僕とデッドプールは恋人同士。
今日は僕が課題をしたいって言ったら態々教えに来てくれたんだ。
デッドプールは結構な狂人だし殺人鬼だし
独り言は凄いし脳みそが性器。
でも…たまに見せる笑顔が全部プラマイゼロにしちゃう。
ま、惚気も十分にしたし課題をやらなきゃね…明日提出だし
「スパイディ〜」
「ねぇスパイディ〜」
「スパイディってばぁ〜」
「…あ、分かっちゃった♡」
「ピーティ♡」
「…ひぅっ?!」
「きゃぁぁ!ピーティえっち!♡俺ちゃん興奮してきちゃった!」
耳元で名前呼ばれるのは誰でも反応しちゃうよね?
ていうか、課題捗らない!
「捗らないからやめて!パンケーキ焼いといたから食べてきたら?!」
「!!ひゃっほ〜い!!!食べる!」
ドタドタと足音を鳴らしながら走っていった。
数時間経って、やっと課題が終わった頃にはすっかりウェイドは静かになってた。
「んんん〜…疲れたぁ…ウェイド〜?」
返事がない…
「ウェイド?居ないの?…ウェイド…?」
段々心配になって足が早くなる。
「ウェイド!!ってうわぁ?!?」
何かにつまづいて転んだ…?いてて
「…何してんの」
ウェイドがにんまりとした変な顔で横になってた。
「ピーティをローアングルで堪能したくて♡しかもつまづいて転んだからこんなに顔近いでしょ?♡」
確かに…今の状況は恥ずかしすぎる…
ウェイドの手から逃れるべく僕は暴れに暴れた。
「ちょ!ピーティ!こっち見て!」
ぐいっと顔を無理やり動かされる。
首がゴキリと嫌な音を立てた。
「恋人同士なのにどうしてそんなに嫌そうな顔するの…?」
ウェイドが寂しそうな顔をする。
僕はその顔が見てられなくてとっさに口から言葉が出た。
「嫌じゃない!は、恥ずかしいの!」
途端ウェイドがとても愛おしそうな顔をして
僕をとても強い力で抱きしめた。
「ピーティ…可愛いね!明日学校まで送って行くからいっぱいイチャイチャしようね♡今日は寝かせないよ?」
「ヒッ?!」
スパイダーセンスが警鐘を鳴らしている…
明日の朝起きれるかな…
翌朝、腰が痛すぎて学校を休む羽目になった。でもウェイドと沢山愛し合えたし、いいかな?
ほんと、あまい夜だったな
コメント
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