?』
『あ、そういや○○、』
「??」
『恭くん呼びしてた』
「え?いつ?」
『お昼寝1回起きた時。』
「覚えてない」
『やろうな。皆んな騒いでたわ』
「皆んなの前で言ったことないかも」
『2人きりで甘える時にしか使わんもん』
「恥ずかし、」
『可愛かったで』
「うん」
『照れとるw』
「照れてない」
『な。着替えいつ?』
「ん〜、みっちーにカラコン外してもらってからにしよっかな。」
『俺が外してあげよっか』
「だめ。w」
『何で?w』
「ちゅーしてくるもんw」
そうなんです。カラコンの練習で家に持って帰った時、みっちーと予定が合わなくて。
恭平に外してもらうってなったんだけど、キスしてきたのね。だからダメです。w
『だって可愛ええんやもん』
「みっちーが帰ってくるまで待ってる」
『あわよくば、ちゅーしたい』
「…そっちが目的?w」
『な、1回!1回信じてや!w』
「1回ね?w」
『ん。こっち来て』
「待って。無理だ、w」
『何で?w』
「かっこよ過ぎて、」
『ん?何て?聞こえんかった』
「とにかく!無理!!」
『なぁーんで!!』
「待って待って!!こっち来ないでー!」
『はぁ!!?』
待って、言葉選び失敗した、!恭平の対抗心に火を付けちゃったよ、!!
「ストーップ!!」
『何その手。』
「これ以上近づかれないように、っ!?」
手を掴まれてグイッと引かれる。
『はい、捕まえた〜』
『ん、こっち見て』
「無理」
『外さんとやろ?』
それもそうなのよね。。覚悟を決めて!!
「ん!」
ってバって上を見上げて、準備する。
『ええの?取るよ?』
「はやく。」
『ほんまにええの??』
「ねーえ、それいらない!」
チュッ
『やっぱ無理やわ、w』
肩に恭平の頭が乗っかる。
「もう恭平信じない。w」
『違う違う。これは違う。』
「何が違うの。w」
『よく考えたらさ、衣装着てない時でも耐えられんかったのに、衣装とメイクバチバチに決めた状態で我慢出来るわけないわ』
「まぁ、この方が好都合、かも」
『ん?』
「だって取るってなったら、ずっとこの恭平を見ないとじゃん」
『…この恭平、って?どの??』
それ、言わせる??わざとなの?
「この状態の?」
『衣装のってこと?』
「うん」
『これ系統○○好みやもんな?』
「…うん」
『嬉し』
そう言って照れ笑いする頃には私の心臓が限界で。
「ごめん、ちょっと1回離れよ」
『え。何で。』
「その、、カッコよすぎだから。」
『…え?』
「心臓もたない」
『何それ、、w』
『可愛すぎやろ、、w』
ガチャ
駿「○○〜」
「みっちー!行こ!!!」
ほんっとうにナイスタイミングで帰って来てくれた!!
駿「え?いや、ここでも、、」
「ううん!いいの!」
大「恭平着替えてき〜」
『はーい』
和「何でそんな不機嫌なんw」
『ハグできそうやったのに、』
大「え?」
『何でもないっす』
コメント
1件