主要登場人物一覧
大石慶敬(23)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
豊島敦也(23)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
新屋智輝(23)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
甲賀彪馬(24)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
大野義也(30)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
日野悠矢(32)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 機動員
村島陽斗(28)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 操縦士
勝村有人(35)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班所属 操縦士
海野崇(40)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班副班長
浦渼祐輝(59)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊第1班班長
北海遼(38)…国家保安庁特殊空衛団特別作戦攻撃部隊長
河内慶六(49)…国家保安庁特殊空衛団長
睦月陸(46)…国家保安庁特殊空衛団管理官
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「聞こえなかったのか?手を上げろ。」
一人の矢田派隊員が怒鳴った。
「おいおい、長官派だぜ?俺ら。殺したらただでは済まされねーぞ。わかってんのか?」
達司が言うと矢田派隊員らが小刻みに震え出した。
「そんな事言ってられるのも今のうちだぞ?少なくともお前らの命は今日で終わりだ。何か言い残すことは?」
「くそが」
そう呟くと達司は空を見上げた。
「何か言い残すことはないか?」
矢田派の一人の隊員が言った。
すると中道が静かに矢田派隊員らの前に立った。
「殺すのは俺だけでいいだろ?こいつらは俺に言われて仕方なくここに来ただけだ。矢田を殺す予定を立てたのはこの俺だ。他の奴は何も関係ない。解放してやってくれ」
そう言うと中道はポケットからおもむろにポケットからナイフを取り出した。
「約束してくれ。こいつらには何も危害を与えるな。頼んだ」
そう言うと中道はそのままナイフを自分の腹部に刺した。
次の瞬間、中道の口と腹部から大量の血が次々と出てきた。
「おい、中道、おい」
達司はすぐに倒れた中道のもとに駆け寄った。
「達司、早く国保隊員採用試験を受けろ。お前は、俺が雇った非正規の国保職員だ。このままいけばお前は無職になる。早く試験を受けて正規職員になれ。」
そう言うと中道はポケットからお守りを出した。
「これを持っていろ。」
そう呟くと中道は、そのまま静かに目を瞑った。
数秒後
達司は静かに立ち上がった。
「これで終わりだ。」
そう言うと達司は着ていた隊服を脱ぎ捨てバキバキに割れた腹筋を見せた。
「何だよ、俺らとやる気か?おら」
そう言うと一人の隊員が笑いながら達司の胸ぐらを掴んだ。
次の瞬間、達司は胸ぐらを掴んできた手を捻り上げそのまま腹部に蹴りを入れた。
「来いや、全員ボコボコにしてやるよ。」
「おい、マジかよ。何人かいると思ってんだ?」
「やべーよ。やめろって」
「もう負けを認めるしか…」
達司の背中を見ながら中道派隊員らがざわつき始めた。
「おもしれぇーな。やってやるよ」
そう言うと一人の隊員が手にナイフを構えそのまま達司に襲いかかった。
達司はすぐに男を回し蹴りで倒すと倒れた男の首を締め上げた。
「さっきまでの威勢はどうした?もっとこいよ。」
そう言うと達司は男からナイフを奪い男の首元に刺した。
首元からシャワーのように勢い出てくる血を被りながら達司は、笑みを浮かべた。
「や、奴を殺せ」
矢田派隊員らは次々と達司に襲いかかった。
達司はナイフをまるで自分の手のように自由自在に操りながら次々と殺傷していった。
数分後
血だらけになった達司を残った数人の矢田派隊員らが囲んだ。
「お、お前は何者なんだ?」
一人の隊員が声をかけた。
その声にはどこか震えているように聞こえた。
「反戦派の達司っいう者だ。よろしくな」
そう言うと達司は、残っていた隊員らに刃先を向けた。
「死にてぇー奴は来いよ」
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