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るるくらげ
@ 愛 . #低浮 .
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あの戦いで人によっては全治2ヶ月程の傷を負った。
_あれから3ヶ月後
そして、しばらくは会えていなかったが、回復後にかな、りさ、リボルバーは茶を交わした。
りさ「…本当、とんでもない事件だった。」
かな「ほんとだよ!!ただ私の回復と真弘さんの手助けしてたらmiaと関わって…って!!自分でも意味わかんないし!」
リボルバー「私としても…こんな大規模な事件は初めてです。」
リボルバー「…でも、良いきっかけでした。」
りさ「…きっかけ、ですか…。」
りさ「…そういえば、エージェント辞めたんだっけ?」
リボルバー「えぇ。私は仲間を助けるために個人となりますね。」
かな「…そっかぁ。」
かな「ラピッドさんの行方…って掴めてるの?」
リボルバー「えぇ、エージェントとして長く務めたので、偉い人からお礼として位置情報を教えて貰ったんですよ。」
りさ「…その人有能すぎない?」
リボルバー「そうなんですよ…。」
誰にも裏側などない、そんな雑談にはいつも以上に花が咲く
リボルバー「…あ、そういえば、sepiaさんから貰ったお金とmiaの内部情報はどうするんですか?」
かな「うーん、miaの内部情報は今は握ったままにして…」
かな「…貰ったお金は借金返済に当てます。」
リボルバー「…全てですか?」
かな「全てかな。」
りさ「…いつも思うけど、17歳にしては覚悟がありすぎない?」
かな「…生活を取り戻すためだもん。」
リボルバー「…大変そうなんですね。」
かな「そんなことより!」
そうして、笑い声がテーブルに響く
これが一瞬だとわかっていても、3人にとってはかけがえのないものであるのだ。
リボルバーは一息つく。
リボルバー「…店員さん、このお茶もう1杯お願いしてもよろしいでしょうか?」
店員「かしこまりました〜!」
そうして、3人の和気あいあいとした日常は過ぎていった_。
sepiaとケヤキは、本来かな達が行こうとしていたプログラム区に移動し、二人で作業をしていた。
ケヤキ「カウンセラーの手配、求人…うぇえ、作業多くない…?」
sepia「…そりゃあな…はぁ、今日も残業だな。」
ケヤキ「ひぃいん…また酒でも飲みに行こうよ〜…」
sepia「そうだな、いつか行こう。…けど作業が落ち着いたらな?」
ケヤキ「はーい…」
新しい組織の目標は、こうだ。
“来る者拒まず去るもの追わず。”
社員A「sepia社長〜、また宗教団体が〜!」
sepia「はぁ!?またかよ…」
会社は小さい上に、一般の人が住む自宅に酷似しているが為によく宗教団体がやってくる。
sepia「私が神だとか言っといて適当に追い払っとけ。」
社員A「分かりました〜、はぁ〜なんで宗教団体が…」
sepiaは仕事に戻り、瞬きする隙すら許さない速度でパソコンを触っていた。
ケヤキ「この人ストイックすぎるよ〜…」
かな、りさ、リボルバーの誘いに来なかった理由はこれだ。
新体制となってからは負担が増え、忙しくなりすぎているのだ。
課長は、mia支社が終わった後は一人になった。
どちらの思想も嫌っていた彼は、1人に戻ったのだ。
彼はきっと誰かに関わることもない、ただ一人の社会人である。
_
??「あーもう!!ここガン増えすぎ!!」
1人の少女が専用装備に身を包み、ネットに蔓延り始めた化け物を討伐していた。
切り裂かれた”ガン”がホログラムとなって消える
_この少女が勝手にガンと呼んでいるだけなのだが。
ガンの形は様々だ、猫や犬といった一般的な哺乳類に近いものから、人型、鳥のようなものなど、それは様々である。
いつからだろうか、何かが建設された痕跡のない、格子のみが広がる場所で、まるでゾンビのようにガンが出てくるようになったのだ。
始まりは、β地区が破壊された後だった。
消滅したはずのβ地区に幽閉されていた人が、ネットの何も無い空間に現れるようになったのだ。
_リボルバーとりさ、かなは別れ、りさとかなはまた2人に戻る。
かな「…なんか寂しくなったね。」
りさ「そうね…sepiaとか、リボルバーとか、ラピッドとか…色んな人が関わってたのが、一気に減ったと思うと。」
かな「そっか…こうやって思い返すと、色んな人がいたんだね…。信じられないなぁ…」
かなは夕焼けの方向に歩いていた。
りさはそれを見て、ふと口にする。
りさ「…かな、本当に立派になったね。」
ふわりと風が吹き、2人の髪を揺らす
かな「それ、前も言ってた〜。」
りさ「…ふふ、もう私達親戚みたいなものじゃない?」
かな「それは…そうかも?」
りさ「…かながまだ小さい頃に出会って、内戦が終わって平和になった頃は会ってなかったけど…。」
かな「…私が12歳の頃に急に会いにきたんだっけ?」
りさ「そう。」
りさ「かなが背負う億単位の借金に危機感を感じて私のところに来たのよ、覚えてる?」
かな「覚えてるよ、りさは止めたよね。」
りさ「まさか幼い子がこっち側に来るなんて思わなかったからね…。」
りさ「最初の頃は銃とかナイフもすごい怖がってたよね…」
かな「…まぁね、へへ…」
かな「…そう思うと、大分私って”染まっちゃった”のかなぁ。」
りさはかなのそんな呟きに、答えられなかった。
夢夢の分岐点 完