「ん………、」
やば、寝てた。
今の時刻は17時26分。
「早く帰らないと……」
くあぁ、とあくびをして帰る支度をする
…あれ、ドア開いてたかな
「先生かな。」
ブブッブブッ
「やば、早く帰らないと。」
「ただいま」
「おかえり〜」
「おかえり、遅かったわね」
「うん〜、ちょっと寝てた」
「寝てたの!?」
「うん」
そう、私と薙は笑った。
「おねーぇちゃーん!!」
「何何何、どした」
薙が急に飛びついてきた
「最近ウザいの!」
「誰が」
「友達が」
「なんで?」
「嫌味言ってくんの!
『薙は新しい服買わないの〜?あっお金ないのかぁ。ごめんねー』
とか言ってくるんだよ!?どう思う!?」
「気にしないでいいよ。そんなの。自慢したいだけだから」
「そうだよね!!お姉ちゃんに相談して正解!ありがとう!」
「いーえ」
薙の年代にもそういう子がいるって事は、どの年代にもいるって事だ。
私の年代にもいるだろうし、お母さんの年代にもきっといる。
こういった些細な事を積み重ねると、しんどくなる
だから薙みたいに少しでも相談して消せれば、良いんだけど
「私には出来ないなぁ。」
「何が?」
「この演技」
TVを指しながら私は言う。
「私にもムリだわ」
日記だけが私の素が出てるところかな。
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コメント
5件
200~1200 私の前だったら素で居れるよね?((殴 私学校で寝かけた事あってさ。その時に先生にノートで軽く叩かれて、皆笑ってたァwwだから一緒に笑ったww 私元々面白キャラでいるからね!気にしない気にしない!(内心恥ずかしいとか思ってたw)
悪いことだけど私も学校で寝てみたい