コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
燃えろ 燃えろ 燃えろ 全て燃えろ
証拠も 死体も 全部だ!!
と消防車のけたたましいサイレント音が暗い暗い夜に鳴り響く
「うぅ…うぅ…うるさいな…」と サカ イライラしながら枕で耳を塞ぎ、夜を過ごしました。
夜は、開け日が照り始め、同時にサイレン音も鳴り終わりました。
サカは枕を投げ…その拍子にブラックがビックリして
「うっ…今日平日なのに…全然寝れなかった…まぁ…僕には関係ない事…だけど…」
「なんで関係ないんだ? 小学生だろ?」
と独り言に反応したブラック
「あっ…いや…僕…一応…小学生五年生だけど…学校…行ってなくてさ…まぁ、代々この体質のせいだけど」
「フーン、周りの人に迷惑をかけないようにしてるんだなー 」とブラックが返すとサカは小さくこくりと首を振った。
「まぁ今は魔の宝を集めたら〜そのうち何があるぜ〜ギャハハ!」と笑って言いましたが、サカは無視してため息を出しながらブラックをフードの中に入れ部屋から出て一階に続く階段を降りトイレにいる和尚が気づかない様に猫の様にそっーと外へ出てました。
外に出て、住宅路らへんをぶらぶらと歩いていた時でした。 何がサンマが黒焦げに焼けた臭いが鼻を覆いつくほど印象に残る匂いがした。
「また…火事か…最近火事が多いんだね…いつも夜に…消防車の ウ〜 ウ〜とかうるさいもん…お陰で寝不足だよ…」と目を擦りながらサカは眠たそうに言いました。
「ほうほう、詳しく!」となんか変な興味がいるブラック
「詳しく? 詳しくか…あっ その火事で起こった家に住んでいる人が行方不明になると前、おばちゃん達が言ってたなー」
「ほうほう…ニヤリ」と言葉でニヤリと言うブラック
「少し見に行こうぜ〜」と悪ノリするブラックにノッたサカは匂いを頼りに今回火事になった所に行く事にした。
※ 良い子は火事になった所には、近づかないでね
匂いが強くなって来た。辺りは焦げ臭くけして良い匂いではなかった。
そして、消防車とパトカーなど色んな車が鎮火した家の前に並んでいた。
近づこうとしたが、赤色の三角コーンに様に貼られた黄色テープのせいで近づけられなかった。
「おうおう〜匂ってくるぜ〜」
「えっ?黒焦げの匂いが? 悪趣味だね」とちょっと引いてしまったサカ
「ちげーよ 魔の宝の匂いがするぜ〜」のブラックの一言に驚きを隠せないサカ
「それもー所持者は、人間らしいな〜」
「えっ へぇ〜、人間の匂いも分かるんだ〜」
「まぁな! 多分だか、今回の魔の宝は 炎 だなー」
「そうだねーじゃあ探そうかー」と何も情報ないのに探そうするサカにブラックは少し (こいつ意外と馬鹿なんじゃ)と思ってしまったブラックだった。
と魔の宝を探しに行く時、ふと、青いコートを着ていてマスクをしている髪の長い女が電柱に立っていました。
「ブラック…無視してね」と小声で言う。
そして、女を横切ろうとした時、
「こ…んにち…は」と背筋が凍る様な震える声サカの耳元に呟いたが、サカは息を押し殺して無視をし、女が見えなくなるまで距離を離した。
サカは胸をそっと、手を置き、安心したのかため息を付いた。
「ふーん、こいつと毎日会うんか?」
「あっうん…さっきのは 口裂け鬼 って言うんだ…あいつは、挨拶を返すだけで人を襲うから恐ろしいんだ…それに、毎回、私が散歩している時、毎回現れるから嫌なんだ…」と少しだけしゅぼんとした顔で言った。
「ふーん、で、探すのはいいが、何も情報なしに探しても意味ないぞ?」とサカの説明を軽く払い、聞いた。
「情報ないけど心当たりがあるんだ…あくまで噂だけどね…
「ふーんその噂って?」
「ある不審者の話で夜な夜な散歩をしているらしくて、多分、そいつが火を付けたんだって近所のばあちゃんから聞いたよ」
「その不審者の特徴とかは知っているのか?」と言うと少し サカは焦ってしまいました。
ブラック (あっやっぱりこいつ馬鹿)だと思いました。
「えっえーと…うっーんと、髪の毛が白色で、ボロボロになったコートを着ていて…そして…なんだっけ…」とサカは思い出そうと腕を組んで考えている時、
「それって私のこと?」
急に後ろから綺麗な声の女の声が聞こえてきて、サカはびっくりして素早く反応し後ろを向いたら、ぐちゃぐちゃの髪の毛だが綺麗な白色で、ボロボロなコートを着ている 16.17歳くらいの肌で杖を持っている女の人がいました。
「わああああ!!」
とサカは驚き、電柱に隠れて震えながらコートの女の人をジロジロと見ました。 その時、ブラックは咄嗟にサカの、服の中に入りました。
ブラック (意外とでかいな…)と何かは言わないが思いました。はい
「あらあら、びっくりさせちゃた?ごめんね…お詫びにカレーニンニク味の飴ちゃんあげるから、許してくれるかな?」
とコートの女は猫座になりながら優しい声で手招きしているが、サカはまだ警戒しているのもあるが、(カレーニンニク味の飴…いや!?どんな飴なの!?)の疑問の方が強かった。
「ありゃりゃ…めっちゃ警戒されているね…じゃあね…」
と少しだけサカに向かって手を振った時、ブラックが服の中で、
「なぁ、あいつ…から なんか…魔の宝みたいな匂いがするぜ…」
と少し疑問を抱えている様な感じで言いまし。サカは 魔の宝 と言うか言葉に反応し、一旦深呼吸し、電柱から出て、コートの女に質問した。
「えーと、さっきはすいません…お姉さん…ここらへんで、火事があるんですが…それで…」
と少し小さな声で言うと、コートの女は、はぁっと嬉しそうに振り向き、サカの所に近づいて中座りをした。サカは少しだけ後ろに下がった。
「もしかして、いつも、私が夜に歩いているから怪しいかもしれないけど、生憎、火をつける道具もない、それも私ホームレスだから、何もないんだ。」
と、答えた。
「あっでも…もしかしたら…」
「そうだねー…そういえば、私が夜にここら辺で紫の、スーツを着た男性が歩いていたねー」とサカの言葉を遮った。
「ブラック、この人、本当に魔の宝を持っているの?」とブラックに小声で言うと
「そうだな…持っているは持っているけども…なんかこいつじゃないような感じかするぜ」と返された。
サカはこれは引いた方がいいなと思い、
「すいません…ありがとうございます…」と言い立ち去ろうとすると、
「あっちょっと待って」と止められた。
コートの女は、右腕を左ポケットから何かを取り出そうとしていた時、
(この人…左腕ないんだ…)とサカだけ、可哀想に思えてきた。
「よしよし、これこれ、」と左ポケットから、石で出来た仮面の口らへんに鏡があるなんとも不思議な形をしている鏡がありました。
「これ…役に立つかもしれないからね… これからずっと君達が困難に立ち向かえます様に」
と言いサカその鏡を渡し風の様に後ろを向きクールに立ち去った。
「それ!?魔の宝じゃねぇか!」とブラックはサカの服から飛び出し目が飛び出た。
「えっ!?」サカも驚き腰を抜かしてしまった。
とある路地裏、髪の毛が紫でボロボロになった服を着ている子供がお酒を飲みながら酔っ払っていました。すると、誰が来たみたいです。
「あ〜どうも〜ここに来る人間は分かっているよ〜ひっく…ひゃく…」と慣れた話し方で、誰かに話しかけた。
「私の足を治してください…」と誰かが言った…女の子らしい。
「ほうひっく…ヒャヒャヒャ〜足か〜これ〜足につけると〜白鳥みたい…いや?鳥の中でも一番美しい孔雀…だっけ?ありゃ?なんだっけ? まいっか〜ひゃく…」
と何かを出して、女の子に手渡した。
場面は進み、ブラックはさっきの鏡を食べ、今なんの魔の宝なのか調べている所です。
「この魔の宝は、正体を見破るとか、妖術をある程度跳ね返すバリアみたいな感じな能力を、持つ “石人の鏡”と言う魔の宝やなー」
「思ったけど、ブラックって名前のセンスないね」と、サカはド直球に言う。
「じゃあ、お前なら何を付けるんだ?」と言い返すと自信満々な顔で、
「ストーンミラーかな?」とドヤ顔をしたが、
(センスねぇー)とブラックは思った
「まぁ…多分、今回の犯人は…今日の夜に現れるかもしれない…から一旦寝ようぜ〜」とブラックがいいサカはそれに同意し、二人して神社へ帰りました。
続く…
石人の鏡
石人族が作ったとされる鏡
ある程度の妖術を跳ね返したり、正体を見破るなどが出来る。
ブラックの、口から自由に出し入れ可能
最後まで読んでくださりありがとうございます。
いいねをしてくれるとありがたいです。
※絵は色付きの方がいいですかね?コメントお願いします。ペコリ