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小島side
落ち込んでた雪兎ちゃんに喜んで貰おうと思って急遽決まったドライブデート。
それで最初に向かった場所は……
『わ、美味しそう〜!』
東京に新しく出来ためちゃくちゃ人気なカフェ。
『どれにしよ、めっちゃ迷う…』
小「好きなん食べたらええで?俺がお金出したるから」
『えぇ、でもそれは健くんに申し訳ないよ、』
小「ほら、ええから!何食べたいん?」
『モンブランといちごタルトで迷ってるの、』
小「じゃあ俺モンブランにするから分けっこしよ。それでいい?」
『いいの?ありがとう!やった〜嬉しい笑』
ケーキ選んでる間もわくわくしてる顔がめっちゃ可愛くて、
会計終わって一緒に食べる時もケーキ頬張りながら幸せそうな笑顔浮かべてる雪兎ちゃんが愛おしくてたまらへん。
…やっぱり雪兎ちゃんのこと諦められへんかも。
ケーキを食べた後は雪兎ちゃんが行ったことないって言う東京スカイツリーへ。
東京スカイツリーに着く頃には夕日が沈んでいくくらいの時間になってた。
『スカイツリーってこんな高いんだ、景色めっちゃ綺麗だね』
小「俺もあんま登ったことなかったけど、やっぱめっちゃ綺麗やな」
『…今日突然付き合って貰っちゃってごめんね、?』
小「いや、そんなん俺の方やわ。急にドライブデートしよとか言って」
『ううん、健くんのおかげですごい楽しかった!』
雪兎ちゃんの屈託のない笑顔を見た瞬間、
雪兎ちゃんに自分の想いを伝えようと決心した。
小「んなら良かったわ。……なぁ、雪兎ちゃん?」
『ん?健くんどしたの?』
小「…好きやねん。雪兎ちゃんのこと。」
『…え、嘘、』
小「ほんま。やからまっさんには渡したくない。」
『…気持ちは嬉しいけど、私やっぱり…』
小「待って、まだ返事せんとって。」
小「雪兎ちゃんはまっさんのことが好きっていうのも知ってるし俺じゃあかんっていうのは分かってんねんけどさ。」
小「でもやっぱ俺、諦められへんくて。」
小「好きやねん、雪兎のことが。」
『…っ、健くん…//』
小「やからちょっとだけでええから、俺とのことも考えてみてくれへん、?』
『ん、分かった。ちょっと考えてみるね?』
小「ありがとう。やけどその間俺なんもせんと思って安心しとったらあかんで?」
小「…雪兎のこと全力で惚れさせに行くから。」
『っ……///(コクン』
小「ふは、めっちゃ可愛ええやん。笑」
『んも…ずるいよ健くん、//』
小「ずるいとかないやろ、こっちは真剣やねん。笑」
…これでちょっとは俺のことも意識して貰えたかな、