in ホテル
大「○○体調どんな?」
「まぁ好調??」
和「これから悪くなるかもしらんからな。あんま無理せんようにね」
「うん!」
🚗
謙「今日、俺よな!」
「うん!」
「夜も??」
流「次みっちーいったら?」
「みっちーいい?」
駿「ええよ〜」
丈「着いた〜」
📞𓂃 𓈒𓏸
「電話だ、ごめん、出るね」
「先行ってて」
『せめて中入ろ』
流「やな。」
謙「荷物もらっとこか?」
「あ、お願い」
📞「ごめんね、にぃ、出るの遅くなって」
涼📞「いや。こっちこそごめんな。今どこにいるの?」
📞「今会場着いたとこ」
涼📞「そっか。」
📞「何かあった?」
涼📞「本当は今言いたくないんだけど、」
📞「うん?」
涼📞「…落ち着いて聞いてほしい」
にぃの、静かで真剣な声。ただ事では無い。
📞「うん」
涼📞「あのね、」
恭平Side
謙「お、おかえり〜」
「うん」
明らかに無理して笑ってる○○。異様な雰囲気が○○を纏う。
流「○○?どした、?」
「うん?何が?」
流「いや、何でもない」
「成功させようね」
そう呟く○○は、真剣そのものだった
和「なぁ、○○は?」
駿「ステージみたいです」
大「まだ踊ってるん?」
皆んなでステージで軽く確認した後、○○が自主練をすると言い、1人ステージに残してきた。それが30分前。
駿「朝ごはん食べんであんな動いて大丈夫なん、?」
『…ちょっといってくる』
ステージに上がると、まだ踊っている。
『なぁ○○。』
「なに?」
踊りながら返事をする○○。
『ご飯食べんの?』
「あんまり食欲ないから」
『そっか』
『でも身体休めた方がええんちゃう?』
「ううん大丈夫」
『、!』
『1回休も』
そう言って○○の腕を掴む。
「お願い。もっと上手くならないとダメなの」
『何をそんな焦ってるん』
「完璧にしたいの」
「ちゃんとしなきゃダメなの」
謙「あれ○○は?」
『…置いてきた』
丈「ご飯は?」
『食欲ないって。』
流「それだめやん、!」
『でも!』
『アイドルだった。○○は。』
大「どういうこと」
『ステージに上がる人の目をしてたんです』
絶対に成功させる。そういう目をしていた。
丈「…あと30分。30分したら止めに行く」
謙「○○10時のおやついる〜?」
「んーん、ありがと」
駿「○○の好きなココアあったで〜」
「くれるの?」
駿「もちろん!」
「ありがと」
受け取って飲むけど、それだけ。
いつもやったら、、
「ん〜!美味しい〜♡」
とか言うのに。
和「お昼皆んなで食べよ〜」
大「ほら○○も。」
「…うん」
朝から何も食べてない○○。
半ば無理やりに食べさせた。
和「いける?」
「いける」
「こんにちは〜!今から皆さんを」
ステージに上がると、普段の○○に見えた。
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
「大好きだよっ!」
謙「俺も〜!!」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
ユニットの時間。
昨日は、裏で見てた。けど。
「出番までには戻る」
そう言ってどこかに行ってしまった
何があったんやろ
ステージではいつもの○○。
昼公演は大成功で終わった。
着替えに行く途中、○○の話し声が聞こえる。
📞「うん大丈夫。」
📞「にぃは、そっちよろしくね」
山田くんと電話してるらしい。
📞「え?…うん。私は私のできることをするだけ。」
📞「また電話する」
「…盗み聞きですか?w」
『たまたまよ!』
「ほんとにー?w」
『ほんまやって!w』
よかった。いつもの○○。
「シャワー行ってくるね〜」
「あ、その後マネと話があるから、遅くなる」
和「りょーかいー」
大「いつもの○○やな」
丈「まぁちょっと元気はないような気もし無くはないけど。」
流「○○メイク〜」
「お願いします!」
「大好きだよっ!」
駿「ありがとっ!」
「みんなの近く、行ってもいい〜?」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
最後の挨拶。
「今日は私たちに会いに来てくださって、ありがとうございました!この衣装、どうでした〜?自分的には、普段着ないような衣装なので、着ることが出来て嬉しいんですけど、、ってそんなことはいいか、w」
「今日のなにわ男子、カッコよかったですか!」
「待って、話の切り替えがヘタだった、、w」
なにふぁむ「かっこよかったー!」
「あ、よかった、ありがとうございますw」
「今日の○○、綺麗でしたか!」
なにふぁむ「綺麗ー!」
「ありがとうございます!」
「今日は、本当にありがとうございました!とっても楽しかった。」
「今日は、星を見ながら、帰ってください!北海道の星、綺麗ですよ〜」
そう言ってスポットライトが謙杜へ。
最後、泣きそうだった、?何で?
隣を見ると○○の目から一筋光るものが。
スポットライトが当たってないとはいえ、ステージ上。でも次々に溢れてくるらしく、なにふぁむに背を向けて涙をぬぐう。
『大丈夫?』
ライト当たってないし大丈夫やろ、って、傍に行って声をかける。
「きょ、っへぇっ、」
なにふぁむに泣いてるの、見られたくないやろうから、なにふぁむに見えないように手で○○の顔を包み込む。反対の手で涙を拭ってあげる。
『どしたん〜。もう無理?』
「んーん、っ、いけるっ」
『いける?じゃあ頑張ろっか?』
「んっ、」
『裏行ったらギューしよ。』
「するっ、」
アンコール前の補給を約束して。
大丈夫かな、離されへんかも。w
そう思いながら。w
謙「本当にありがとうございました!」
やば!次俺やん!!
『ごめん、○○、もう戻るな』
「んっ、」
最後に頭ぽんぽんだけして、急いで立ち位置へ。スポットライトと同時くらいに戻る。
謙「ちょっとー。w」
『すみませーん、ちょっと隣の子が目にゴミが入ったって言ってて。取ってました。』
『や、嘘です。イチャついてました!すみませんっ!w』
なにふぁむに手振るんやけど、、
『○○、目赤、w』
「そんなに、?」
『抜かれるけど、多分バレる。』
「どーしよ、」
『任しといて』
『なぁ謙杜。』
謙「んー?」
『俺ら最後いくわ』
謙「おっけ〜」
○○Side
任せといてって言われたけど、、
手を振っているメンバーがステージ上の大きいスクリーンに次々に映しだされていく。
順番的に年上から並んで、って予定だったけど、恭平と私はそれを無視して1番最後。
今回のツアーは、最後の人がセリフを言ったらバってカーテンが下りる仕組み。
イヤモニから今誰が映し出されているか教えてくれる。
マネ「大西さん。」
「ねぇ、任せといてって、」
『ん?大丈夫やから。』
マネ「長尾さん」
くるよ、!?
えっ?
顎クイで恭平の方に向かせられる。
マネ「○○さん、、高橋さん」
『あんたは俺だけ見てたらええの。』
恭平の甘い声が響く。
キャー!!!
大「最後の何!?甘!!!」
和「特大爆弾落としてったなww」
駿「言い逃げやw」
めっちゃ言われてますけど。
『円盤ならんからええやろ?』
「え?」
『え?』
流「それ、昼やで?さっきのは候補入るよ?」
『え。』
「うん、、とりあえず着替えよっか。」
『はい』
丈「説教やww」
アンコールを終わらせたら。
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