テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
“ 春が来れば冬が来る ”
僕には夢がない
昔からそうだった
ただ生きているだけ
何をすることも無く息をするだけ
春が来たら冬が来る。そしてまた春が来る
当たり前の日常を過ごしただけだった。
また春がやってきた新しい日
綺麗な桃色の髪を靡かせて横切った彼の横顔が忘れられない。
彼と話す内に今までにない、。まるで心が締め付けられるような気持ち。
僕は初めての気持ちが“普通” じゃなかった。
きっとみんなとは違うこの気持ち。
“ 僕 ”は“ 彼 ” に恋に落ちる。
春が来れば冬が来る。それは違かった
春が来れば夏が来て、秋が来れば冬が来る。
見えなかった景色が見えた気がした。
世界は広くて、美しくて、残酷だ。
僕は銀色の世界でまた初めてを知る。
桃くん、好きですッッ
、、、ごめん。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!