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「マジありがとー銀ちゃんとなまっちー。
助かったわ」
その後、あまり長くいるのもあれなので
私達は先へ進む事にした
“ あなた 行く 私 寂しい ..”
「えなまっち泣いてんの?
へーきだよ。私結構ゴキブリ並みの生命力持ってし」
銀ちゃんの手に乗っているなまっちにそう言い、私はなまっちの頭を撫でた
“ あなた また 来る ? ”
「え絶対行くー。
ここ楽しいし、めちゃ良い心地が良い的な」
私がそう頷くと、銀ちゃんは満足気に笑った
そうして、私は貞っちと共に先へ進んだ
「ってか、ここに来てからスマホの電源付かなくね?ウケるわー」
“ あなた 困る ? ”
「んー、ぶっちゃけ今んとこ困ってないんだよねー。
” あなた いる 私 楽しい ”」
“ ! 私 一緒 ! あなた いる 楽しい ! ”
「えー両思いってやつ?
貞っちハイスペ過ぎるわー」
私が貞っちの髪を撫でていると、不意に後ろから足音がした
「?なんか足音聞こえね?」
私が振り向こうとした瞬間、貞っちが私の服に縋り付いてきた
“ あなた 隠れる ! 赤傘 来る ! ”
「赤傘?えもしかして赤チャンの事?」
赤傘、間違いないあの廃墟で出会った男だろう
「 ” 大丈夫 彼 私 友達 ” 」
「友達っていうか、マブダチ的な?」
“ …彼 あなた 友達 ? ”
「そそー。マブダチー
あの最先端ファッションは惚れるわー」
“ 彼 危険 私 あなた 助ける ”
「えボディーガード?
貞っち意外に男気あんねー。」
私がそう言った瞬間、背後から影が差した
振り向くと、腰を折り曲げ傘越しに私の顔を覗き見る赤チャンがいた
「おつー。えってか前髪切った?」
私は傘を掻い潜り、赤チャンの顔を上目で見る
“ ?! ”
“ あなた ?! ”
「へー、赤チャン意外に肌綺麗じゃん。
うらやまー」
私は赤チャンの頬に触れたり、撫でたりしていると
赤チャンの顔がみるみる赤く染まっていった
「?赤チャン顔赤くね?
大丈夫そ?」
“!!”
私が更に赤チャンに近づこうとした瞬間、
“ ダメ ! 彼 近く ! ”
「おぉっ、」
私は後ろから腕を引かれ、貞っちの腕の中に収まり、目を塞がれた
“ あなた すべき 去る !
彼女 近く すべき ない ! ”
“ ….”
貞っちが怒った口調でそう言うと、赤チャンの気配が消えた
“ .. あなた 怪我 ない ? ”
「んー? ” 私 大丈夫 ありがとう ” 」
私がそう言うと、貞っちはホッとしたような表情を浮かべ、すぐに
“ 彼 危険 近く すべき ではない !
あなた 危ない ! ”
「えーごめんて貞っちー、」
その後、私は貞っちから説教をしばらく受けた