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⚠森ちょん注意⚠⚠心中しようとします⚠
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深夜二時。
「海、見に行こうよ」
森くんがそう言ったとき、僕は半分眠っていた。
森くんが丁寧に巻いてくれたマフラーの温かさに包まれながら、
いつものように、連れ出されるまま外へ出る。
冬の夜気が、肺の奥を刺した。
その冷たさに、頭が少しだけ冴える。
足は、勝手に前へ進んでいた。
それでも歩いているうちに、だんだん後悔する。
足が、重い。
「……はぁ、はぁ……森くん、歩くの早いよ…」
『ごめん。でも、もう少しだから』
引かれる手が強い。
手袋越しでも、冷たさがわかる。
森くんは一度も振り返らない。
その背中だけが、一定の速さで前へ進んでいく。
波の音が聞こえ始めたころ、足が言うことをきかなくなった。
砂浜に踏み出した瞬間、力が抜けて、その場に座り込む。
「……無理。もう動けない」
肩で息をしながら砂に座る僕の横で、森くんは立ち止まった。
冬の黒い海を、黙って見ている。 音もなく、隣に膝をつく。
冷えた指が、頬に触れた。 首筋へと、ゆっくり滑る。
『ねえ、ちょんまげ』
低い声。
「このまま二人でさ、終わりにしない?」
波の音に溶けるみたいな言い方だった。
でも、妙に近い。 近すぎて、息がかかる。
僕は、ぼんやり海を見る。
暗くて、何も見えない。
砂が冷たい。 足がだるい。
「……いやだ」
自分の声が、やけに軽く聞こえた。
「だって、濡れたら服が重くなるし。 そのまま歩いて帰るのも大変だと思うな……寒いし。 絶対、風邪ひく」
少し考えて、付け足す。
「夏ならいいけど」
言い終わる前に、風が吹いた。
森くんの指が、止まる。 長い息が、白く濁って、夜に溶けた。
「……そうだね。 今日はやめておこうか。寒いし」
声は、もういつもの森くんだった。
そのまま、脇に手を入れられて、立たされる。
さっきまで張りつめていた何かが、その顔から、嘘みたいに消えていた。
『帰ろうか』
歩き出す背中を見て、 砂を払う。
(……よかった。今度は救えた。)
それだけ思う。
「……また歩くの?」
『当たり前でしょ。車ないんだから』
「無理。足パンパン。おんぶして」
『ダメ。自分で歩いて』
そう言いながら、手を握られる。 ぎゅっと。
「歩くの、だるいな…」
ぼやきながら、握り返す。 森くんの手は、まだ冷たいままだった。
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