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レスキューおそ松×吹奏楽部カラ松
カラ松視点
ある初夏の金曜日、部活終わりのオレは燃えるような夕日に照らされて帰った
徒歩通学だから分かれ道まではチョロ松が特別許可のシールが貼ってある自転車を押して一緒に歩いて帰ってくれる
「6時過ぎなのにまだこんなに明るいんだな〜、、!」
思わず呟く
「ほんと、もう夏なんだ〜って思うよね、どうしよう、コンクールまでに曲仕上がんのかな、、」
「結構まずいよな、12小節目の二拍三連とか」
「わかる、パートごとは合ってるんだけど全体だとバラつくよね」
こうやってテンポ良く他愛もない会話をしているとき、結構な幸せを感じられる
会話のキャッチボールを5、6往復したくらいで分かれ道に着いた
「あ、もうここか」
「、、、、、あっ!!!!!!!!!!ヤバい!!!!!!!!!」
「うるさい!!!!急にびっくりさせないでくれ!!!」
「そういえば7時から英語の補習だった!!!!」
チョロ松はすごい速さで自転車にまたがり、ハンドルを左に切り勢いよくペダルを踏み込んだ
「前間違えてたから言っとくけど明日の練習午後からだからな!じゃあね!」
「ノープロブレムだ!チョロ松も気をつけて帰れよ!!」
、、、なんだが急にドタバタ忙しかったな、チョロ松の瞬間的に出るパッション、少しついていけない。
少し立ち尽くし、やがて足を家の方向へと運ぶ。
「ただいま」
いないに決まっているのに必ず帰還を報告してしまう
ソファには、朝おそ松が来ていたであろう上下グレーの寝間着
その下にはおそ松が前の日来ていた吸水性のあるインナー
その隣には薄手のジャケットがかけられていた
、、、まったく、自分で洗濯機にすら入れることができないのか?
そんなことを考え、全てを抱えて洗濯機に放おりこむ
オレもカバンからワイシャツとタオルを取り出し、追加する
回すのは風呂に入ってからでいいだろう
またリビングへ戻る
次に目に入ったのはおそ松へ準備したケチャップが残った朝食の皿
開けられた菓子パンの袋
なにやら油が浮き出たマグカップ2つ
その他ゴミ
たぶんオレの作った分じゃ足りなかったんだろう、にしても食べ過ぎだと思う
、、、なによりこのマグカップ、気になって買ったマグヌードルの形跡だ
おやつに食べようと思ったのだがすでにシーフードが2食分なくなっていた、同時に作ったんだろう
「ああ、めんどくさい!」
思わず言葉が溢れる
袋にティッシュや食べかすを入れて、それをゴミ箱へ捨て、おそ松への怒りを込め皿とマグカップを洗う
モップを掛けたり夕食を作っていたらいつの間にか8時半になっていた
思わずベットへ倒れ込む
、、、チョロ松、もう補習終わったのかなあ
、、、、風呂入らなきゃなあ
重い足取りで着替えを持ち脱衣所に向かう
トリートメントを流した頃くらいに換気扇の騒音の奥にドアの音が聞こえた
まずい、帰ってきてしまった
なるべく早く体を洗わなければ
泡を、首に、腕に、腋に、背中に、
胸に、、、、その時
バタン
折れ戸が開いた
「あ、やっぱ風呂だったんだ〜」
「おそ松、、!」
「ねえ、俺も入りたい」
「すまない!もう体流したら出るからもう少し待ってくれないか?」
「違う、お前と入りたい」
「、、またか?もうオレも子どもじゃないんだぞ、勘弁してくれ」
「でも俺はまだ心は子どもだから」
「訳わかんないこと言ってないで素直に聞いてくれ、頼む」
「、、、、、俺はお前のために進学断念したのに」
「、、、、え?」
「お前が今生きれてるのはなんでだと思う?俺が養ってやってるからだよね?」
「そうだけど、、!」
「ここに住めてるのも俺のおかげ、食えてるのも、お前が大好きな部活に行けるのも、全部俺のおかげなの。
だから俺の言うことは聞いて当然。そうでしょ?」
「、、、、」
「どうする?父さん母さんのところへ帰すのもアリなんだけど」
「、、っ!嫌だ!!」
「だよねー♪じゃあ俺の言う事聞いて!」
「、、分かった、分かったよ。」
「やった〜!カラ松〜♡大好きだよ〜♡♡」
飽きた 駄作 誰か続き作れ