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正門side
最近なんとなくやけどこじけんと雪兎ちゃんの距離が前よりも近づいてる気がする。
もしやこじけんに先制取られてる…?
まぁそうやったとしても変わらず雪兎ちゃんにアピールし続ければいい話やから良いんやけど、
それと同じくらい引っかかってることがある。
それは…
正「雪兎ちゃん、今度一緒にごはん行かへん?」
『ぇ、あ、ごめんちょっと仕事忙しくて…笑』
正「じゃあ仕事終わりでも全然ええよ?」
『…いやぁ、ごめん。仕事終わりだと疲れてすぐ寝ちゃうんだよね、笑』
…なんか俺避けられてる?
前まではちょっと顔赤くしながら俺の誘いに嬉しそうに乗ってくれてたのに。
悩んでたって拉致あかへんから直接本人に聞いてみることにした。
正「雪兎ちゃん、ちょっとだけ俺に時間くれへん?」
『…ごめん、今日もちょっとこの後用事あって…』
正「それほんまは嘘やろ?それで俺のことちょっと避けてる。…正解?」
『っ……ごめん、この後空いてるよ。』
正「よっしゃ、ならこれからごはん行こ?」
そしてようやく雪兎ちゃんを捕まえることに成功。
正「すごい唐突にはなるけど、最近全然俺と会ってくれへんのはなんでなん?」
『…それは……』
正「もし良かったら理由教えてくれへん?」
正「…それかもう俺のこと嫌いなった?」
『…!そんな訳ない、!』
正「ふふ、んなら良かった。」
それで雪兎ちゃんが話し出した内容は衝撃のものやった。
『よしくん、彼女いるんでしょ、?』
正「……え?」
『この前綺麗な女の人と歩いてるの見ちゃって、彼女いるならそう言ってくれたら良かったのに…笑』
『あの人とすごいお似合いだったよ、よしくん、』
俺に彼女なんて全くおらへんし、女の人と歩いてるんやとしたら多分それは俺の姉貴。
ってことは嫉妬してくれたってこと…?
正「…ふは、笑」
『よしくん、何にやにやしてるの?また彼女、?』
正「いや、ちゃうよ!雪兎ちゃんほんま可愛ええわぁ、って思って、笑」
『な、なんで…』
正「一緒に歩いとった人、俺のお姉ちゃんやで?笑」
『……お姉さん!?!?』
あの女性が俺の姉貴って分かった瞬間、雪兎ちゃんはめっちゃ顔を赤くして照れ始めた。
『あれお姉さんだったのか…ってことは私の早とちり…?//』
正「んふ、そういうことやな?笑」
『あぁめっちゃ恥ずかしいじゃん…///』
正「雪兎ちゃん、嫉妬してくれたん?♡」
『…した。』
正「っえ、ほんまに…?//』
『私の方がよしくん好きやのに、って…//』
…もうあかんわ、可愛すぎて我慢出来ひん。
正「雪兎、ほんま可愛すぎ、」
『っ、ん…//』
雪兎ちゃんが可愛すぎて俺はその場で抑えきれんくなってキスしてしまった。
キスされた雪兎ちゃんは真っ赤な顔で甘い声を漏らしてて…
正「っ、やば、止まらんかも…//」
俺はつい夢中になって雪兎ちゃんに深く口付した。
『んん、っ…ふ、///』
雪兎ちゃんに胸元をとんとんされて正気に戻った。
正「ん、あ…ごめん!雪兎ちゃん大丈夫?」
『ん、大丈夫…//』
雪兎ちゃんに止めて貰えへんかったら俺あのままどうなってたことやら……
まぁ、無事に雪兎ちゃんの誤解も解けたことやし良しとするか。
それにしてもキスしてる時の雪兎ちゃんめっちゃ可愛かった♡←