テラーノベル
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「死」は生の終わり。
「死」は無への片道切符。
でも私は「死にたい」。
全てを諦めて。全てを捨てて。
思えば人生なんて空っぽで。
思えば私なんてちっぽけで。
ありふれて。有象無象の中の一つで。
血を流しても涙を流しても。
何も変わらない。何も変えられない。
何がなくとも死にたくて。
だけど本当は怖くて。
とにかく「死にたい」のだ。
怖くても。生きたくても。
それでも「死にたい」のだ。
ただ「死」を望むのだ。
どうしてかは分からない。
私はどうして死にたいのだろう。
「死」を待ち切れない。
コメント
1件
MAKOさん、第7話「死」を読みました。 すごく短いのに、胸の奥にずしんと響きました。「死にたい」と願う気持ちと、その裏にある「怖い」「生きたくても」という揺らぎが交錯していて、ただの絶望じゃない、生の手触りが確かにありました。一文一文が詩のように研ぎ澄まされていて、特に「だけど本当は怖くて」の一文に、人間くさい弱さと真実が宿っているように感じます。丁寧に紡いでくださってありがとうございます。