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私の弟は、

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私の弟は、

2 - 頼れよ、バカ弟。

♥

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2025年05月03日

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「ぷっちー、…え?」

「…あ。」


眼鏡を借りに部屋に入ると、机の上には薬の瓶。

そして床には錠剤が散らばり、それに囲まれたぷっちーが居た。


「アンタ、何してんの。」

「あ…、あ、ぁ…あ…。」


ぷっちーは口をぽかんと開けたまま何も言わない。 お前、こんなことしてたのかよ。通りでなんかふわふわしてると思った。

ったく、自分の体壊す様なことして、何がしたいの?

私がぷっちーを睨むと、ぷっちーは私を突き飛ばし、そして少し掠れた声で怒鳴る。


「ぅわっ?!ちょ、」

「っ…出てって…!」

「待って、ぷっちーっ!」

「…お願い、1人にさせて。」


私が抵抗しようとすると、 ぷっちーは少し悲しそうに言う。その声を聞くと、ぷっちーを今怒る気力も無くなってしまう。

私は仕方なく、部屋を出ていく事にした。




数時間待てども、ぷっちーは部屋から出てこない。

もしかして薬を飲み過ぎて倒れたり…?

もしかして私にバレたからって死のうとしてたら…?

私はネガティブな考えが止まらない。不安が高まりネイルもカツカツと机を打ち付けた。

すると、カツカツとネイルと音がする寂しい部屋に、ガチャリという音が鳴り響いた。

そしてガチャリと開いた扉から、ぷっちーが顔を出した。


「…ぷっちー、アンタ。」

「…何も、聞かないで欲しい。今、辛いんだ。ねーちゃん。」

「…え、」


私はびっくりした。久しぶりに、コイツが私に感情を伝えたのだ。


「…そう。」


私は小さく返事をし、ぷちひなのXに活動休止の報告文を打った。

1ヶ月くらい、そのくらいあればぷっちーも落ち着くはずだ。それまでは動画に引っ張られず安心して過ごしてもらいたい。そしてぽん太やいむにもLINEを送り、承諾をもらった。


「ぷちひな、1ヶ月活動休止ね。」

「…え、?」

「なんか悩みあんのに笑顔届けるのは無理でしょ。早く落ち着かせて話してね。」

「い、む…とか、ぽん太…は。」

「伝えた。ゆっくり休め、だってよ。早く元気になりなさいよ。私よりも若いんだから。」

「…うん。」


そうするとぷっちーは小さく返事をした。

そして何も言わずに部屋に戻って行った。

久しぶりに、私を「お姉ちゃん」と呼んでくれた。

昔は「お姉ちゃんなんて呼ばれたくない。」とか言ってたっけ。でも、頼られてるみたいでちょっと嬉しかった。

また呼んで頼ってよね、バカ弟。









   なんか書きたくなったので書きました。前ハートを押してくれた方、ありがとうございます♪

 今回は少し、雰囲気の説明?描写?を入れてみたので見ていただけるとうれしいです♪

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