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司は、後輩二人から逃げていた。


「「司先輩(センパイ)!!待ってください!!」」




(どうしてこうなった?!?!)



こうなった原因は、決して影で見守っていたからではない。


ー昼休みー


司は冬弥と彰人で昼食を食べていた。(強制的に)






オレの部屋で冬彰冬が夫婦喧嘩事件(司が命名)して、以前と比べ、二人と話すようになった。



推しカプと話す、オレがそんなことをしていいのか、と今でも思う。


いや、話せるようになって分かったことがあった。






二人はほんっと夫婦なんだな!!!!!!!






突然だが、萌えを抑えるのは至難の技なのだ。



卵焼きを噛み締めると見せかけて、萌えをしっかり噛んで(?)いるんだ。長年掛けて培った技。簡単だと見せ掛けてかなり神経をすり減らす作業なんだぞ!!

こんなにも近くに萌えがあるんだ………………だって…………





……推しカプが一緒に昼食を食べているんだぞ!?

もう小さな事でも死ぬ程悶えんるだが……………!!

他にもあんなことやこんなこと(省略)して!!



はーいこの熟年夫婦がーいいぞーもっとやれー!

あぁ!もう!尊すぎて!!声に出そうなんだが!!!




「この熟年夫婦……」




訂正、もう声が出てた。


くっ、さっき卵焼きと一緒に押し込んだはずなのに……!




「つ、司先輩?何を……」

「え……何言って……?」




やばい、やばい!!!!オレとしたことが!!!声に出てるじゃないか!!バカ!!オレのバカ!

何が卵焼きだ!!

彰人の顔なんて見てみろ、何言ってんだこいつ……って顔してるぞ!!!いやほんとに何言ってんだこいつなんだが…………



うん、



これは…………終わった、な。












よし、逃げよう!






そうして冒頭に至る。


ドドドドと、とんでもないスピードで追いかけられ、命の危険を少なからず感じている。

捕まるのも時間の問題か、




捕まったら何をされるのだろう、

取り敢えずプライドは捨てて、土下座はしておこう。




悶々と考えている内に、走るスピードが落ちていたようで、




ガシッ




捕まってしまった。






「はぁ……司先輩、捕まえました、よ」


うぅ……冬弥、そんな真剣な顔をして、そんな台詞を言わないでくれ……

言う相手が既にいるだろ……(隣に)彰人がまた嫉妬してしまうぞ……?



推しカプに挟まれているという、何だこのシチュエーションは。混乱しすぎて逆に冷静になってしまったではないか。



そうだ、オレが二人の前で夫婦だ、なんて爆弾発言かまして逃げてきたんだよな。





………………何重大な事やらかしているんだ!?オレ!!!!!??……何故、何故本人たちの目の前で……



「で、司センパイ。さっきの爆弾発言の事なんですけど、」



……もうやだ。帰りたい、早く帰って本(BL)読みたい。







そう、やけくそで思ったその時






「つーかーさーくん♪」



グイッ


何処からか現れた類にバッグハグされた。


「「え”」」


何故だか嫌そうな、不機嫌そうな声がした。まぁ、そうハグが羨ましいなら自分たちもすればいいじゃないか、(距離感がバグっている事にはもい気にしてません、慣れています)遠慮はいらないぞ。ていうかやってくれ………………………………………じゃなくて、




状況はよく分からんが、二人からの拘束から解かれた。類、感謝する。後でラムネ菓子でも奢ってやろう。

そして、彰人と冬弥。お前たちは結婚式でもしておけ。式代ならいくらでも出すから…………




呑気にそんなことを考えていた。




司は分かっていない。今の状況が修羅場だということに……


あとがき(なのか?)


志歩ちゃんイベ爆死しましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ




ショック、超ショックでした。一つも星4が出なかったという、




マジ勘弁です。地獄の40連でしたね。ガチャ禁すればよかった……



最推しよ、ハンバーグとラーメン持って待っているからね!!!無駄な抵抗はやめて出てきなさい!!!です!!!!(土下座)




以上、現場(?)からお伝えしました。




次回予告!!!!!



次回!類くんの秘密が明らかに?!?!司くんの趣味が遂にバレるかもぉぉぉぉぉぉおお!!!!おぉ楽しみにぃぃぃいい!!!!!!!!!!!

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