テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
めっちゃむいねず以外描きたくなっちゃった、、あ、最初はむいねずですね。それでは!!どーぞ!
注意⚠️
・伽羅設定壊滅
・柱稽古編と思ってお読みください
それでも良い方はどうぞ🤲
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ごめん!時透君!!今日一日禰󠄀豆子と遊んでくれないかな、、?」
︎ ︎ ︎ ︎焦りながら炭治郎に言われた。どうやら禰󠄀豆子は全く皆に遊び相手にしてもらえないらしい。まぁ、稽古で皆忙しいんだろうな…。そんな呟きを心の中にしまう。
「いいよ。丁度暇だったし」
炭治郎のお願いなら聞くしかない、そう脳が言う。
「ありがとう!!時透君!!」
大きな声で感謝を伝えられるのは気持ちが良くなるにつれ、口角が上がってしまうのは仕方あるまい。炭治郎が禰󠄀豆子を蝶屋敷から僕の屋敷へと運ぶといい、僕はそれを否定し自分で運ぶと言葉にすると炭治郎は申し訳なさそうに感謝を伝えられ何処か遠くに行ってしまった。
「蝶屋敷、禰󠄀豆子しかいないのかな、、」
そんな疑問を解いてくれるのは蝶屋敷に着いてからだった。
蝶屋敷に着き__.
︎ ︎ ︎ ︎障子の和紙が破れないように優しくノックする。そしたら、
「はい。今行きますので少々お待ちください」
丁寧な言葉遣いをする声が聞こえた。胡蝶さんの嗣子かな?
「何のようですか、、って…霞柱様じゃないですか。どうしました?」
「炭治郎に禰󠄀豆子の遊び相手になって欲しいって言われて来たんだ」
「!!それは感謝し難いことです。今丁度禰󠄀豆子さん誰とも遊べずに泣いてしまっていて、、」
「……(想像していたよりも大変そう、、)」
障子の奥には青色の蝶の髪飾りを二つ付けた子が居た。なにやら、今の禰󠄀豆子は相当構ってちゃんらしい。
「それでは、禰󠄀豆子さんをお呼びしますね」
お辞儀を深くされ遠くへと姿が消える。…さて、僕の身は持つのだろうか、でも引き受けたのは俺だからちゃんと遊んであげないと。
「禰󠄀豆子さん、たくさん遊んできてください!霞柱様も、相手頑張ってください。それでは」
そう言われ障子がゆっくりと閉められる。にしても、背がほぼほぼ近い、、。こんな大きかったけ?そんな疑問を頭に入れながら自分の屋敷へ向かった。
何だろう。すっごく気まずい、、。まず話すことがない。そして禰󠄀豆子は言葉が曖昧でどう反応して良いのかがわからない。
「、、えっと…な、なま、、え…なぁに、、?」
気まずい空気を壊したのは禰󠄀豆子。自分の名前を尋ねて来た。
「名前?時透無一郎だよ」
「とき、、、????」
わかってないよね。そう思い少し立ち止まって名前を覚えさせることにした。
「と」
「と」
「き」
「き」
「と」
「と」
「う」
「う」
「時透、繋げて言ってみて?」
「ときとー、、」
「、、さっきよりは言えてるから下の名前覚えよっか」
「うん、、!」
「む」
「む」
「い」
「い」
「ち」
「ち」
「ろ」
「ろ」
「う」
「う」
「無一郎、いえる?」
「む…いちろ?」
「!言えたじゃん!すごいよ禰󠄀豆子!」
「や、、たぁ…!!」
禰󠄀豆子が嬉しそうにわいわいするところを見て自然と笑みが溢れる。プライドかはわからないが、自分の名前を覚えて欲しいと思い、何回も一つ一つ自分の名前を区切って発音させた。そしたら、
「ときとーむいちろー!」
名前を覚えてもらった達成感と言えた言えたと何回も連呼される自分の名前を聞いてすごく心が癒された気持ちでいっぱいいっぱいだ。
「禰󠄀豆子って折り紙好き?」
「お、り、、が、み…す、すき、!」
「そっか!じゃあ、俺の屋敷まで競争しよ?」
「う、ん!」
スタートと同時に走り出す。最初禰󠄀豆子は足が遅いかと思い手加減した、、。が予想の斜め上を行かれた。まだ鬼なだけあってめちゃくちゃ早い。手加減は無駄だったかと心の中で呟き、本気を出して走る。結果、少しの差だったけど俺の勝ちで終わった。
「むいちろー、おりがみ…したい!」
「取ってくるからちょっと待ってて」
確か隣の部屋に、、、あ、あった。早く持って行こ。
「持ってきたよ、、、って、(…小さくなってる…)」
なぜかは知らないけどさっきよりも小さくなってて、大体僕の膝くらいまでの背になった。
「…禰󠄀豆子そんなちっちゃくなってどうしたの?」
「あそ、、ぼ!」
「……」
兎に角遊んで欲しいらしい。仕方なく胡座をかく。そしたら禰󠄀豆子が僕の脚の上に乗って来た。少しびっくりしたが、禰󠄀豆子に問う。
「いつも遊んでもらう時はこうなの?」
「うん、、、お兄ちゃんと…遊ぶ、、ときは、いつもこー、、なの!」
そっかと優しく返事を返す。
「そう言えば禰󠄀豆子はなに折りたいの?」
「かみ、、ひこーき、!」
「わかった。じゃあ俺の真似して折ってよ?」
「うん!」
一生懸命に折り紙をしている禰󠄀豆子を見て少し笑みが溢れた。
「(もっとこんな時間が続いてもいいな)」
そう思った俺は休みの日を禰󠄀豆子と遊ぶ時間を作るようになった。
〜オマケ〜
「と、時透君、、、」
「どうしたの?」
「禰󠄀豆k「ダメ」、、、、、」
「今日は僕の家で泊まらせていい?」
「そ、それは…時透君に迷惑かけちゃったらわるいし「そう?禰󠄀豆子全然素直でいい子だよ?」そ、それはそうなんだけど、、」
グイグイと圧をかけてくる言い方に少しビクっとする。でも、俺も俺で禰󠄀豆子を一日中預かって欲しくないプライドがある。その意地が張っているのだろう。
「炭治郎はゆっくり休んでるといいよ!」
ニッコリと笑い禰󠄀豆子をどうしても泊まらせたい時透君と自分のプライドが張り合って頭が混沌とする。
結果、時透君の圧に自分が負けてしまった。渋々俺は時透君の家を出てしのぶさんの蝶屋敷へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オマケ追加いたしました!めっちゃ大満足でございます☺️それでは!バイゆゆ~!!
25/08/07(木) オマケ追加
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!