はらるっち 様より、プライドズタズタ日帝
※R-18、旧国
戦争が終わり、大日本帝国は敗北した。
様々な犠牲を出して戦い、結果は惨敗。
国民たちには消えぬ傷が残り、美しき皇国には焦土が見える。
大日本帝国陸軍、海軍、航空隊は国の化身であるため、処刑自体は免れることができた。
しかしながら、罰を与えるべきだと国連会議で決まり、日本の家にある地下で監禁し、自由を奪うことが原則となっている。
3人まとめて牢に放り込まれて数日。
大日本帝国海軍航空隊が、とあることに我慢できなくなったようだ。
「…おい、陸」
「なんだ」
「お前のせいで俺たちもここに閉じ込められてることについて、謝罪はまだか?俺の気が短いことくらい知ってんだろ」
「はぁ…何を言うかと思えば、頭がおかしくなったのか?何故この私が謝らねばならないんだ。貴様らも同罪だろう」
「俺らに指示を出してたのはテメェだろ!!」
「ほう?だから私が悪いと?私は指示を出しただけで、貴様らが実行したのも、成果を上げたのも、想定以上の任務をこなしたのも、私のせいだと。はっ、馬鹿馬鹿しい。寝言は寝て言ってくれ」
「この高飛車野郎が…」
壁に寄りかかり、空の方をチラリとも見ずに言い切った陸は、己に向けられた憎悪と情欲を知らない。
ただ鉄格子の外だけを眺めていた。
「チッ、手伝え海。こいつに自分の罪をわからせてやる」
「…え、俺?めんどくさ…空1人でやってくれない?」
「おこぼれやるから、それでいいだろ。お互い発散できてねえしよ」
「へぇ…いいね、乗った」
「2人がかりで私を殺すつもりか?やれるものならやってみればいい。死なない私をどう痛ぶるのか、能無しの貴様らにどこまで出来るのか、楽しみにしてやろう」
明らかに舐め腐っている陸を押さえつけ、空は全力で殴りかかる。
「後悔させてやる…」
「ッ…ふん、ぺっ」
「!このクソ野郎!!」
顔を殴った際に口の中を切ったのか、陸は口内でぐちゅぐちゅ血液をまとめ、ぺっと空に向かって吐き捨てた。
いよいよ本格的に堪忍袋が切れた空は、整った顔を血管が浮き出るほど怒りに歪ませ、軍人らしい重い拳を叩き込む。
皮膚を超えて骨と骨がぶつかる嫌な音を聞きながら、海はギャーギャー言って暴れる陸を必死に食い止めていた。
空が容赦なくぶん殴り続けるために、衝撃が中々キツイ。
この後のおこぼれを目当てにして、なんとか堪える。
「おい空、あんま顔殴るなよな…陸って顔“だけ”はいいんだからさ、勃つもんも勃たねえって」
「生憎っ!俺はっ!血塗れのっ!こいつの方がっ!興奮するんでねっ!!」
「がはッ!げほッ…き、さまぁ…!」
「んだよ、どこまで出来んのか楽しみだってマゾヒスト発言してたのはテメェだぞ。お前が言ったからやったんだ!悪いのは俺か?いいやお前だ!!ふん、このくらいで十分だろ。海、脱がすからちゃんと押さえとけよ」
「了解!てか殴りすぎでしょ、カワイソーダネ♡」
「クソが…」
殴られた痛みと暴れた疲労でぐったりした陸の服を、空は乱雑に脱がしていく。
海は舌なめずりしながら陸を押さえつけており、抵抗しようにも無意味だ。
「お前は無駄に筋肉あるからな、よ〜く締まりそうだ♡」
「やめろ、おい、ふざけるなっ!離せ!わ、わたしはこんな、こと、許可してなっ…」
「うるさい」
服を脱がして足を広げさせていた空は、喧しい陸に舌を入れた。
そのまま躾と仕置きの意味で舌を噛めば、ビクビクッと体を震わせて涙目になる。
その隙を突いて奥の奥まで長い舌を捻じ込み、苦しそうに嗚咽を漏らす陸をいじめた。
羨ましそうな海の視線が突き刺さるものの、空は陸の口の中全体を支配し、汚い水音を立てる。
「お゛ッ…ぉ…ご…ッ…」
最後に思いっきり舌の先を噛み切り、陸の口内にその肉片を口移しした。
「おら、食えよ。小さく切ってやっただろ」
「うわ〜、容赦ねえな。血出てるじゃん、汚ねえなあ」
「これでも謝らねえってのか?今土下座して謝罪してくれんなら、今日のところはもう何もしないでやるよ」
「ッ〜…だれが、いぅか!」
「呂律回ってねーじゃん、威厳ねえなあ」
「陸、お肉は貴重なんだから吐いちゃダメだよ?早く飲み込みな?」
ボタボタ血を垂らしながら抗議するも、2対1では勝ち目がない。
服を脱がされ、舌を一部噛み切られ、羞恥と痛みと屈辱でいっぱいいっぱいだ。
「んー…どうしても言わないつもりみたいだぞ、空。これはもうわからせるしかないよな!」
「お前、最初からそれしか狙ってないだろ。まあいいけど」
「なにを、するつもり、なんら…」
「俺たちにとっちゃ気持ちいコト♡」
自分のものであろう血が付着した歯を見せながら、空は陸の手に無理矢理自身のものを握らせた。
「じゃ、俺上ね」
「好きにしろ」
「あーでも、噛まれたら怖いな…なんか枝とか持ってない?」
「持ってねえよ…指で無理矢理開口させれば?」
「それしかないかあ」
「ゃ、やめ、ろ…」
「んー?なんて言ったの?聞こえなーい。てか、早く自分の肉食えよな。強情すぎてつまんない」
「挿入ればいいんだから、んなこと気にすんなよ」
すっかり陸がこのまま犯される前提で話が進んでいっている。
海も空も下着ごと服を脱いでおり、海は右手で陸の血に塗れた口を無理矢理開かせ、開いた口の上から跨るようにして僅かに勃ち上がったそれを入れ込む。
取られた右手は空にされるがままで、気持ちの悪い熱を持った妙に硬いものを扱かされ続けていた。
てっきり暴力を受けるだけだと思っていたのに。
もしくは尋問。
まさか自分の尊厳をここまで破壊しようとしてくるとは思いもよらなかったし、血を分けた兄弟に欲情できるほど飢えていたこいつらにもドン引きだった。
無理矢理開かされた口の中では鉄が充満していて、段々喉奥に突っ込まれていく肉棒はまずい。
「…ぅあッ♡出るッ♡」
「、!?」
ブシャッと下半身にドロドロしたものがかけられた。
直前の空の発言や行動からして、それが精液であることが嫌でもわかる。
「はー…ローションねえから、これ代わりにするか…」
「あぁッ?!」
「うるせえな、大人しくしろ!」
「ごほッ…」
菊に指が割り込んできた。
使ったことのないそこが受け入れられるわけもなく、ただ痛みが走り続ける。
痛みに対して声をあげるが、喉奥を突かれてえずく。
息ができずにもがく姿を見下ろし、歪に笑った海は陸の頭を掴む。
「ちゃんと舐めろよ?」
「ぉごッ?!お゛ッ、けぽッ…」
「んッ、喉締まる…♡もっと舌使えよ♡」
容赦なく頭を無理矢理に動かされ、その度に苦く熱い陰茎が喉を貫く。
出血が止まらない舌から溢れる鉄や陰茎の気持ち悪さ、喉奥を突かれる苦しさに吐きそうだ。
あまりの苦しさに腰を浮かせる陸のナカを荒らしていた空は、その行為時のような動きを見せる陸に興奮冷めやらず。
広げる時間すら惜しいと感じて、十分に広がっていない陸を貫いた。
「あ゛ッ…ぁ?!!?ぉ、ごぼッ」
身を震わせて涙を流し、どんどん抵抗する意欲を減らされる。
広がりきっていない穴は裂けて激痛を運ぶ。
潤滑剤もまともにないこの場で、血液はその代わりを果たしていた。
速まる抽送には不快感しか感じず、海も空も陸を労わり気にかける様子は微塵もない。
とにかく気持ち悪かった。
一気に血を流しすぎたせいだろうか、それとも海のせいで息ができないからだろうか、意識が遠のく。
気絶したことにも気づかれず、アジア最強と名高かった高飛車な犯罪者は、同じ罪を背負う血を分けた兄弟に犯され続けた。
目が覚めると、そこはいつもの暗いコンクリートの天井とは違う場所になっている。
フラッシュバックする気絶前の悪夢に吐き気を催しながらも、陸は身を起こした。
「い゛ッ…げほッ…の、どが…」
腰も喉もひどく傷んでいる。
間違いなくあの2人のせいだが、辺りを見回しても誰もいない。
牢獄より余程柔らかい布団がかけられていたことからして、治療目的だろうか。
清潔そうな部屋であるし、自分は舌の先を噛み切られているのだ。
あの時の肉片は無理矢理されている時に飲み込んでしまった気がする。
散々自分の血も飲んでしまった。
まだ口の中が苦い。
「…」
何か、鉄とは違う生臭さもあるような。
どうせ口の中に出されたのだろう。
気絶していることをいいことに、好き放題やりやがって。
牢に戻ったら覚悟していろ、絶対に復讐してやる。
そんな覚悟を決めていた時、軽い音がして扉が開いた。
「おや、もう起きましたか。案外早かったですね」
「!そこく゛、さ゛ま…」
「あらあら、お声がガラガラですよ。あまり話されない方がよろしいかと」
そこにいたのは祖国さまこと、日本だ。
陸も海も空も、日本とその弟にゃぽんには逆らえず、尊敬している。
自分たちの育ての親とも言える2人は、今回も自分たちを死刑から救ってくれたのだ。
陸はコクリと頷いて返事を返した。
「牢屋の前を通りかかって驚きましたよ。気絶したあなたのことを2人がかりで犯していたんですもの。まさかあのような事態になるとは」
助けてくれたのは嬉しいものの、幼い頃から無条件の愛をくれた日本にあの姿を見られたという羞恥の気持ちでいっぱいいっぱいになる。
「海と空にも色々お聞きしました。大変でしたね」
先程まで乱暴に掴まれ振り回されてた頭を、日本は優しく撫でた。
安心感から涙が出てくるも、陸は堪えて目を擦る。
「こらこら、目を擦ってはいけませんよ。いくら最強の軍人だからといっても、怖かったですよね。もう大丈夫、私がついていますよ」
「そこく、さま…」
優しい祖国さまに抱きしめられ、あんなことをしでかしてしまった自分に後悔してきた。
祖国さまを悲しませたのではないかと、今更気がついたのだ。
「陸、2人に犯されて怖かったですよね?私が消毒してあげましょう、こちらにおいで?」
「ぇ…?」
「舌も切れていましたね、きちんと止血もしましょうか。ほら、早くおいで」
「…は、ぃ…」
何かおかしい。
でも、私の祖国さまがそんなことをするわけがない。
唯一神のように崇め慕っていた陸は、日本の言葉に違和感を覚えながらもついて行く。
足に上手く力が入らない。
ふらふらと不安定に歩く間も、日本は穏やかで優しい微笑みを絶やさず見守っている。
その笑みの裏には気が付かないまま、奥の部屋に連れて行かれた。
「さ、ここです。ここで治療と消毒をしましょうね」
またコクリと頷いて返事し、日本に促されるまま布団に正座する。
「口を開けて、舌を見せてください。空が噛み切ったと聞いています、病原菌が入らぬ内に手当しましょう」
言われた通り、日本に向けて舌を出す。
先のない小さな舌からはまだ血が滴っていて、マシにはなっているものの痛みもある。
「良い子良い子…さ、そのままでいてくださいね」
きゅっと舌を掴まれて驚いたのも束の間、日本はピンセットに赤い金属のようなものを掴んでいた。
「…??」
「さ、ちょっと熱いですよ〜」
ジュッ
「…?!!?!?!?」
舌に熱した金属を当てられている。
離れようにも舌は日本が掴んでおり、そのまま引き抜かんばかりに引っ張って離さない。
ジュ〜〜ッと自分が焼かれていく。
熱い、痛い、苦しい、どうして
頭の中はそのような単語でいっぱいになり、あまりの苦痛にボロボロと涙を流した。
「…はい、これでおしまいです。痛かったですね、よしよし。暴れなくて良い子良い子…」
「ぁ…ぁ…し、ひゃ…あひゅ…ひろ、ぃ…れひゅ…」
赤子をあやすかのように抱きしめて撫でられる。
先程まで心底安堵して安らかなものだったのに、自分は赤子と同じと言われているようで少し傷ついた。
舌に残る熱さと血が蒸発する音は、きっと一生忘れられないだろう。
「さぁ、陸、次は消毒です。そこの布団で横になってください」
「れ、れも…」
「早くしなさい。私、悪い子は嫌いです」
「!ひゅみまひぇん…」
舌を浮かせたまま話すからか、陸は呂律が回っていない。
日本の態度も相まって、まるで幼い子供だ。
「私のかわいいかわいい陸、今消毒してあげますからね」
服が脱がされていく。
興奮しているのか頬を赤らめ、日本は張り詰めた怒張を陸の穴に押し付ける。
「ぁ…」
一生懸命努力して成果を上げて、時には非道なことも難なくこなしてきた。
全てはお国の…日本のために。
裸体の日本は穏やかな態度とは違ってがっしりしていて、彼が男であることを実感する。
自分の価値は、人に的確な指示を出せることでも、必ず任務を遂行できることでも無い。
自分の価値は、こうして欲の捌け口になって、身をタダで売ることなのか。
今まで積み上げていたものたちは、日本が中に挿入った瞬間全て崩れ落ちた。
「ぁは、これは2人がハマるわけですね…陸、やはりあなたが1番かわいいですよ♡」
こんなことで、そこくさまのいちばんになりたかったわけじゃない。
緩やかに始まった日本との行為は、空たちより穏やかで、空たちよりプライドが傷ついた。
揺れる、揺れる、揺れる。
その度にパラパラおちていくのは、涙となった無意味な価値たちだ。
自分に体以外の価値なんてない。
そう一度思ったが最後、身を放って好きにさせることしかできなかった。
今日もまた揺らされる。
昨日はにゃぽんさま、今日は空、明日は誰だろう。
アメリカ、イギリス、フランス、中国とも相手をした。
抵抗するたびにどこかしらが欠けていく。
いっそのこと受け入れようと思ったが、高いプライドは捨て切ることができない。
心のどこかで『自分はこんなことをするべき人物ではない』と思っているからこそ、大切な人に、兄弟に、敵国に好きなように体を弄られるのは苦痛だ。
いつか、かいほうされますように。
指の欠けた両手を相手の首に回し、相手もまた自分の腰と首に手を添える。
抉られて片目になってからは距離感がよくわからないので、こうして相手との距離を測っているのだ。
目を瞑って苦痛に耐える。
いつかに頼って、今日もまた身を任せた。
コメント
9件
わぁ……何ですかこの作品神ですか?? 信用していた祖国にまでヤられちゃうんですね可愛い!!! 少しずつ精神は壊れていくのにプライドは捨てきれずにいるのが惨めで最高です🥰🥰🥰🥰🥰
すっごい好きすぎます!! ありがとうございます!!
ひゃーーー‼︎陸可哀想で可愛い!ありがとうございます!