シェアする
0:00
秒針は新たな日へと針を動かす。
私はまだ昨日と今日のはざまにいる。
ベッドに仰向けになっていても全く眠れず、ある感情に悩まされているからだ。
(ドイツさん…)
これまでは同僚と言う一つの関係にしか過ぎなかった。
しかしある日を境に妙な感情が表れた。
あの人のことを考えると何故か鼓動が早まる。
尋常じゃないほどに。
「ドイツさん…////」
ベッドでうずくまった。
早まる鼓動を抑えられないでいる。
下半身が熱くなり、息は荒い。
「はぁはぁ…////…好き♡大好き♡♡」
「あ…////ぅ…んう♡」
在るはずもないあの人のことを想いながら、絶頂に達した。
シーツや指が白濁液で汚れても羞恥心はない。
あの人のことを想えることで十二分に満たされているからだ。
この感情の抑え方は分かっていない。