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20XX年7月XX日
この日の放課後、俺を含めた三人の生徒が教室に残って居た。
俺、“井村隼人”は何処にでも居る漢字が苦手な男子高校生だ。この日は不運なことに学校で漢字テストが行われた。何の対策もして居なかった為、赤点を取ってしまい、補習を受けていた。
「(あ〜あ、折角頑張って勉強したのに赤点取っちまった。 日本人だけど、“漢字”苦手だし、ま、しょうがないよな … )」
そんなことを考えて居た時、後ろの席から、二人の話声が聞こえてきた。
「あのね、楓。最近他の子から聞いたんだけど …“ 私の事を好きな人が居るって噂がある”の、知ってる?」
「いや、知らないけど …。"香織のこと好きな人が居る"って誰から聞いたの?」
「え〜っとね …、別のクラスの子!」
「へぇ … 。まぁ、香織、人脈広いもんね。」
「まあね!どのクラスにも最低?一人は知り合いが居るから、結構色んな情報が 入って来るんだよ!!」
「流石、“歩くネットワーク”だね(笑)」
「( *¯ ꒳¯*)フフンでしょ!✨️」
話し声の正体は俺のクラスメイトので“水瀬香織”と“鈴村楓”だった。二人は前後に成る様に椅子を向かい合わせにして、恋バナをして居た。
「(笑) … で?」
「え … ?」
「いや、“え?”じゃないでしょ。 流石に“誰なんじゃないかなぁ … ”ぐらいの予想は立ててるんじゃないの?」
「あ〜、それがね、わk(((」
水瀬の言葉を遮るように俺は言葉を発した。
「なぁ、お前らさ、少しは声のボリューム下げてくんね? どんどん五月蝿くなってて集中出来ねぇんだけど。」
俺は思っていたよりも少し苛ついて居た見たいで、声を荒らげてしまった。
「ごめん … 井村~!」
「ごめんごめん!!少し盛り上がり過ぎたかも。もう少し小さな声で話そっか!」
「は~い … !」
「ま .. まぁ、分かってくれたんなら良いけどよ」
俺は少し戸惑いつつ、また一枚のプリントとの戦いを始めた。
「(意外とすんなり引いてくれるんだな … 。そんな事より今は漢字頑張んねぇと。)」
「 … さっきの話の続きでさ〜」
「うんうん。」
「誰が私のこと好きなのかまでは分からないんだよね~。」
「そうなの!?」
「うん。」
少し時間が経ってから、今度は小さめの話し声が聞こえてきた。
「(マジで声小さくしてくれてる。)」
この時、俺は有り難いと思いながら敵との戦いを繰り広げて居た。
俺は、この後起こる出来事など全く予想して居なかったのだ。
次回 「別視点」
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
#完全オリジナル作品
ユリ
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コメント
1件
第2話読んだよ〜!📖✨ 補習中の隼人のイライラと、香織たちの恋バナの温度差がリアルで笑ったw 「歩くネットワーク」って呼ばれてる香織、キャラ濃くてすでに好きかも💕 隼人が声荒げた後の「…意外とすんなり引いてくれるんだな」って心の声、ちょっと可愛かった(笑) 次回「別視点」ってどういうこと?めっちゃ気になる!続き楽しみにしてるよ〜!🌸